ジャンクレンズのお掃除

とりおたです。
ニッコールオートの50mmf1.4が気に入っています。7割がたそれで撮っているわけですが、いろいろググって見ていると、ニッコールオート50mmf2の方が写りがいいという意見がかなりあります。実際、それで撮られたものはいい感じです。しかし自分で使ってみるとよりはっきりわかるかなと、ずっと気になっていました。そうしますと、カビカビのものが安く出ていました。案の定誰も入札することはなく、わたしの元へやってきたのがこれです。




ニッコールオート50mmf2



ものすごく汚れているというのが伝わりにくいですが、肉眼で直接見るとかなり汚れております。今日もまた、よごれとりおたです。



はじめは、ウェットティッシュをさらに水につけ、がっちりしぼったもので全体を拭いていきます。




ニッコールオート50mmf2


これだけだとほとんどきれいになりません。白い文字が黄ばんできているのを、竹串やつまようじで突っつきたくなりますが、それをやりますと、もれなく汚れだけでなく、塗装も一緒に剥がしてしまいます。そのあときれいにタッチペンで直す達人も世の中にはいるようですが、とりおたの場合はそこまでの技術もないので、これを使います。








こいつを綿棒につけて、印字のところをこすっていきます。黄ばみがだんだん取れていきます。




ニッコールオート50mmf2



ニッコールオート50mmf2



写真で見るより実際はだいぶきれいになった感があります。中古レンズを買って汚れが気になるという方の参考になればと思います。



このレンズに関しては、内部がカビカビで、分解清掃が必要なレベルです。ヘリコイドも完全にグリスが切れており、無理やり回すとなにやら金属が削れる感じがします。50mm1.4はたいへんお気に入りのレンズなのですが、今回こちらを手にしてみて、こちらのf2のレンズの方がだいぶ軽いことがわかりました。少しでも軽くしたい山の撮影では、こちらの出番になるかもしれません。

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