ニッコールOオート35mmF2

とりおたです。


仕事で大きなミスをしたので 必死に取り返そうと頑張った一週間。エネルギーを出し切ってしまったため 日曜は近所で レンズのテストをしました。


かねてから 35mmの単焦点 Ai化されたものがあればなあと思っていたところ、いっぺい師匠が一本要らないと。


まずはお借りするという形にしていただき、ニコンD610に付けて持ってきました。





Ai化されたニッコールオートのレンズは 50mm F1.4と 300mm F5.6だったかな?F4だったかなの二本だけ手元にありました。300mmはそんなこともないのですが、50mmは ニコンD610につけると あまりいい色が出なくて悩んでおりました。


マルチコートになっていないからかな?とも思っていたので、今回もお借りしたのがモノコートタイプだったので 色があまり出ないのではないかと考えていましたら、こんな感じに白がとてもいい感じに来ています。(色はいじっておりません)


白がどんな風に出てくるかが 結構わたしは気にして見ています。これは想像以上に良かった。





35mmといえど開放にするとそれなりにボケます。周りの状況をほどよく説明しつつボケてくれるので これは使いやすいなと。

そして川の水面の 水玉模様のボケが気に入りました。狙って撮ったわけではないですが。





たくさん持っているニッコールオートの中でも この玉は一番好きかもしれません。たいへん気に入りました。





いつも ペトリレンズなんかを使ったときはコントラストを下げています。このレンズは コントラストの高いレンズのようなので、もともとの味を生かすべくそのままにしてあります。いつもゆるふわなので、たまにくっきりだといい感じに見えます。





北岳では、28-70のタムロンのズームを持って行ったのですが、35mmのところがしっくりくるなと思っていました。山ではできるだけ軽い方がいいので、重たいズームよりはこのレンズの方が サクサク登れて 元気にいい絵が撮れそうです。


もちろん山以外にも こんな感じでいろいろに使えそう。このレンズのおかげで初めて ニコンD610の良さもわかったような感じです。これで撮る星が楽しみです。

去年よりだいぶ楽な下山

とりおたです。


登山靴に インソール二枚入れて行ったところ、カカトにマメができなかった。足はいまのところ どこも痛まない。それだけでもありがたいのに アミノバイタルのおかげなのか あれだけきのう登ったにもかかわらず 筋肉痛がない。


これは なにかいつもとちがうぞ。
ただ、下りは 急なところで 大石ゴロゴロのところを歩きますから だんだん足の裏が痛くなるだろうことは想定していました。それでも、歩き始めから痛いのか、途中で痛くなるのかは ずいぶん違います。


山頂に再び立ってから帰れると思うくらい余力はありましたが、きっと後半足の裏が痛いだろうと考え できるだけ早く下りれるよう すぐ下山開始です。


小太郎尾根から富士山


おひさまが すこしだけ昇っていました。
ここからの富士山は山頂からより もっと様になっている気がします。


右俣から北岳


リュックをまだおろせる余力がありました。こんなすごいところを登ってきたのか。信じられないなと思いました。





もうすこし早く来たら 紅葉がもっと良かったのでしょう。





これはうまく写っててほしいなと 気持ちを込めての一枚でした。


けっこう あっという間に二俣まで下りてきました。さてそこから 

白根御池小屋→樹林帯

で帰るのか

大樺沢コースで帰るのか。


ここ最近樹林帯ばかり使いましたから若干飽きてきましたから 沢沿いの大樺沢コースで帰りましょう。


こちらのほうが 長い代わりに 斜度がかなり緩いです。登りもこちらにしておけばよかったかな?





沢沿いの景色もなかなかでした。しかし、ヘロヘロすぎて リュックを下ろしてカメラを出す というのがなかなかできませんでした。足の裏も予想通り 痛み始めました。


しかし 中敷き二枚の効果もあり 耐えられないほどではなかったので 一歩動いては休み みたいにはならなかったです。


登りよりもしんどい下り


去年の下りの苦労の記事です。
久しぶりに読んで 辛かったんだなと思い出しました。


北岳紅葉


秋ですね。


足の裏は痛みますが 歩みを止めるほどではなく サクサクと下りてきました。


沢が美しく いい絵になりそうなところがたくさんありました。三脚を出してスローで撮ればきっとよかったのですが、もうヘロヘロのボロボロで 前に進むのがやっと。これはもう やむを得ないですね。


でも 帰りの様子がわかるよう一枚だけ撮りました。





石がゴロゴロして急なところは特に足が痛いですが、この感じのところは 楽でした。

結局 肩の小屋から 4時間30分で広河原に到着です。去年の半分くらいの所要時間でした。お天気にも恵まれて 楽しい山旅となりました。

肩の小屋からご来光

とりおたです。


星を撮り終えて また毛布にくるまり あまり眠気を感じなかったのに いつのまにか眠っていました。そして 4:30ごろでしょうか。電気がついて スマホも使えるようになっていた。



ちょっとこれはやばいなと思う寒さ。
あわてて 持っている服を全部着ました。

ご来光を時間を気にせず撮るため 朝ごはんは 無しにしていたのでした。カロリーメイトを1本だけ食べて またカメラと三脚を持って外へ出ます。





しばらく待つと こんな感じに光芒が現れました。





この微妙な青の時間。寒さもしばし忘れる感動。


そして 日の出を待ちます。





来ました。





ご来光を見ると なにかエネルギーもらえますね。8時間歩いた苦労も報われた。


朝 山頂に行き 八本歯の方を回って帰るという人が何人かいましたが わたしは このまままっすぐ下山することにしました。


無事に下りられるかな。一番心配な下り。


北岳で満天の星空

とりおたです。


三連休は月曜で終わりなので その月曜に泊まる人は比較的少なく 山小屋もそれなりに空いていて 毛布もいっぱい使える状態でしたが それでもかなり寒く なかなか寝つけません。


しかも眠気も飛んでしまい困った。でも体を休めなくちゃと 目を閉じて考え事をしていたら いつのまにか眠っていて 目が覚めたら0時。夜明けまではかなり間があります。


さてどうしたものか。星 出てるかな。
撮りに行っちゃおうか。でもみなさんすやすや眠ってる。起こしてはまずいなと悩むこと1時間。


そおっと 音出さないように行ってこよう。

ちなみに、いつも山小屋って いびきの大合唱で 先に寝付けないと危険。今回は比較的静かで いびき あまり聞こえなかったです。

「初等ヤクザの犯罪学入門」というめちゃくちゃ面白い本がありまして その本によると、足を置くときに息を吸い 足を抜く時に息を吐く そうすると ミシッって音が出にくいということでした。細心の注意でみなさんを起こさぬよう 外へ出ます。

あ、これ 浅田次郎さんの本です。


外に出たら ほんと 月もない夜で 満天の星空。

さて撮影開始。





感度を いろいろに変えて 露光時間も3秒〜40秒くらいをいろいろに試しました。気づかないうちにピントが狂っていたりして、失敗写真を量産しました。





こちらは、ソフトフィルターをかけたものです。星がにじんで大きく強調されるとのことで、星の撮り方の本を見てやってみました。もうすこし広角があれば、この上に輝いていた オリオン座を入れることができたのですが、残念です。


いっぺい師匠から譲り受けた出目金14mmは あまりに重かったため家に置いてきたのです。次回は、14mmだけを持ってくるのも ありかなと思いました。


現代のデジタルカメラは、高感度性能が良いので、肉眼で見えない星も大量に写ってしまいます。しかし、できるだけ その場の雰囲気をそのまま伝えたくおもっています。そうすると 私の場合はあまり極端に感度を上げないほうがよいようで、D610でも十分すぎる性能でした。


1時間ほど撮って まずまず満足したので小屋に引き上げました。


初めて見たブロッケン現象

とりおたです。


肩の小屋に 要らない荷物を置かせてもらって 身軽になって山頂を目指します。

今回はいつもやらないことをいくつか試したのですが 一番効果があったかもしれないのが アミノバイタル。


運動前にとると良いらしいのですが、山の中腹で飲んでみました。これが効いたのか はたまたラーメンが効いたのか そして荷物も軽いので えらく楽チンに登れます。やはり荷物が重いことが 負荷をすごく増やしているとしみじみ思いました。


写真撮らないならもっと軽く、楽にたのしく登れそう。




肩の小屋の上はこんな感じです。岩だらけ。でも きつくない。ラーメンありがとう。





急なところは 登り始めてまもないところで 鎖場がひとつあるくらいで、比較的登りやすい。この写真は あとわずかで山頂、というところです。





なんとかここまで上がって来ました。時刻は 15:45ごろ。遅いですが、去年よりはずっとまし。

小屋の夕食に間に合うように早く下りよう。ご覧の通り眺望もきかないので。


下り始めたら、長野側は晴れて来て太陽が見え、富士山とか山梨側はまっしろけのガス。こ、これは、ブロッケン現象が見れるかも?とおもったとたん





おお 自分の周りに虹が!
あまりうまく撮れなかったですが これが噂のブロッケン現象。初めて見ました。





こんな荒涼とした道をゆきます。





ダイナミックに動く雲たち。日常目にすることのない風景。





レンズにつけたフィルターがきたなくて、ずいぶん写りを悪くしてしまったかも。


夕食の写真はないのですが お魚が出て だいぶ筋肉を酷使したので ありがたかった。あまりにもくたびれて 夕焼けの写真を撮りに行けませんでした。


そのかわり星はちゃんと撮ろうと思いつつ休憩です。


今回はウェットティッシュを持ってきていて それで汗を拭くことができました。お風呂がないので これで だいぶ違います。(星編へ続く)


牛歩戦術で どうにか北岳の山頂へ

とりおたです。


暇なのになかなか二連休を取れないため、泊りがけ登山になかなか行けないのですが、無理やり作ったチャンス。この間 靴底がはがれて 山頂に行けなかった北岳へふたたび。


前の晩の楽しみとしては カメラ 何を持って行くか。非常に悩み 悩んだ末今回はフィルムカメラを持って行かず D610一台に絞ることにしました。


昼間の写真を撮るには慣れているフィルムカメラのほうが 後から見て気にいる写真ができる率が高いです。しかし 夜の写真を 星を流さないで撮ることができるデジタルは魅力です。去年登ったときはまだ持ってなかったD610。感度を上げられるため どんな星が撮れるか楽しみ。


機材選びで悩んでしまい寝る時間がおそくなってしまった。で その流れで寝坊して、朝イチの乗り合いタクシーに乗れず ちょっと遅い 7:30ころの登山スタートとなりました。





歩き始めは まだ余裕があるため リュックを下ろして カメラを出して こういうものを撮れます。まだ光が回ってなく あまりいい写真にならないですが。いや結局撮り方がよくないのかな。


だんだん余力がなくなると 無駄にリュックを下ろせなくなり 撮らなくなってゆきます。


今回は トレーニングも全然出来てないため 牛歩戦術で行こうと決めていました。一歩、一歩、息が切れないようゆっくり歩く。そして なるべく筋力を使わずに登る。具体的には 歩幅を小さくということでしょうか。

そして今回は 大きめの登山靴に 中敷き二枚を入れての登山。ここ2年くらいで 山でカカトにマメができなかったのは初めてでした。足が痛くないことで いつもより余裕がありました。

のどがかわくのは危険と考えて 水は2.5リットル持って登ります。テント泊と間違われるような荷物になってしまいます。





しんどくなってきても よほどいいものに出会えばリュック下ろして撮ります。





樹林帯で眺望がきかないなか 延々と登ってきますので ここにくるといつもシャッター切っていますね。





白根御池小屋を過ぎると、ガスが出て来ました。今回は、比較的楽と言われる右俣コースから登ろう。


7回目の北岳ですので 全コース歩いたことがありますが 右俣がどんなだったかけっこう覚えていない。

で、歩いてみると たしかに草すべりコースより 斜度が若干ゆるく 歩きやすい。


初めての方はこのコースが よいのではないかと。

ここでも牛歩戦術です。こんなゆっくり登ってる人はいませんが ゆっくりでも一歩一歩進んで行けば いつか山頂に立てるはず。





どんどん視界が悪くなる





必死の粘りで、前回撤退を決めた 小太郎尾根まで来ました。富士山側はガスで何も見えないですが 仙丈ケ岳方面がクリアに見え ずっと霧の中を歩いてきて辛かったのが 一気に元気を回復。





肩の小屋 14:30に到着です。いやー良く頑張った。


で、ここを乗り越えて、北岳山荘に泊まろうと思っていましたが、自分の脚ではもう そんなに長くは歩けないと思ったため こちらに泊まって 荷物を置かせてもらい 身軽に山頂を狙おうかと。

空いてたので予約してなかったですが大丈夫でした。




小屋でラーメンを頂いて このエネルギーで山頂を目指します。(まだまだ続く)

三枚玉トリオターすごい

とりおたです。

間違って ペトリブログの方に記事をあげてしまい、あわてて消してこちらで書き直します。ラーメンではなく ちゃんと二眼レフの記事です。

とりおたの名をいただいた トリオターというレンズのついたローライコードで河口湖のコスモスを撮ってきました。


焦って失敗して フィルムの装填にやや失敗し 三枚のフィルムを無駄にして 9枚しか撮れなかったのは残念。


でも 驚くような写りに喜びが勝りました。















コーティングのない90年前のレンズ。逆光にはもちろん弱くてご覧の通りですが、淡い色調はコーティングなしレンズならでは?こってりに目が疲れたころにこれを見ると安心します。


しっかりメンテしてもらったのでまだまだこのローライくん 活躍してくれると思います。この色合いで紅葉も撮ってみたいです。

意外なおいしさ チキンラーメン

とりおたでした。

すぐおいしい すごくおいしい で有名なチキンラーメン。こんなに有名なのに買ったことがない。

で、インスタで インスタ映えスイーツとして紹介されていたので おお!と思って これは食べてみようと。

ところでこれスイーツなの?





写真のブログにチキンラーメンとはこれいかに。とは思いますが、これ、お湯を入れて待っても良いし 鍋で煮ても良いし なんと そのまま食っても良いと。

いやーいろいろ知らなんだ。


ググってみたらば チキンラーメン 登山 レシピ と出てきます。イタリアン風にしたり、みなさんすごいアイデアでおいしくいただいている。これは、視野が狭かったなと反省しきりでした。


登山で 山小屋に頼りきりなのを 少しずつテント泊へと成長してゆこうと思っていたところ、非常に心強い食材が見つかりました。まずは家でいろんな料理に使って研究しよう。


重い荷物を持てなくなってきているので、非常用テントであるツエルトを、メインのテントとして使ってしまう術を極めて、楽々 お安く 登って楽しむ計画もあります。なかなか泊まりでは行けないのですが、少ないチャンスを生かしていきたいものです。