リンホフスーパーテヒニカV


こんばんは、とりおたです。
写真家の前田真三さんを大変尊敬しておりまして、あんな風に写してみたいと憧れたりしています。そうすると、同じカメラを使ってみたいと思ったりしますが、非常に高価なのであきらめておりました。去年の10月ごろでしたか、ヤフオクにものすごくきたないブツが出現しました。リンホフの値段としてはあり得ない安さで、でもきたないから誰も買わずに一ヶ月。ではうちにおいでと生活も考えずに落札してしまったのがこれです。



どんなに磨いても、塗装の腐食はどうしようもありません。サビが広がってはたいへんなので、耐水ペーパーで磨き、車の塗装の補修用のタッチペンで保護したりしているのですが、色がぴったり合わず、まだら模様になったりしています。そんなわけでもう売り物にはならないと思います。これでもかなりきれいになった方なのです。というか、きたないとこを写してないということですね。元はどんなかと言いますと



こんな様子でした。汚れ方から察するに、どうやら室内ではなく、車庫かなにかに放置されていた模様です。世界最高のカメラなのになんという扱いをされていたのでしょう。とてもかわいそうに思う反面、この状態でなければ決してとりおたの元へはやってこなかったということで、それも何かの縁なのでしょう。


このカメラは究極のアナログカメラなので、カメラは全く何もしてくれないです。その代わり、表現の自由度がとても高い。撮り手が力があれば何でも答えてくれる、という感じです。楽器で言うとバイオリンのようなものでしょうか。バイオリンのよいものは何百年と価値を維持しますが、このカメラはすでに暴落しつつあります。しかし、フィルムが流行らなくなったというだけの話で、これで撮れる写真の質が下がったわけではありません。私にとってはそこが大切なことです。こういった素晴らしいカメラがゴミ扱いされることなく、大切にされて後世にのこされていくように、頑張って素晴らしい写真をこれで撮ってあげたいです。



ゲスト その2


とりおたです。きのうは、気になっていたチューリップの花を撮りに遠くまで自転車で行きました。そしたら、枯れていました。残念。やはり、ハッとしたらすぐ行動に移さないとダメですね。また、カメラはいつでも持って歩かないと。ってこないだも書いた気がします。そんなこんなで全然ろくなものが撮れていないため、またまたゲストさん登場です。



食べたそうにしてるけども、それは甘々だから
お口に合うかわかりませんよ。




穏やかに眠っています。このような心で生きたいものです。



いずれフィルムで撮ったもの、二眼レフで撮ったものも載せられるようにしていきたいです。月と二眼レフなので。
月は最初だけでしたが。タイトルに偽りありですね。どうしたものでしょうか。