とりおたです。
飯盛山の記事は以前載せたのですが、その時一緒に、レンズのくもったスーパーセミイコンタでも撮っておりました。
なら写真クラブから返ってきたので、結果を掲載したいと思います。
なんてもったいつけるほどのものは一枚もありませんでした。
1930年代のカメラでありレンズなようです。もちろんコーティングなどありません。なおかつ、牛乳でも垂らしたかのように曇っています。
曇ってるといい感じにソフトになる時もある、と思って曇ってるまま使ってみたわけですが、こんなふうな、もやもやしたきたない描写になりました。
もしかすると微妙に手ぶれしてピントが良くないのかもわかりませんが、曇りのせいでもやけていることは間違いないでしょう。
この二枚が飯盛山からのものです。この山登りではフィルムを消費しきれなかったので、他のものもあります。
こちらは車山高原です。ちょっとデジカメの画像と比べてみましょう。
なんか古色蒼然とした写りもそれなりに味があるような?でももちろんデジカメのほうがすっきりです。
まあデジカメのほうにも、大昔のニッコールオートのモノコートのレンズをつけていますので、今風な写りではないかもしれないですが。
こちらは河口湖の紅葉です。比較的これはいい絵になったと思います。
やはりちゃんとこのカメラを生かしてあげるためには、整備に出さないとならないようです。
もしかしてこのブログにはじめて訪れてくださり、ん?スーパーセミイコンタってなんだろう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。上の写真のカメラになります。いかにもアンティークな感じです。
このカメラ、必要なネジが3本抜かれているのと、レンズを外すところのイモネジが、ネジ山が潰れている状態なので、整備に出しても修理不能で返ってきてしまうかも?
そんなわけでどうしたものか悩んでいます。なんとか復活させてあげたいですが。
スーパーセミイコンタで撮った飯盛山
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2 件のコメント:
どもども、とりおた殿。
スーパーセミイコンタといえば拙僧が20代末期の頃、新宿の中古カメラ屋や中野フジヤカメラで羨望のまなざしで見ていました。その後、時間が経過して自分にはネットオークションで投げ売りしている距離計レスのセミイコンタで十分だ、という結論に達するのですが。
やっぱり、クモリは困りますよね。街の鮮やかな原色やポートレイトでソフト効果を得ることができる場合もありますが、あまり良い経験はありません。なので、拙僧は傷やカビやバルサムには寛容ですがクモリは避けます。
イモネジがつぶれているとなると前オーナーがやっつけ仕事で弄ろうとしたんでしょうね。
蛇腹と距離計が健全なら何とかしたいところですが、その辺の工夫が上手い修理屋さんが見つかるとイイですね。
どもども、Rikkie師匠。
このスーパーセミイコンタ、距離計なしのものに匹敵する安さでした。
そうしたらやはりやばかったという。
こないだジナーの分解に失敗した際に、いろいろ調べていたら、ネジを単品製作してくれる会社が複数見つかりました。こういうところで作って頂いたのちに、修理やさんに預けるという流れで行けるのではないかなと推測しているところです。
あと、同じ645サイズの、距離計なしのものを入手しましたが、こちらは蛇腹に穴があるため、まだ試写ができません。距離計がないほうが明らかに軽いため、先日のような北岳などの、山奥深くへ入るときはこれの一択ではないかなと思っています。
たしかにおっしゃるとおり、カビやバルサムは大した影響が、今までの経験上なかったのですが、くもりはだめですね。きれいにではなく、きたなくもっさりとします。
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