とりおたです。
自分の実力以上の仕事をひきうけてしまい、日々いろいろてんてこまいしているうちに、かなりブログから遠ざかってしまいました。ちゃんとまだ生きていますという報告も兼ねて、文章だけでもいいから記事を書こうと思い立ちました。
写真趣味はけっこう、こだわりだすとお金もかかりますので、やりくりに頭を使わなければなりません。そして、仕事が増えれば収入が増える反面、撮影に行く時間がなくなります。暇になると時間があるかわりに、お金がないのでフィルム代が出せないみたいなことになってしまいます。山岳写真家の白旗史朗さんの自伝にも同じことが書かれていたのを思い出します。
写真に限らず、みんなそんな苦労をしながら頑張っているのですよね。私もしっかりしなければ。
あとすこしで一段落します。いい写真を撮れるようにがんばります。
仕事と趣味の両立
ほこりをかぶったローライコード
とりおたです。
とりおたという名前の由来は、ローライコードについている、トリオターというレンズです。ここからもらいました。そして、撮ることのオタクであるという意味をも込めました。そしてトリオターで鳥を撮れば完璧だったのですが、二眼レフの75mmレンズは、鳥を撮るのにはあまり適していません。
ブログを始めた頃は、とりおたとしてトリオターでいい写真を撮ってたくさん掲載しようと思っていたのに、トリオターつきのローライコードは、ほこりをかぶって棚の奥に放置されていました。
そして、取り出していじくっていましたら、ブログを始めたときの気持ちを思い出して、ああこれは、きちんと直してあげないとな、と思い、オーバーホールに出しました。
80年ほど前の機種なので、やはり性能をちゃんと出してあげるためには整備が欠かせないと思います。
トリオターレンズは、私が使った限りにおいては、遠景の描写はそれほど鋭くないのですが、近距離のものを写したときに立体感があり、ときどきハッとする写りをします。
2.8Fなどのローライは、フィルムカメラが安くなっている現在でもむしろ値上がり傾向があり、とうてい手がでない状態になってしまいました。しかし、楽しく写真を撮るのには、このローライコードも決して負けていません。初期型ローライコードは、無駄なものがついていないため、きちんと整備さえすればとても壊れにくいのではないかと思います。日沖宗弘さんの著書には、「電気ポットは壊れるが、ヤカンは壊れないのと同じである」と書かれていたのを思い出します。
どのくらい調子が良くなって帰ってくるのか今から楽しみです。
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