リンホフテヒニカ、アルミの腐食

とりおたです。
ベリートレンズが活躍している陰で、リンホフテヒニカくんが本体として、縁の下の力持ちで頑張ってくれています。蛇腹も穴だらけなのですが、あまり蛇腹を伸ばさずに撮影している分には、そこまで光線漏れを気にしなくてもいいようです。


よく、古いカメラで、貼り革の下が錆びて腐食し、こんもりと盛り上がっているものがあります。スーパーイコンタによく見られます。貼り革が、本革だと、湿気を吸いやすく、そうなりやすいみたいです。




リンホフスーパーテヒニカV


ここで紹介したときは、綺麗なように撮ったので、状態のひどさがわかりにくいのですが、ここ最近、車で運ぶ際に、熱で接着剤がはがれて、内部の腐食があらわになってきています。


想像以上に、ではなくて、想像通り、状態はよくないです。





リンホフテヒニカ 貼り革 はがれる




古い接着剤が残ったまま、再び接着すると、やはりはがれやすいらしいので、竹ぐしを使って地道に落としてゆきます。竹ぐしだと傷がつかなくていいみたいです。





リンホフテヒニカ 貼り革




この作業を何時間もしていますと、限られた人生を、こんなことをしてていいのか?という思いにかられることがあります。





リンホフテヒニカ 貼り革




こちらの腐食はすごいですね。アルミの塗装が草加せんべいのような状態になっていたので、パリパリとはがしてしまいました。よくよく削ったら、そのあと何かを塗っておけばよいのでしょうか?


これ以上進行しないようにしてあげたいものです。


こんな汚いのを買うなら、はじめからちゃんとしたのを多少高くとも選んでおけばよかったのかもしれません。しかし、燃えないゴミにされてしまいそうなものを、再生して素晴らしい写真を生ませてあげるということに生きがいを感じてしまっているので、仕方ないです。


こうなったら、全部の貼り革をはがして、全部の腐食部分を養生してあげたいですね。そのためには多少、分解をしないとならないため、勇気が要ります。


精進湖のあじさいをニッコールオート5.8cm 1.4で撮る

とりおたです。
曇り空で、なにやら憂鬱な感じでしたが、たまにはカメラを使ってあげないと、と考えて、精進湖の方に行ってみました。


行く途中に気になる植物を発見。





ニッコールオート5.8cm




ニッコールオート5.8cm ヒメジョオン




いつも近く感じる精進湖がずいぶん遠く感じました。





ニッコールオート5.8cm 精進湖 あじさい




ほんの少し絞ると、グルグルぼけではなくなるみたいですね。グルグルは、効果的に入ると、絵がとても良くなる感じがします。


ニッコールオートの5cm 1.4のほうが、クセがないソフトなレンズという感じがします。ただいま入院中です。





ニッコールオート5.8cm 精進湖 あじさい




ニッコールオート5.8cm 接写フィルター 精進湖 あじさい




先日1000円ゲットしました、アルペンフレックス。





アルペンフレックス




これも一緒に持って行って、フィルム1本使いました。シャッターが粘っていたのですが、いじっているうちに好調になったので、修理に出さずにそのまま実戦に投入しました。接写レンズ使って寄りまくって撮りました。


早くても10日後でしょうか、見られるのは。