とりおたです。
三つ峠から無事下山して、まだ体力が残っており、ついでにフィルムも撮りきれずに残っていたので、河口湖に行きました。いつも車を置く場所が満車状態だったので、広い無料駐車場のほうへ向かいましたところ、ホテルの前にキラキラの電飾がありました。これはいい被写体になるぞ、とひらめき、無料駐車場からテクテク歩いて撮りに行きました。
久しぶりに、よいものが撮れました。カビカビの、ニッコールオート35mmです。カビのおかげでソフトで幻想的な光景になりました。ちゃんと修理に出したいという気持ちと、このソフト描写が捨てがたいという気持ちで揺れています。
ニッコールオート35mmf2.8
振り返ると、いつも同じことを書いていて恥ずかしいなと思いました。
近所のコスモス その2
月明かりで富士山もいい感じでした。
ちゃんとしたレンズでも撮ったのですが、このふんわりが今回はいい感じでしたので、すべてカビレンズの写真になってしまいました。遊び気分で、わざとピンボケにしてみたのが下の写真です。
フィルムは感度400のネガを使いました。そちらもどんな風に写ったのか楽しみです。
河口湖のイルミネーション
三つ峠の夕暮れ
とりおたです。
日曜しか休めないと、ついつい一日中寝てしまうわけですが、せっかくの天気にもったいない。カメラも直してもらったし、使わないともったいない。そう思って、三つ峠に登って普段は撮れない夕焼けを撮ろうと考え、出発しました。
国道が渋滞して、登山口には3時半ころになってしまいました。あわてて登り始めたところ、登山を終えて帰ろうとしている方とすれ違い、挨拶をしました。え?今から登るの?という顔をされてしまいました。そうですよね。非常識な登り方だなと自分でも思いつつ、一歩一歩進みます。
このところありえない運動不足で、登山でこんなにきつかったことはないなと思ったほどでした。1時間の登山だから重くてもいいかなと、EOS-1D、ニコンF2の両方と、ハスキーの三脚を手に持っての登山で、重さも厳しかったのだと思います。
なんとか可能な限り急いで登り、三つ峠山荘に到着すると、すでに太陽は没していました。さて、気を落とさずに撮ろうかな。
この時点で、帰りの道の暗さを考え、早く撤収しなくちゃと、そればかり考えていました。登山を楽しんでいたとは言えないですね。汗も冷えてきて、こごえてきました。ヒートテックは登山向きではないというのは承知していたのですが、まあ、ちょっとだからいいかなと思って油断していました。汗がすっと乾く化繊のものを着ないとこの時期は危ないですね。霜柱バリバリでした。
そんなだから、こんなふうに失敗もしてしまいます。ただ、今回は、忘れ物をしないようにというところは気をつけることができました。あとで気づいても、もう一度登って取りに来るのは無理そうですから。
今日は、ピンボケにしたことには気づき、撮り直すことはできました。よく寝たせいか頭は比較的回っていました。
そして、風が強くなり、いよいよこごえてきたので、下山しました。真っ暗になったのでヘッドランプが頼りです。いつもながら心細い道のりでした。車に戻ってくると心底ほっとします。
国道と天下茶屋を結ぶ山道で、鹿さんに出会いました。そして、いい感じの富士山を見つけたので、あわてて一枚撮りました。
次は、雪が降った朝に、一面の銀世界の中、朝日に輝く富士山を撮りに、またここに来ようと思っています。次はもう少し装備を考えないといけないですね。12月の寒さはあなどれないです。