ローライコードのルーペ

引き続き修理ネタです。
ピント合わせのルーペが、だらんと垂れ下がってしまい、撮影に支障がありました。





ローライコード ルーペ




これでは、ピント合わせもままなりません。
よく見ると、ここに本来もう少し厚みがあるみたいなのです。





ローライコード ルーペ




厚みを増している部分が脱落して、それでプラプラしてしまうようです。だったら厚みを足してやればいいのだな、と、釣りをたしなまないのに釣り具やさんへ行き、板おもりを買ってきました。





ローライコード ルーペ




見た目は悪いですが、両面テープで固定し、暑さを足しました。





ローライコード ルーペ




まだこころもとないのですが、なんとか使えるレベルになりました。

こんなことで丸一日過ぎてしまいました。

ローライコードの貼り革

とりおたです。
天気もいいし、撮影に出かけよう!と勢いよく車を出したのですが、よく見るとローライコードの貼り革の、接着剤がはがれていました。

これはほっとくとろくなことにならないなと、あわてて帰ってきました。





rolleicord





前のオーナーさんが、どうもセメダイン系の接着剤を使ったようです。カピカピになっています。カピバラさんです。





ローライコード 貼り革




根気よく、竹串ではがしています。ずっとやっていると、「いったい自分は何をやってるんだろう?」という気持ちになりますが、そこを乗り越えて





ローライコード 貼り革




そして全部はがしたら、カメラ側のほうも接着剤をていねいにはがします。





ローライコード 貼り革




古い接着剤を残したまま貼り付けると、すぐにはがれてきてしまうという話はよく聞きます。なのでここで手を抜くわけにはいきません。





ローライコード 貼り革




革を傷めない接着剤は何を使えばいいのか、よくわからないので、とりあえず両面テープを使うことにしました。





ローライコード 貼り革




必死にはがしていたときに、革をだいぶ汚してしまいましので、再びミンクオイルを塗ります。自転車のサドル用のものです。なんかカメラ専用になりつつあります」。





ローライコード 貼り革




1箇所、革を少し割ってしまい、完璧にはいかなかったですが、なんとか作業終了です。

今日はどうしても撮りたい、というものがないので、フィルムと、エネルギーをたくわえて、チャンスに備えます。