とりおたです。
日曜しか休めないと、ついつい一日中寝てしまうわけですが、せっかくの天気にもったいない。カメラも直してもらったし、使わないともったいない。そう思って、三つ峠に登って普段は撮れない夕焼けを撮ろうと考え、出発しました。
国道が渋滞して、登山口には3時半ころになってしまいました。あわてて登り始めたところ、登山を終えて帰ろうとしている方とすれ違い、挨拶をしました。え?今から登るの?という顔をされてしまいました。そうですよね。非常識な登り方だなと自分でも思いつつ、一歩一歩進みます。
このところありえない運動不足で、登山でこんなにきつかったことはないなと思ったほどでした。1時間の登山だから重くてもいいかなと、EOS-1D、ニコンF2の両方と、ハスキーの三脚を手に持っての登山で、重さも厳しかったのだと思います。
なんとか可能な限り急いで登り、三つ峠山荘に到着すると、すでに太陽は没していました。さて、気を落とさずに撮ろうかな。
この時点で、帰りの道の暗さを考え、早く撤収しなくちゃと、そればかり考えていました。登山を楽しんでいたとは言えないですね。汗も冷えてきて、こごえてきました。ヒートテックは登山向きではないというのは承知していたのですが、まあ、ちょっとだからいいかなと思って油断していました。汗がすっと乾く化繊のものを着ないとこの時期は危ないですね。霜柱バリバリでした。
そんなだから、こんなふうに失敗もしてしまいます。ただ、今回は、忘れ物をしないようにというところは気をつけることができました。あとで気づいても、もう一度登って取りに来るのは無理そうですから。
今日は、ピンボケにしたことには気づき、撮り直すことはできました。よく寝たせいか頭は比較的回っていました。
そして、風が強くなり、いよいよこごえてきたので、下山しました。真っ暗になったのでヘッドランプが頼りです。いつもながら心細い道のりでした。車に戻ってくると心底ほっとします。
国道と天下茶屋を結ぶ山道で、鹿さんに出会いました。そして、いい感じの富士山を見つけたので、あわてて一枚撮りました。
次は、雪が降った朝に、一面の銀世界の中、朝日に輝く富士山を撮りに、またここに来ようと思っています。次はもう少し装備を考えないといけないですね。12月の寒さはあなどれないです。
三つ峠の夕暮れ
EOS-1D Mark IIの電池
とりおたです。
EOS-1D MarkI IIは、カメラ自体の調子は良いのですが、中古で購入して、バッテリーがへたっており、満充電にしても100枚も撮れないという状態で半年耐えました。さすがにこれから寒くなるから厳しいなと思っていました。メーカー純正の電池もまだ購入できるようなのですがいかんせん高価でありためらっておりました。
また、この旧EOS-1Dの電池は、ニッケル水素電池であり、使用途中での充電はメモリー効果があるため、推奨されておりません。そして、充電して、使わないでいても、だんだん放電して行ってしまいます。わかりやすくまとめると、使い切ってから充電しないと、電池の持ちが悪くなる。そして、充電してから日をおくと、電池が勝手に切れていくから、充電したらすぐ使わないとならない。使い勝手の非常によくないものです。
それでもこれにしたのは、ニッケル水素電池のほうが耐寒性があるという情報があったからです。(もちろん旧型だから安いという理由が一番おおきかったのですが) それにしても使い勝手が悪く困ってはいました。
いろいろ調べていたら、エネループという優れた電池があり、メモリー効果も気にせず途中からの充電もでき、しかも自然放電しにくいという話です。電池パックをバラしてこのエネループに交換するという方法があるとのこと。見てみると、相当技術的に難しいようです。あーこれは間違いなく、私なら壊してしまう。それで自力での交換はあきらめておりましたが、ヤフオクで、なんとこれをやってくださる方を発見し、電池を送って交換を依頼しました。
でかくて重いですが頼りになるやつです。画素数も少ないですが、スペックには出ない良さがあると感じています。
こんなふうに仕上がって返ってきました。これで、何百枚も撮ることができ、いろいろと使い勝手が向上しました。主力としてますます活躍してくれると思います。本当に感謝です。
EOS-1D Mark II で甘利山の夜景を撮る
このときは、全然ノイズが出なかったのですが、先日の夜景撮影ではノイズが出まくりです。