ニコンF2 増強計画

とりおたです。
日曜月曜と、登山に行ける余裕があったのですが、あいにくの台風接近。これではあぶないかなと思っていたら、そうだ!東京行こう。と急に思い立って、新宿で中古カメラをフラフラと見てきました。



カメラ機材は、ブログを始めてからは、ほとんどがヤフオクで入手しており、東京まで出かけて買うことはありませんでした。カメラを見る目的で東京へ行くのは何年ぶりかです。



15年前と比較したら、中古屋さんの数も減りましたが、まだまだ元気に銀塩の機材がたくさん並んでいます。以前、到底手の出なかった高価なものも、頑張ればギリギリ手が届くかなという感じになっているものもあります。詳しく調べたわけではなくあくまで印象としては、定番中の定番のようなものはそこまで大きく値を下げてはいないように思います。ライカやニコンSシリーズなどですね。



今回は、欲しいものではなく要るものを買うという予定で来たのですが、やはりいろいろと関係ないものが欲しくなります。ジャンクの箱の中にあった、コンタックスRTS初代のボロボロのやつが2000円で気になりました。電池で動くものなので修理ができないと思っていたら、コンタックス専門の修理やさんがあり、RTSでも直してもらえるという情報をどこかで見て、それを覚えていました。



しばらく悩んだ末、今手持ちの機材で修理を待っているものたちを優先しなければと思い、なんとか踏みとどまりました。



他に気になったのはニコンFのジャンクです。ジャンクの内容はわからないのですが、どこかに不具合があるのでしょう。F2を持っているから必要ないのですが、FはF2にはない魅力がやはりあるような気がします。これも悩んで、なんとか耐えました。



そして、以前から気になっていた、ニコンF、F2用の、ソフトレリーズボタンを出してもらいました。




ニコンAR-1



これは、つけると、押す位置が高くなってしまうため、使いにくいのではないかなとも思っていました。ところがつけてみると、ものすごく押しやすく、かつ、ブレにくい感じです。これをつけないと、ボタンのまわりにある輪っかが邪魔をして、ボタンが押しにくい感じなので、あれば何気に役立つグッズですね。絶対要るかと言われるとなんとも言えないですが。



視度補正レンズもゲットしました。いくつかあるなかから試して、視力にあったものを選ばせてもらえたので助かりました。



そして、最後にフィルムを買いました。これも悩んで、フジカラーPRO400Hを三本。一コマたりとも無駄にせず、108枚きっちり、しっかり撮ろうと思いました。



実はもう1つ買ったものがありますが、それは別な記事にしたいと思います。ジャンクだったニコンF2が、修理したり、部品を替えたりして、ちゃんとしたニコンF2になってきました。秋に向けて準備万端です。

ファインディング・ドリー見てきました

とりおたです。そろそろすいてきた、ファインディング・ドリーを見てきました。月と二眼レフ初の映画レビューです。



とりおたは、あまり計画性がなく、行き当たりばったりの生き方をずっとしてきたので、いつも人から出遅れて、後悔の多い人生でした。



くよくよするばかりで、その人生の中で得られた、いろいろなこと、たくさんの人にお世話になったこととか、その時々、十分楽しんできたこととか、けっこう頭から抜け落ちていました。



ドリーも行き当たりばったりに進んで行きますが、その中でいろんな人(魚?タコ?)との出会いがあり、計画性がないがゆえに、ひとつひとつの出会いを大切に生きています。その瞬間、瞬間を大切に、生きています。そんな姿にたいへん共鳴しました。




そして、行き当たりばったりの自分の生き方も、これはこれでよかったのかな?と思えてきました。とても考えさせられるところが多かったです。




これは名言だなという、魂にずっしり響く言葉もありました。ニモも素晴らしい映画でしたが、ドリーはさらにまた深みを増したように感じました。




ちょっと登場人物?がうるさく、ハラハラする場面が多くて、見終わった後ぐったり疲れてしまうかもしれないですが、私は見てよかったなと思っています。ネタバレなしのレビューを書くというのは、非常にむずかしいものですね。まだ見ていない方に、できるだけ楽しんでいただきたく、ネタバレレビューに関しましては、もう少し時間をおいてゆっくりやってみたいと思います。



ヤフーのレビューも見てみたところ、本当に感想はいろいろです。面白いと思うかは人それぞれという身も蓋もない結論になってしまいますが。ニモが好きという方はきっと楽しめるのではないかと思います。また、ニモをまだご覧でない方、ニモを見てからの方がより理解しやすいのは確かですが、こちらのドリーを先に見ても特に問題ないように感じました。



まだまだ劇場で見られます。比較的すいてきた今、まだご覧になっていない方々、いかがでしょうか?