とりおたです。
ジナーSを入手してしまったら、リンホフくんが、「僕はもう要らないのかい」と言ったような気がしました。
いやいやそんなことは言っていないじゃない。これからもよろしく頼むよと、さびのお手入れをまた始めました。
一番気になっていた部分、ネジをおそるおそる外して、革をはがしてみました。
案の定ここが一番悲惨でした。
古いカメラを入手して、貼り革の中がもこもこに膨らんでるときは、革の下はほぼ、もれなくこんな様子になっていると考えて良さそうです。
竹串でいつものように地道にはがしてゆきます。
はがせばはがすほど、中の悲惨な状態があらわになってゆきます。
こういう作りのちゃんとしたカメラは、大切に扱えば一生ものどころではなく、次の世代まで使えるものなので、自分で所有しているんだというよりも、一時的にお借りしているんだというような気持ちが強いです。次の世代になるべくいい状態で渡してあげたい。
それにしてもひどいサビですが。
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