牛歩戦術で どうにか北岳の山頂へ

とりおたです。


暇なのになかなか二連休を取れないため、泊りがけ登山になかなか行けないのですが、無理やり作ったチャンス。この間 靴底がはがれて 山頂に行けなかった北岳へふたたび。


前の晩の楽しみとしては カメラ 何を持って行くか。非常に悩み 悩んだ末今回はフィルムカメラを持って行かず D610一台に絞ることにしました。


昼間の写真を撮るには慣れているフィルムカメラのほうが 後から見て気にいる写真ができる率が高いです。しかし 夜の写真を 星を流さないで撮ることができるデジタルは魅力です。去年登ったときはまだ持ってなかったD610。感度を上げられるため どんな星が撮れるか楽しみ。


機材選びで悩んでしまい寝る時間がおそくなってしまった。で その流れで寝坊して、朝イチの乗り合いタクシーに乗れず ちょっと遅い 7:30ころの登山スタートとなりました。





歩き始めは まだ余裕があるため リュックを下ろして カメラを出して こういうものを撮れます。まだ光が回ってなく あまりいい写真にならないですが。いや結局撮り方がよくないのかな。


だんだん余力がなくなると 無駄にリュックを下ろせなくなり 撮らなくなってゆきます。


今回は トレーニングも全然出来てないため 牛歩戦術で行こうと決めていました。一歩、一歩、息が切れないようゆっくり歩く。そして なるべく筋力を使わずに登る。具体的には 歩幅を小さくということでしょうか。

そして今回は 大きめの登山靴に 中敷き二枚を入れての登山。ここ2年くらいで 山でカカトにマメができなかったのは初めてでした。足が痛くないことで いつもより余裕がありました。

のどがかわくのは危険と考えて 水は2.5リットル持って登ります。テント泊と間違われるような荷物になってしまいます。





しんどくなってきても よほどいいものに出会えばリュック下ろして撮ります。





樹林帯で眺望がきかないなか 延々と登ってきますので ここにくるといつもシャッター切っていますね。





白根御池小屋を過ぎると、ガスが出て来ました。今回は、比較的楽と言われる右俣コースから登ろう。


7回目の北岳ですので 全コース歩いたことがありますが 右俣がどんなだったかけっこう覚えていない。

で、歩いてみると たしかに草すべりコースより 斜度が若干ゆるく 歩きやすい。


初めての方はこのコースが よいのではないかと。

ここでも牛歩戦術です。こんなゆっくり登ってる人はいませんが ゆっくりでも一歩一歩進んで行けば いつか山頂に立てるはず。





どんどん視界が悪くなる





必死の粘りで、前回撤退を決めた 小太郎尾根まで来ました。富士山側はガスで何も見えないですが 仙丈ケ岳方面がクリアに見え ずっと霧の中を歩いてきて辛かったのが 一気に元気を回復。





肩の小屋 14:30に到着です。いやー良く頑張った。


で、ここを乗り越えて、北岳山荘に泊まろうと思っていましたが、自分の脚ではもう そんなに長くは歩けないと思ったため こちらに泊まって 荷物を置かせてもらい 身軽に山頂を狙おうかと。

空いてたので予約してなかったですが大丈夫でした。




小屋でラーメンを頂いて このエネルギーで山頂を目指します。(まだまだ続く)

2 件のコメント:

  1. どうもです。ふうたです。
    政治の世界じゃなくても使えるんですね、牛歩戦術。
    重たいカメラ機材を抱えて登るのは、普通の登山の人よりもハンディありますね。
    それにしても、リベンジ登山を成功されて、おめでとうございます。
    ブログを拝見していると、やっぱり北岳登山は半端なく大変なことが伝わってきました。

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    1. ふうたさんの応援を励みにがんばってます。おっさんのとりおたです。
      帰ってくると 思い出すのは楽しかったことばかり。だから再び山へいくと あー そういえば こんなにしんどかったっけ。と思います。

      でも いつもよりゆっくり歩いたため高山病にもならず 山の景色を本当に楽しめました。すごくよかったです。
      はやくもまた登りたかったり。

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