とりおたです。クセナーレンズの続きです。
タングステンフィルムなる、人工光のもとでカラーバランスが合うタイプのフィルムで夜景を撮ったらどうなのかなと、いろいろ実験していたころのものです。今はたしかタングステンフィルムはもう生産終了してしまったのかな?おそらくは普通には手に入らないのではないかと思います。
タングステンフィルムなる、人工光のもとでカラーバランスが合うタイプのフィルムで夜景を撮ったらどうなのかなと、いろいろ実験していたころのものです。今はたしかタングステンフィルムはもう生産終了してしまったのかな?おそらくは普通には手に入らないのではないかと思います。
本栖湖の富士山がなぜか好きで、本当にここにはよく通いました。まだ車もないころ、200CCの小さなバイクで、所々凍結している路面の氷をよけながらここまで来て撮ったものだったと思います。本栖湖は湖面がいつも波立っていて、逆さ富士になることも少なかったです。たしか露出は30分くらいかけたような記憶があります。
これが撮れたおかげでよくここに通うようになり、たくさんここで撮りましたが、同じところに通って、同じようなカメラで、同じような構図で撮っていたら、それは飽きて行き詰まるというのは今考えると目に見えて明らかです。比較的うまくいった自分の写真を追いかけてしまい、その結果自分の写真の縮小再生産になってしまう。写真を楽しめなくなり、続かなくなった原因の大きな一つがこれだったようです。
クセナーレンズの話を何にもしてなかったですね。先の記事で、黄色がきれいに出なかったということを書きましたが、同じクセナーでもIII型と最後のVb型ではコーティングも違うので、そのあたりは異なっているらしいです。そんなようなことにこだわりだすと似たようなカメラやレンズをやたらに集めてしまい、部屋の中が散らかりますから、気をつけないとですね。いろいろとっかえひっかえして気づいたことは、やはりカメラやレンズを変えても、撮り手が変わらなければ写真はそこまで変わらないなということです。それでも、他の方のブログを見ていて、おっ!このレンズはこんなにきれいに撮れるのか!欲しい!となってしまうのは相変わらずで、こまったものです。機材をシンプルに少なく絞って、素晴らしい作品をたくさん撮っている人にあこがれます。私もいつか、そうなりたい。
追記 最近は物欲がピタリとおさまり、いまある機材に感謝して撮影ができています。特に気に入っているのはニコンの、ニッコールオート50ミリ1.4です。これとEOS20Dがあれば十分です。カメラおたから、ほんとうにとりおたになってきました。
追記 物欲がないのに気が付くとカメラが増えています。困ったものです。
2 件のコメント:
初めまして。
80年前のレンズでこんなにきれいな写真が撮れるなんてビックリです。
現像に出してデジタル化してblogにupとはすごい。
とりおたさんのカメラの腕と知識に感心致しました。
ユメミーさんコメントありがとうございます。決して難しいものではないので、やり方をいずれここで書かせて頂こうと思っています。
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