こんばんは、とりおたです。先日櫛形林道で星を撮影した際に、フィルムでも二枚撮りました。たいへんに気合を入れて撮影し、とても仕上がりを楽しみにしていたのですが、なんと完全に失敗し、何を撮ったのかすらわからない状態になってしまいました。
露光時間を適正より大幅にオーバーしてしまい、失敗してしまいました。15年か20年くらい期限の切れたフィルムだったので、感度が低下しているのてばないかと勝手に判断して長めに露光してしまいました。ただこの不思議な色合い自体は気に入っていて、本当にこれは成功させたかったなと悔やまれます。ちょっと左端があかるいのは、これはおそらくフィルムホルダーの引きブタを引っこ抜いた際に、そのわずかなすきまから光が入り込んだもののようです。満月に違いと非常に明るいので、引きブタも全部引っこ抜かずに、すきまから光が入らないようにして撮らないとだめだなと思いました。
富士山と街明かりを入れたのですが、富士山はどこにも見当たりません。次からはデジカメで撮影して大まかな露出の値を算出してから撮影にいどもうと思っています。
大失敗
満月の夜
リベンジ
こんにちは、とりおたです。先日、三つ峠に夜登ろうとして、怖くて引き返してきました。昨夜は満月の夜でしたので、明るくて怖くないのではないかと、リベンジというほどではないのですが登りに行きました。
よくよく思い出すと、湿度が低く空がクリアになる冬しかほとんどこういう夜中の登山はしてきていなかったです。冬は木の葉が落ちるので森がスカスカになり、それで月明かりが登山道を照らしてくれて明るいわけですね。昨夜は満月であるにもかかわらず、森の木の葉が生い茂ってしまったため、光が通らず、ヘッドランプなしには登れない状態でした。
まっくろくろすけ
おそるおそる登ってゆきますと、森のなかでガサゴソ、ガサゴソと音がします。今、山梨では鹿がかなり増えているそうです。それであちこちで鹿らしきものが歩いています。はじめのうちは音がするとビビって立ち止まったりしていましたが、だんだん慣れてきてしまい、ガサゴソ言おうが気にせず、ずんずん登りました。そうすると高速で動く小さな真っ黒な動物が、目の前をすり抜けて行きました。イタチのような生き物です。これを勝手に、まっくろくろすけと名付けてしまいました。「まっくろくろすけ、でてこなくていいよ」と心で思いました。
お仲間
いかに満月の夜とはいえ、こんな夜中に山登りする人はいないであろうと思っていたら、下山途中で、大きなリュックに重そうな三脚をくくりつけて、汗だくで登ってきた人がいました。心細い夜中の登山なので、お仲間に出会えるとほっとします。一言ふたこと言葉を交わして、無事を祈りつつまた下りました。
例えば植村直己さんのような命をかけた冒険からすると、とりおたのような、夜に小さな山に登るというのはほんとにささやかな冒険です。
rawセラピー
今回は、はじめて、違う現像ソフトを使って見ました。rawセラピーというものです。無料でダウンロードできます。キヤノン純正の古いソフトでは、本当におおまかな調整しかできないのですが、このrawセラピーですときわめて細かい調整ができるようです。使って見て感動しました。ただ、パソコンの液晶があまりよくないため、パソコンでちょうどいいと感じた明るさが、iPhoneに移した時に明るすぎたりしてしまいます。なので、iPhoneにもってきたときにちょうどになるように何回も現像をやり直して見ました。こういう汎用ソフトは、カメラメーカー問わず使えるので便利です。いずれ使い方などレポートしたいと思います。