とりおたです。
完全オーバーホールしてもらったニコンF2で初めて撮ったフィルムが現像から戻りました。
ミラーBOX内に、植毛紙を貼ってもらい、内面反射を少なくしたのですが、こんなにコントラストが上がるのですね。こういう写り方は初めて見ました。
フィルムはISO400のカラーネガです。
夕方に登山を始めたので、山頂での夕焼けに間に合わず、途中で撮ったものです。
やや露出オーバーになってしまいました。もう少し日暮れの暗い雰囲気を出したかったのですが。
三つ峠山頂付近はものすごい冷え込みでしたが、整備されたニコンF2はたいへんなめらかに作動していました。さすが植村直己さんの冒険に使われたカメラだなと思いました。
カラーネガは露出オーバー側に強いと言われているので、不安な時はオーバー目に撮るのですが、夜景では露出がドンピシャに合わないと、綺麗には写らないのだなということが今回よくわかりました。最後の写真だけでしょうか、ドンピシャにきたと思われるのは。
同じフィルムを使い込んで特性を覚えて、といった地道な研究もこれから必要と感じています。まだまだこれから勉強です。
ニコンF2 復活後の最初の一本
満月の夜の本栖湖
とりおたです。
寒さと疲労と眠気に打ち勝てれば、夜の素敵な写真が撮れる(かもしれない)わけですが、年齢とともに意志が弱くなり、いやもともと意志が弱く、また今度でいいやと寝てしまう日々が続いています。ですので、たまには、えいやっと気合で夜中に出かけてきました。あ、でも考えたら、こないだ行ったばかりですね。
いつも撮りたい撮りたいと思いつつスルーしていた、八ヶ岳を遠望する夜景です。ここは望遠レンズで狙ったほうが良さそうです。次は持って行こうと思います。安全に三脚を立てられるのはここくらいで、もっとずっと展望のいいところは、無理に撮影すると人に迷惑をかけ、かつ危ないので、よい方法がないか考えているところです。
月がめちゃくちゃに明るくて、夜中でも富士山がハッキリクッキリでした。ファインダーは暗くて、電線が入ってしまったのは現像していて気付きました。まあやむをえません。
フィルムでも撮ろうかと用意はしていったのですが、フィルムを装填する気力もないくらいの疲労で、デジカメで撮るのでやっとでした。
なぜヘロヘロの中撮影に行きたかったかというと、富士の雪が積もったばかりで美しく、月明かりに映えてとてもいいだろうと考えたからです。思った通りの状態でした。フィルムでも撮れればよかったなと思います。もったいないことをしました。
うっかり落札してしまったスーパーイコンタ6×9です。このままでも撮影はできそうなのですが、念のため整備に出そうかと考えています。どんなふうに写るのか今から楽しみです。
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