イースタインとの出会い
とりおたです。今日はカメラの話ではなく、ピアノの話です。友人のところに使ってないピアノがあって、いただけることになって、狭いアパートに無理やり置いてしまったのが2年ほど前のことです。これ、なんと粗大ゴミに出されたものを、ゴミ回収の人がもったいないと思って友人のところに持って行ったものです。それがめぐりめぐって私のところにやってきました。もうなくなってしまった、宇都宮にあったイースタインという会社のピアノです。U型というのは宇都宮のUをとったものらしいです。イースタインという名前の由来は、海外のピアノはよいものはスタインとつくものが多い。スタインウェイだとか。それで、東洋のスタインウェイを目指そうということでeast+steinで、easteinとなったとのことです。優しい音が特徴的なピアノです。
磨きまくり
ゴミに出されただけあって中も外も大変よごれておりました。とりおたは磨きオタクですので、とにかく、外せるところは全て外しての大掃除が始まりました。
内部にふりつもったほこりです。弦を外すなんてことはできませんので、すきまから綿棒で少しずつ掃除してゆきました。
見違えるようにきれいにはなりませんでした。やむをえないでしょうか。
鍵盤も外して、サンドペーパーで、くすんだ木の部分をきれいにしました。
アクションの中のスプーンという部品だそうです。ここがさびてるとペダルの動きが悪くなるとのことで、ここも一個一個磨きました。
ピンがさびていると鍵盤が最悪動かなかったりします。ピカールで一本一本磨きました。これが一番苦しい作業でした。
ここまできたらと、ネジ一本にいたるまでのさびとりです。まさに、さびとりおたです。自分でもバカだなと思いながら磨いていました。
黒い塗装部分は、車のコンパウンドで、細目→極細→超極細と段階を踏んで磨いていきました。大変ではありますがここは、目に見えてきれいになっていくので楽しい作業です。
ぱっと見、中古に見えないくらいにきれいになりました。最近カメラおたくになってしまい出番が減りましたが、変わらない私の宝物です。