とりおたです。
今日も疲れたなーと、さて寝ようとしたところ、白い壁に黒い生き物が張り付いて、のそのそ歩いていました。
どうやったらこんなに大きく育つのでしょう。
天井に近い辺りを歩いているので、試しにホイホイをカーテンレールの上に置いてみました。
経験上、これはあまり有効な手段ではありません。
黒は、とても警戒心があり、これをトラップだと勘づくようなのです。
見ていると、やはり、近寄ったり遠ざかったりを繰り返し、結局遠ざかって行きました。
まずい。眠かったのに、完全に目が冴えてしまった。
黒は壁づたいに部屋を一周する勢いです。仕方ない。ほうきで倒そう。でも今日は、生きものの命を奪いたくないと思って叩いたら、きれいに外し、黒は廊下へ逃げました。
そこから、ほうきで玄関に弾きとばし、玄関から外へ弾きとばし、ドアを閉めました。
黒くん、もう帰ってきてはいけないよ。
ここはおまえのすみかではないの。(ナウシカ風)
黒い生き物との遭遇
ニッコールsオート50mm1.4と、scオート50mm1.4の違い
とりおたです。
sというのは、コーティングがシングルコートとかモノコートとか言われる、単層コーティングのレンズです。scになりますと、マルチコートと呼ばれる、何層にもわたるコーティングがなされていて、より発色がよくなり、ヌケもよくなるということです。
モノコートのほうを気に入って、このブログでは一番多くの写真を生んだのですが、現在手元にありません。そして、モノコートのほうを手放すと同時に、カビだらけだったマルチコートのほうをオーバーホールに出しました。
カビ跡が残りましたと書かれていましたが、どこにそんなものがあるのかわからないくらいきれいになっており、信じられないくらい作動もなめらかになりました。猪苗代カメラ工房さん、いつもありがとうございます。
せっかく、完璧になったので、使わなければ。と、ひまわり畑に連れて行って撮って来ました。
カビだらけのまま、かなり使って、月と二眼レフでもかなりの写真を貼っていますが、綺麗になったこのレンズはどんな写りなのでしょう。
nikkor s.c. auto 50mm f1.4 開放
ちょっと、モノコートとは違い、開放でもくっきりはっきりになってしまいました。柔らかい写りが好きだったのですが、マルチコートになると、理由はわかりませんがシャープな写りになるという印象です。
nikkor s auto 50mm f1.4 開放
こちらはモノコートのほうです。柔らかさを強調するため、わざとピンボケにしているので、比較の対象として良いのかわからないですが、モノコートは絵画的な柔らかさが出てくるという印象です。
nikkor s auto 50mm f1.4 開放
ピントをちゃんと合わせてもやはり柔らかいですね。
また、今日撮ったマルチコートレンズの方のひまわりに戻ります。
nikkor s.c. auto 50mm f1.4 開放
普通のレンズよりは、柔らかいと思います。しかし、モノコートと比較すると、くっきりはっきり系な写りのようです。
デジタルではなく、柔らかめの描写になるカラーネガ、ポートラ160などと組み合わせると、絶妙な描写になるかもしれません。