こんにちは、とりおたです。
毎年梅雨時に、ジワジワ暑くなってくるころ、逆にガンガン運動して、夏バテ知らずに過ごしてきたのですが、今年は先にバテてきてしまい、ヘロヘロになってしまいました。写真を撮る時間はあるのですが、体が動きません。困ったものです。
そこで仕方なく家の中に目を向けたところ、枯れかけた鉢植えで、また芽がでてきたのがありました。ほぼ一度全部枯れたような感じだったのですが、枯れた茎や葉を全部切って、なんとかよみがえるようにと祈りながら、適量の水と肥料をあげていたら復活してきました。
いったんあきらめた植物が復活してくると嬉しいものです。とりおたは、すぐ植物を枯らしてしまっていたのですが、水をやりすぎということに気づき、枯れそうなギリギリになってから水をやる方式に変えたことで、植物がもつようになりました。シクラメンの鉢植えで、今、5年目のものがあります。
今は小さな葉っぱがいくつか出ているだけですが、大事に育てて、大きくなってくれたらなと思っています。
枯れた鉢植えが復活
EOS-1D Mark II
とりおたです。
EOS20Dに不満はないのですが、いろいろ調べていくと、あまり耐寒性がよくないようで、さらに調べていくと、やはりフラッグシップ機は良いということのようです。仕様としてはフラッグシップ機でも氷点下での作動は保証していないのですが、実際にはかなり寒いところで活躍している様子です。そこで、古いのでいいからEOS-1Dを一台試してみようと、長いこと思っていました。まだ寒い季節ではないですが、雪国育ちのとりおたとしては、一番撮りたいものが雪景色なのです。星もやはり寒い時期がきれいですし。
初代にするか、Mark IIにするか
初代は約400万画素と、今から考えると少ないのですが、EOSで唯一CCDのセンサーを持っていて、色が美しいということで興味がありました。そのかわり電池を食うのだそうです。Mark IIは、CMOSのセンサーで約800万画素。とりおたはデジカメ初心者なので、画素のことはよくわからないのですが、Mark IIのほうが電池もちはよいとのこと。寒いところで使うのが一番の目的なため、寒さで電池の能力が下がることを考えると省エネのMark IIがいいのかなと。また、CFカードしか使えない初代と、SDカードも使えるMark II。CFカードは高価なので、安く買えるSDが使えるのはありがたいです。そんなこんなでMark IIのほうに傾いていきました。しかし独自の深みのある色合いの初代というのも捨てがたい魅力でした。どちらでもいいと思っていましたが、たまたま安くて状態のよいものがMark IIのほうで出てしまったため、こちらを入手しました。
ニコンのアダプターが使えない
いつも20Dでは、アダプターを介して、ニコンの古いレンズを使っているという話を何度も何度も書いてしまいました。特に、50ミリ1.4のレンズが、感じたものを感じたように表現できる、とてもおきにいりのレンズになりました。なので1Dにも当然これをつけて撮ろうというつもりでいたのですが、残念ながらエラー01が出て使えません。しかたなく、純正のズームレンズをつけて、テスト撮影に出かけました。櫛形山でテスト撮影
久しぶりに水の流れを撮りたいなと思って櫛形山まで行ってきました。1D Mark IIのよいところは、拡張で感度50が使えるところです。感度を下げることでシャッター速度を遅くできて、こんなふうに水の流れをブラして表現ができます。これは、ありがたいです。
こんな感じのうっそうとした森です。
写りには関係ない部分ですが、シャッターを切ったときの感触がとてもよく、いい気分で撮ることができます。もう修理のできないものですから、大切にていねいに扱って、できるだけ長く活躍させてあげたいです。
妙法寺のあじさい その2
こんにちは、とりおたです。
きのうは、ローライコードの使い方の記事のために
続けて妙法寺に行き、デジカメでもついでに撮りました。曇り空で、あじさいにはしっくりくる感じの絵が出てきたので、こちらのほうも掲載します。
ひさしぶりに、rawセラピーではなく、キヤノン純正のソフトで現像しました。だんだん現像にも慣れてきて、思うように調整できるようになってきました。
ローライコード 使い方
こんにちは、とりおたです。
二眼レフのブログなのでたまには二眼レフを使ってみよう。どうせなら使い方も詳しく書こう。そういう気持ちになったので、できるだけ初めての方でもわかりやすく書いてみたいと思います。ローライコードと言ってもいろんなのがありますが、私の持ってるのはおそらくIa型と呼ばれるものです。この型番により多少操作方法が異なりますが、このIaは国産の二眼レフがかなり真似をしたもので、この型で使い方をマスターすると、同じ方法で使えるものがたくさんでてきます。操作方法はやや初心者向きではないものの、そこまで難しいわけではありません。
基本事項
カメラを正面から見たところです。赤の矢印はシャッター速度を調節するダイヤルです。100は、100分の1秒を意味しています。黄色の矢印は、絞りを調節するところです。数字が大きくなるほど絞りが絞り込まれ、小さくなればなるほど大きく開いていきます。
おおまかに言うと、このシャッター速度と絞りを適切に組み合わせることにより、適正な量の光をフィルムに当てて絵をつくります。シャッター速度を速くすると、それだけ光の量は少なくなります。ですので明るいところではシャッター速度を速く、暗いところでは遅くということになります。絞りも同様で、暗いところでは絞りを開き、明るいところではたくさん絞る、ということです。プロやベテランはこれを勘でピッタリ合わせるのですが、とりおたは素人ですので、露出計を使います。
あ、だいぶ説明が脱線しました。
赤い方向にレバーを動かすとシャッターがチャージされます。そのあと、黄色の方向にレバーを動かすとシャッターが切れます。巻き上げとシャッターチャージは連動しておらず、別々に動かすので、巻き上げを忘れてシャッターを連続して切ってしまうと同じコマに写真を重ねて撮ってしまう失敗が起こります。私も実はよくやります。昔、テレビのワイドショーなんかで出てきた心霊写真はおそらく、この方法で撮っていたのではないでしょうか。
シャッターを切るときに、ボタンを押すのではなく、レバーを横に動かすということは、明らかにカメラがブレやすいです。カメラを動かぬように保持しながらレバーを横に動かす。先ほど初心者向きではないと書いた理由の一つがこれなのですが、とりおた流ブレにくい撮り方を長年の研究から編み出したのでご紹介したいと思います。
こんなふうに、左手でカメラの底を包むように持ちまして
実際には緑の矢印の方向にレバーを動かすわけですが、気持ちというかイメージでは、青の方に動かすつもりで、ごくごく弱い力で、最小限の動きでシャッターを切ると、ブレないでうまくいきます。これは、フィルムを入れる前に、よく練習しておくとよいと思います。とりおたはおたくなので、その昔ありえないくらいの練習をしていました。
フィルムの出し入れをするときは、つまみを緑の方向に引っ張ります。
裏蓋を開けたところです。少し暗くて見にくいですが、下の方にスプールが入っています。撮影の準備のためにはこれを上側へ移動しないとなりません。
こんな感じに外して
上側にスプールを入れておきました。これで、フィルムを入れる準備ができました。
フィルムの入れ方
ではいよいよフィルムを入れてみます。買ってくるフィルムは、ブローニーフィルムとか120フィルムとか言われてるものです。もう売ってるところもすくなくなりましたが、私は近所のカメラのキタムラで買っています。近くにお店がなければAmazonなどでも入手できます。今回はフジカラーの感度160のネガフィルムを使いました。袋から出したところです。シールでとめてあるので
それを破って
こんなふうにして、カメラの下側にフィルムをセットします。
この向きに入れます。向きを間違うとえらいことになります。いれたら、フィルムをゆっくり引っ張って、先ほど上側にセットしたスプールにひっかけます。
スプールの隙間に、紙を入れて、巻き上がる状態にしたら、ほんの少し巻き上げノブで巻き上げて、巻きだるみを取ってから、蓋をしめます。やはりこのへんは、動画でないと難しいかな?
カメラの底です。赤窓があるのでこれをのぞきつつ、フィルムを巻き上げてゆきます。ここで、一点注意することがあります。
赤の矢印が、フィルムを巻き上げるノブです。巻き上げていくと、途中でロックがかかって巻けなくなりますので、そのときは、ノブの真ん中がボタンになってますから、そこを押します。そうするとロックが解除されて、また巻けるようになります。そうやって何度かロックを解除しつつ巻き上げてゆきまして
赤窓を見ながら巻き上げてゆきますと、このように黒い点がでてきます。これが段々と小さな点になってゆきますので、そうするとゴールが近づいてます。巻き上げ過ぎに注意です。
ここまできたら、ゆっくり巻かないと行き過ぎてしまいます。大切なことなので二回言いました。
こうして、この「1」の数字が出たら、準備完了です。赤窓から光が入るかもしれないので、ここまできたら赤窓にフタをしておきます。
これで、撮影準備が整った、と思いきや、まだやることがありました。このままの状態ですと、フィルムのカウンターがめちくちゃな位置にあるはずです。これを「1」にしてやる必要があるわけです。そのためには
赤い矢印が指しているのが、先ほど述べた、巻き上げのロックを解除するボタンです。このボタンをおしたまま、緑の矢印の方向にその下の丸いやつを動かします。そうするとスコンという音がしてフィルムカウンターが「1」になります。
これで、撮影の準備が整いました。
撮影
写すためには、構図を決めてピントを合わせないとなりません。カメラを後ろから見たところです。赤い矢印のところがロックになってるのでそれをちょっと動かすと、ピントフードを上げることができます。
ピントフードをあげて、ルーペも中から引っ張り出したところです。再びピントフードを収納したいときは、先にこのルーペも収納してやってください。でないとルーペが壊れる原因になります。昔のカメラはいろいろと大変ですね。この状態で、上からのぞくと、前が見える。初めてだと不思議な感覚になりますね。また、左右も逆に見えてるので、それも最初、戸惑うかもしれません。こうして上からのぞきながらピントを合わせます。合わせ方は
さっきも貼ったこの写真の、緑色のノブを回してピントを合わせます。スマホなんかとは異なり、あまり被写体に接近することができません。最短で約1メートルくらいです。それより近いとピントを合わせることができません。
ピントより先に決めないとならないのが露出の決定でしたね。以前スマホのアプリの露出計の使い方を記事にしたので、こちらも参考にしてください。
スマホアプリの露出計
今回はフィルム感度160のフィルムを入れたので、ISOは160にセットしています。そして、ローライコードは古く、あまり高速なシャッターを持っていないため、明るい昼間にあまり絞りを開けると撮影不能になりますから、とりあえず絞りを中間くらいのf8にしてみました。そうするとシャッター速度を125分の1秒にしろとの露出計の指示ですね。ところがローライコードは、125分の1秒がなく、100分の1秒しかない。こんなときは、どうするのでしょうか。
とりおたは、このくらい誤差なのでたいしたことはないと、普通に100分の1秒にして撮ります。それでそんなに困ることはなかったです。
そこで、露出計の指示通りに、カメラをセットします。
ここで一点また注意があります。一度シャッターをチャージしてからのシャッター速度の変更は、内部メカに負担をかけます。2ちゃんねるで見ると、これは賛否両論ありましたが、カメラを大切にしたいのであれば、一度シャッターチャージしたらシャッター速度は変更しないようにしたほうがよいと思います。また、このローライコードは80年ほど前のカメラです。最高速度の300分の1秒のシャッターは、強いバネを使って駆動するので、これも内部メカに負担をかけそうな気がするので私はできるだけ使わないようにしています。
シャッター速度をチャージしてから露出を変えたくなったときは絞りの方で調整しましょう。
露出が決まったら、構図を決め、ピントを合わせて、シャッターを切ります。これでやっと一枚撮れました!
撮ったら、二重写しの失敗を防ぐため、巻き上げておきます。一枚ごとにロックがかかるので、ロック解除ボタンを押してから巻き上げます。そうすると、またロックがかかります。そのロックによって
一コマ分巻き上がったことがわかるので、便利です。もっと古いタイプですと、全てのコマを赤窓見ながら調べます。うっかり巻きすぎると戻せないので、自動的にロックがかかるのはありがたいです。
撮影が終わったら
撮り終えたら、35ミリフィルムのカメラですと、巻き戻すという作業が入りますが、ブローニーフィルムは、巻き戻さずそのまま巻き取ってしまいます。撮り終えたらしばらくしつこく巻き上げ続けて、もう完全に巻き取れたなというところで裏蓋を開けてフィルムを取り出します。ちなみに、枚数は、12枚撮りです。12枚撮り終えたらひたすら巻き巻きします。こんなふうになってるはずです。
巻きがほどけてしまわないようにシールで留められるようになってます。初めての方でも、説明がかいてあるので、大丈夫と思います。富士フイルムはシールで留めますが、コダックだと切手のように水で濡らしてのりにするやつです。そんなに違わないですが。ここまでできたら、できるだけ早めに現像に出しましょう。
今回撮ったものも後日アップします。
やはり文章にすると、簡単なことでも難しそうになってしまい、説明は難しいのだなということを痛感しました。こんなのでもどなたかのお役に立てば幸いです。
過去記事編集もできるようになりましたので、記事を新しくしないで、ここに写真を挿入できました。このあたりがMobloggerの優れているところですね。とても助かります。
今回、この絵が一番気に入りました。梅雨らしい雰囲気が出たと思います。
今回は、接写レンズをつけて撮りましたので、ローライコードとしてはかなり近接して撮っています。何もなしではここまで寄ることができません。といってもローライ純正のものではなく、国産のものを流用しています。
やはり予想通り、赤窓から光が漏れて、このようにかぶりを生じました。80年前の、あまりフィルム感度も高くなかった頃の赤窓ですから、いまのレベルで遮光できるかというと厳しいですね。なにもしないと初めの2コマはこんな感じにダメになってしまいます。赤窓の遮光性を上げる何らかの改造をしないとなりませんね。このあたりもまた研究して、報告できればと思っています。
追記 大切なことを忘れていました。この年代のローライコードは、「T」(タイム)と、「B」(バルブ)の2つでシャッターを切る場合は、シャッターチャージが必要ありません。ときどきヤフオクで、「タイムとバルブではシャッターチャージができません。故障しているのでジャンク扱いです。」と書かれているときがありますが、これは故障でない可能性がかなり高いです。シャッターチャージをしないで、そのままシャッターを切ると、タイムとバルブはちゃんと切れます。タイムは、一度シャッターを切るとシャッターが開いたままになり、もう一度切るとシャッターが閉まります。バルブは、シャッターを押しているあいだずっとシャッターが開いていて、シャッター押すのをやめるとシャッターが閉まるものです。このカメラの場合は、「押す」ではなくて、レバーを左側に動かすわけですが。
妙法寺のあじさい
こんにちは、とりおたです。ブログを書くようになってから、他の人のブログを読むことも増えました。そうしますと、せっかく面白いのに、長いこと更新が止まり、放置されているものもたくさんあります。とりおたも三か月やってみて、毎日更新する難しさをしみじみわかりました。
そんなことで、最近ネタもなくなってきて煮詰まってきたとりおたです。雨の写真を撮りたいけれども、カメラ壊すわけにいかないなと悩んでいたら、急に晴れてきたため、気になっていた妙法寺へとでかけてきました。
放光寺も、小さいながらも風情のあるお寺で、いい写真が撮れます。しかしあじさいの数では妙法寺がものすごく、ちょっとびっくりしました。
こんなに群生しているところは初めて見ました。雨上がりのしずくがキラキラ光って、なかなかフォトジェニックな情景でした。あじさいは雨や霧もとても似合うのですが。
洗濯機の分解掃除
こんにちは、とりおたです。
写真のことにかまけて生活のこまごましたことがおろそかになってきて、気になっていました。それではいい写真も撮れないのではないかと、気になっていた洗濯機の分解掃除に挑戦しました。参考にさせてもらったのはこちらの投稿です。勝手にリンク貼らせて頂きます。
洗濯機の分解清掃
こちらの動画がわかりやすかったので、さほど苦労することなく分解ができたのですが、二点ほど困ったことがでてきました。そのあたり、挑戦される方のお役に立てるように書きたいと思います。(くれぐれも分解は慎重に、自己責任にてお願いします。)
まず背中の二本のネジを外すと上部分が持ち上げられるようになります。そこから洗濯槽を外すためにまずプロペラ部分を外しました。
サムネイルにあんまり汚い写真が来ると残念すぎるので、これは洗った後の写真です。写真真ん中あたりにネジが見えると思います。このネジをドライバーで緩めるわけですが、完全にネジを抜いてしまいますと、プロペラを外すことが大変困難になります。わたしも延々苦労して、いろいろ検索をかけました。針金状のものをひっかけて持ち上げるなどのさまざまなやり方が紹介されていましたが、どれもだめで行き詰まったときに、教えてgooにいいことが載っていました。ネジを完全に外さずに、少しのこして、ネジ自体を持ち上げると簡単にプロペラが外せると。なるほど、合理的なやり方です!
見事外れました!見苦しい写真で申し訳ありません。これをこれからきれいにしてゆきます。
すっきりです。
プロペラを外したら、四つのナットがあり、メガネレンチを使って外すと、洗濯槽が外せるというわけですが、ネジを全部抜いたのに固くて外せない。ここで二つ目の壁に当たりました。また、懲りずに検索です。そうしますと、長年の汚れでくっついてしまってるのが原因なのだそうで、お湯をかけるとよいとのことでした。それで、お湯をかけてみたところ、すんなり外すことができました。
ビフォーアフターではなく、アフタービフォーになってしまいました。なにしろ汚れていました。
外れたら、念入りに洗いました。高圧洗浄機があると楽なのですが、ないので、つまようじなどを駆使しながら一箇所一箇所丁寧にやってゆきました。
完璧とはいかなかったですが、やらないよりはずっとよくなりました。あとは逆の順序で戻して完成です。いくつか端折ったところがあるのでそこは動画をご覧になってくださるとわかるのではないかと思います。
大掃除は日本では年末にやるしきたりですが、暑い時期のほうが汚れも落ちやすく、そういう意味では今の時期が大がかりな、水を使う掃除には適しているのではないかと思っています。やってみると案外楽しめました。