とりおたです。
昼も夜もドタバタしていて、カメラを磨く暇もなくなってきましたが、最近放置していた、2台目のローライフレックスをまた磨きました。
以前は、手っ取り早くきれいにしようと、ピカールなどの研磨剤なども使ったりしていました。ところが、ピカールを使うと、塗装まで一緒にはがしてしまう。隙間に入ってしまい、ずっとにおいが取れない。など、いろいろと支障もでてきます。
クラシカルなカメラの風合いを維持しつつ美しくするためには、時間はかかっても、布でからぶきを長い時間をかけてやるのがいいという風に今は考えています。水を固く絞ってやるほうが汚れは取れるのかもしれないのですが、水分がネジの間に入ってゆき、サビる原因にもなりかねません。
思いっきり汚いときは、汚れがついたままゴシゴシすると傷をつけるので、そおっと。きれいになってきたら少し力を入れて、という風に気を使っています。また、力を入れないときれいにならないけども、力を入れたら壊れそうな部分の手入れについては、きれいになることよりも壊さないことを優先に考えて作業をしています。
よくヤフオクで、アルコールで消毒清掃しています、などという文言があるのですが、古いローライに関しては、本革を貼り革に使用していますので、アルコールなんかで拭いたらカピカピになってしまいます。また、プラスチック部品なども白っぽくなってしまうこともあります。できれば、貴重な文化遺産なので、手入れしてかえってダメにしてしまうということは避けてほしいなと考えています。
ローライフレックス スタンダード 2台目
こちらで紹介したローライくんです。
このときより多少きれいになってまいりました。
写真的にはあまり変化がないかもです。
研磨剤を使わずに磨いていますので、不自然な光り方をせず、大切に使い込まれているという雰囲気に
だんだんなってきたでしょうか。
もともと一年かけてきれいにしようというつもりでしたので、あせらず、あわてず、楽しみながら磨いて、ピカピカになったら修理に出したいなと思っております。
ローライフレックス スタンダード 2台目 その後
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6 件のコメント:
おはようございます!
いい味が出てますねえヽ(´▽`)/
レンズ周りの真鍮の色がまた、なんとも良いですねー
前の持ち主が、サンドペーパーかなにかで塗装を削り落としてしまっています。他にもいろいろと、首をかしげるようなカスタマイズ?を試みた形跡があります。それもまた歴史を感じさせて面白い!と、おおらかに考えて、自分なりに良いと思う手入れをしていこうと思っています。
真鍮の地金がでてきて、磨かれて光っているとかっこいいですよね。
ニコンF2ももう少し塗装がハゲてくるとかっこいいかなと思っています。
永い時間を経過したものっていいですよね。
大切に使い込まれている雰囲気を感じます。
いい感じになってきましたね~
文化遺産という認識を持っている人が少なくなってきているような気がします。
TVで車のレストアを見ていたら本来の機能を通り越し新品になってました。
なんか違うなと思っていたんです。
使い込んだ風合いが残っている方がかっこいいと私も思います。
おーたむさんのバイクのように、おーたむさんと共に過ごした時間が積み重なった相棒ではなくて、中古で手に入れたブツですので、まだまだこれから、そういう関係を築いて行きたいなというところです。
いいかげんな工具で開けようとして傷がついてるところとか、妙なところが多々あるのですが、奇跡的に、致命的なダメージは逃れており、おそらく修理に出せばかなり好調になると思います。時間はかかると思いますが、素晴らしい写真を撮らせてあげたいですね。
ユメミーさんこんばんは。
ユメミーさんのブログにあった、オプトンテッサーのローライが欲しかったのですが、なかなかちょうどいいタイミングで出会えず、こちらのさらに古いローライとご縁がありました。
人との出会いも物との出会いも縁ですので、1つ1つ大切にしていきたいです。
共感していただけてなによりです。
この、風合いを活かしながら美しいカメラに仕上げたいと思っております。
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