ビーナスラインを下って、諏訪の街まで降りてきました。そして最後にやりたいことがありました。諏訪湖SAでの湖の夜景を撮って帰る。
以前旅行で通ったときに、三脚がなく、適当に台の上にカメラを置いて動かさないように撮りましたが、失敗してきたなくなりました。それで、ちゃんとした写真を撮っておきたかったのです。
ところが、諏訪湖SAに行くには、めんどくさいですが岡谷インターまで行ってから来ないとならないな。めんどくさいな。とも思いました。しかし、そんな馬鹿なこともたまにはしてみたくなります。
道路が混んでなかなか進みませんでしたが無事岡谷インターから、諏訪湖SAまで来ることができました。日没に間に合うよう急いでご飯をたべ、三脚を出して撮影開始です。
月がきれいでしたので、月と二眼レフとしては、なんとかして撮っておきたいです。
ところがこの辺から、異常なほど冷え込んで来ました。諏訪の寒さをなめていました。耐え難いほどの寒さでした。車から降りる人たちがみんな「寒い
」と口々に言っていました。
そんななか三脚を立てて、震えながら街の灯りがともるのを待っていましたが、耐えきれなくなり一度撤収です。
そして、いい感じに暗くなったところで再び撮影開始です。
ローライコードにつめたフィルムが、あと2枚分のこっていました。ここでしっかりいい写真を撮りたい。
ローライの方の露出の参考にしようと、露出だけわかればいいやと手持ちで撮った写真が、もちろんブレブレなのですが、案外と気に入りました。
こんな感じに、長い1日が終わりました。高速に入ったのはこれを撮るためだけだったので、もよりのところでさっさと降りて、またちんたら下道で山梨に戻りましたが、おもいのほか道路はすいており、スムーズに帰れました。
一日中の撮影でした。たまにはいいものですね。
フィルムで撮った分は後日また報告したいと思います。
諏訪湖サービスエリアの夜景
ビーナスライン その2
ビーナスラインの続きです。
ここは、本当に魅力的な道路です。前回は、駐車場からUターンして戻ってしまったので、今回はさらに奥へ進んでみました。
すると、霧ヶ峰 富士見台というドライブインがあり、入ってみたら、五平餅を売っています。五平餅をいただきながら窓からの風景を見ていましたら、富士山がばっちりの位置にある雄大な眺め。残念ながら富士山は雲に隠れていましたが、素晴らしい眺めで、飾ってある写真も素晴らしかったです。
四季を通じて良さそうですね。
富士山が先っちょだけ見えているのですが、雲に隠れてほぼわからないですね。こういうとき、以前ですと、ああ残念と思いましたが、最近は、自然なんだから当たり前か。と、そのままを受け入れるようになってきました。
富士見台の駐車場で、ローライコードで撮っていましたら、おそらくアメリカ人?風のお兄さんが、「美しいカメラですね!」とほめてくださいました。とっさのことであまりいい返しをできなかったのですが。この場を借りてありがとうです。
雄大な眺めを堪能しながらのドライブです。きっと、紅葉などの時期は混みそうな気もしますが、このときは、とてもすいていました。
真っ白の雪景色も撮りたかったです。
いつものカビレンズを使いました。やや霞んでいる感じになりますが、本当はくっきりでした。
真ん中らへんに線が通っているのが見えると思います。これが道です。あの道を駆け抜けてゆくわけです。
この光景を見て、これはどうしても撮りたいと思い、比較的迷惑度の低そうなところに車を止め、テクテク歩いてここまで戻って撮りました。はじめ55ミリレンズで撮ったのですがしっくりこなくて、また車に戻って35ミリカビレンズにしてみたのがこの写真です。
富士見台でも、富士山こそ見えなかったものの、南アルプスをバックに、茅野市の街灯りと夕焼けを撮れそうだなと、だいぶ悩みました。しかし、寒さ対策も十分でなかったので、今回は山を降りることにしました。
まだ続きます。