ゆりと朝顔

とりおたです。
山に登れるようにと少しずつジョギングなどして体を慣らしています。すると、空き地にゆりが見事に咲いており、汗だくのままカメラを持ってもう一回来てみました。あわてて来たので、メガネを忘れて、ピントをちゃんと合わせられません。(とりおたはデジカメでも、昔のマニュアルのレンズをアダプターでつけています)




めんどうなのでそのまま撮ったらやはりピンボケです。しかし、ニッコールオート50㎜1.4は、ピンボケが美しいのではないかと、過去の失敗写真から気づいておりました。今回も上手に失敗できた?




ゆり ニッコールオート50㎜1.4



今度からフィルムで使う際には、NDフィルターを使い、無理やり絞りを開けてみようかなということも考えています。そのくらい、この1.4の絞りでの写りがとりおた好みです。





ゆり ニッコールオート50㎜1.4




以前、このレンズをフィルムで使っておりましたが、いいレンズだと思ったことがありませんでした。いつも絞って使っていたため、開放付近での味のある描写に気づかなかったのです。なんとなく試しにデジカメにつけて使ったら、驚きの写りで、いきなり主役になりました。月と二眼レフで一番出番の多いレンズになっています。





ゆり ニッコールオート50㎜1.4




ゆり ニッコールオート50㎜1.4



この、ゆりたちは数日前に撮ったものです。あまりよく撮れてないと思い確認もしていなかったのです。さっきみたら意外にきれいで、これなら載せてもよいかなと思いました。失敗したなと思ってもその場で削除にはしないほうがよいということでしょうか。



そして台風の今日は、近所の朝顔を撮ってきました。こちらは135ミリです。50ミリほどの柔らかさは出ず、普通に写ります。




朝顔 ニッコールオート135㎜3.5





朝顔 ニッコールオート135ミリ3.5



歳をとったということなのか、時の過ぎるのが以前より早く感じます。虫の声も寂しくなって、秋が近づいてきています。秋ならではの情趣が感じられる写真を撮ってみたいですね。

韮崎の花火を甘利山から ニコンF2で

とりおたです。
南部の火祭りに続いて、次の日は韮崎の花火でした。やや疲れはあったものの、会場に入って人混みの中で頑張るのではなく、また山の中だと大丈夫かな?と思い、またまた甘利山に行ってきたわけです。そしてたまにはデジカメ全く使わないのもいいかなと、フィルムだけで撮ってきました。ニコンF2に、500円の望遠レンズをつけてゆきました。ニッコールオート200ミリf4のカビカビレンズです。



失敗だったなと思ったのは、半ズボンで行ったことです。あっという間に何箇所もブヨに刺され?噛まれ?たいへんなことになってしまいました。平地は暑くても山の上はそこそこに冷えますし、長袖長ズボンを用意して、できれば虫除けスプレーもあったほうがよいと思います。



そして、200ミリの望遠レンズをもってしても、花火がとても小さくなってしまいます。やはり混んでても、会場近くに行ったほうが花火は綺麗に撮れるのだなと思いました。今回は画質が悪くなるのを承知でトリミングしたものを載せます。




韮崎 花火 ニッコール200ミリ



言い訳をしますと、同じ所から何発も上がったので、それを撮ると花火が重なり、ぐちゃぐちゃな写真になることがあります。それをおそれて、一発ずつ撮ったら、迫力に欠けるつまらない写真になってしまったようです。





韮崎の花火 ニッコールオート200ミリ




韮崎の花火 ニッコールオート200ミリ




韮崎の花火 ニッコールオート200ミリ



やはりトリミングすると、画質が悪くなります。もう少し長いレンズが必要ですね。300ミリも安いのが見つかるかな。




韮崎の花火 フジクロームベルビア



韮崎の花火 フジクロームベルビア



大判カメラのリンホフに、100年前のレンズ、ベリートをつけて、それでも撮ってみました。せっかくのソフトレンズですが、絞ると普通の写りになってしまいます。レンズの良さも生かせず、残念な結果となりました。




韮崎の花火 ベリート




以前、フィルムだけで撮っていたころも感じたことですが、花火に関しては、古いレンズだと発色が思うようにきれいにいかないです。デジカメであれば同じレンズでもrawで調整することによりほぼ問題ないのですが。




それでも、花火を毎日撮れるわけではないので、貴重な経験を積めました。失敗に学ぶことも多いです。フィルムならではのいい写真を撮れるようにこれからも頑張ります。