こんにちは、とりおたです。
このところ夜の写真が多くなってきました。富士山方面はくもりとのことで、韮崎市の方面にある、甘利山に向かいました。ここは車で山頂付近まで行けてしまう、らくちんな撮影場所です。しかし、冬季閉鎖のゲートのあるところを越えると、電灯がなくて真っ暗です。本当は空気が澄んだ冬に、ここを歩いて登って、星や夜景、明け方の空の色の変化などを撮ってみたいとずっと思っていますが、臆病なのでまだ実現していません。
前にも書きましたが夏は葉っぱが生い茂って森の中が暗くなり、冬とは違う不気味さがあります。ありますが、最近夜中に山によく行くので慣れてきた感じもあります。
山梨の夜景と言えばフルーツ公園が有名ですが、ここも負けていない、穴場的な場所です。狭い道を山奥までずんずん行かないとならないので大変です。熊出没注意の表示もここはたくさんあります。日によって心のコンディションが違うので、こういう看板を見て怖くなって帰ってしまうこともありますが、ゆうべはなぜか大丈夫でした。
山頂付近の駐車場に、二台の車が来ていて、ここでまたほっとしました。眠っていらっしゃるので、おこさぬようになるべく静かに準備して山頂へ向かいます。三つ峠とは違い、山頂まで10分かかるかどうかというところです。
ここはツツジで有名な場所で、もう咲き出していました。10年前にはなかったネットが登山道の両脇にあり、ツツジを守っています。道も以前より整備されています。ネットは、自然の中に来た!という感じをだいぶ損ねてしまいますから、残念なのですが、それだけツツジを採ってしまう人が多かったということなのでしょうか。
とりおたはやはり、花より団子より、夜景です。ずんずん上に向かいます。登山靴がなくてもここは大丈夫と思いますが、せっかくもってきたので履いていきました。何匹か何頭か茂みのなかに動物がいて、ガサゴソガサゴソいっていました。前だとひたすら怖かったのが、ゆうべは、逆に動物の立場になって考えることができました。夜中に静かに休んでいたのに、ランプつけて登ってきて、おどかしてごめんね。そんな念波を送りつつ登りました。
このブログの最初に載せた写真のような感じです。月はありませんが。
これは駐車場の前です。すこしホワイトバランスをさっきのものと変えました。すこしじゃないかな。
前回もフィルムでも撮りましたが、大失敗しました。ですので、失敗を生かし、デジカメで撮ってわかった露出をマネして撮るというやり方にしてみました。うまく写っていてくれと祈るような気持ちです。
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