とりおたです。
台風が連続してやってくるので、長いこと青空を見ていません。そこで以前ボツにした写真を眺めていたところ、案外悪くないのではないかと考え直し、掲載することにしました。
これは、ボロボロのジャンクレンズ、ニッコールオートH50mm f2です。H autoと、より進んだコーティングのH.C. autoという二種類があり、わたしはもっぱら安く手に入る、Cのないレンズを集めてきていました。コーティングなんてものはそんなに関係がないだろうとタカをくくっていたのです。ところが、最近フィルムでもたくさん撮っていて、どうも発色がよくないなといつも感じていました。マルチコートのCつきのほうがよいのではないかと最近ジワジワ気づきつつあります。
デジタルで使う分には、raw現像で色補正をしていくので、そんなに欠点がわかりません。フィルムで撮るとレンズの発色特性がもろに出るのかもしれません。(フィルム自体の発色もありますので見極めはなかなか難しいです) いや、デジタルでも、コーティングがちゃんとしたレンズはより色乗りがこってりしていたように思います。
古いレンズにこだわるのもいいのですが、新しいものを試すことも必要なのかもしれないなと思いました。
ほぼ同じ場所から広角で撮りました。こちらのレンズもCのマークはないのですが、レンズを覗き込むと、青い感じの色で、もしかするとマルチコートなのかもしれません。あきらかに色が違います。
古いレンズがだめということではなく、どんな絵にしたいかで使い分けるといいのでしょう。くすんだ色が欲しいときもありますので。
時の経つのは速いもので、ついこないだこれを撮ったと思ったら、もう稲刈りが始まっています。
まだまだ夏のようでいて、すこしずつ秋に近づいている雰囲気を表現したかったものです。などとかっこつけたところで、ただの雑草の写真には違いないのですが。
橋の上からの風景
橋の上からの風景 北海道編
過去記事のリンクです。北海道編はiPhoneでの写真です。
橋の上からの風景 その2
雨上がりのコスモス
とりおたです。
コスモスには、一般的には三色、白、ピンク、赤紫の色があります。そして、もしかしたら土の状態が関係あるのでしょうか、ひとつの花に二色入ってるやつがあります。早川町にそういうのが群生していた頃、毎年秋になると通っていました。かなり良いものが撮れましたが、その頃のネガが一枚も残っておりません。再び撮りたいと思っても、今いくとかなり環境が変わってしまったのか、期待したような花はありませんでした。やはり、本当に風景は一期一会であり、次また撮ればいいやというものでもないなということを実感しています。
がっかりして過ごしておりましたら、なんと家の近所に、二色のコスモスを発見しました。
雨上がりというタイトルにしちゃいましたが、正確には、まだ小降りの中で撮っており、カメラを壊してしまうのではとヒヤヒヤしながら撮りました。
EOS-1Dなので、一応防塵防滴になっているそうなのですが、10年前の機種なので、ゴムパッキンなどもおそらく弱っていて、土砂降りになったら、たぶんひとたまりもないでしょう。雨が強くなってきたため、あわてて退散です。
ちょっとだけ雨が降ってる感がでているものが撮れました。
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