身近な風景を撮る

とりおたです。
車や電車で移動中、「あーここの風景はいいなぁ。写真に撮っておきたいなぁ」という場所はありませんか?


でも、近くに車が停められないから、いつもそのまま。電車も止まってくれないし。


電車に関しては、もう、ダメ元で、走行中に無理やりシャッターを切ってしまう。


以前やってみたことがありました。



橋の上からの風景 北海道編

高速で走る電車内から撮ったものとしては奇跡的にうまく写りました。ダメ元で写してみるというのは、ありだと思います。


車で移動の場合はもう少し難しく、変なところに車を停めてしまうと迷惑なだけではなく、事故の危険もあります。ですので、安全なところに停めて、気合いで歩くという戦法があります。



国道300号

ところが、フィルムが熱でダメになったのか、なんなのか原因はわからないものの、失敗でした。


1日数名しか人の訪れないこの月と二眼レフで、なぜかこの記事はけっこう読んでもらっています。340ある記事の中でベスト5に入る勢い。


これ、一番さきに埋もれると確信していたので、驚いています。


で、身近な風景の話でした。


近所の釜無川の川沿いにある土手の風景がとても好きで、何年も何年もここを撮りたいと思っていました。


思うだけで実行しないのはいけないなと、すいてるショッピングセンターの駐車場に車を置かせてもらい、登山靴を慣らすのを兼ねて土手を歩いてみました。


(帰りに、晩御飯のおかずを買っていきました。)





ニコンD610 身近な風景




だれもわざわざ撮影することのない風景。
でも、ここが好きな人はきっとたくさんいそう。





ニコンD610 身近な風景 釜無川 土手 山梨




やはりパソコンでちょうどいい明るさに調整しますと、iPhoneではアンダーになってしまうようです。
raw現像もiPadでやればきっと明るさや色味が、iPhoneで見たときと一致して、いいのかなと思っています。





ザンバラン フジヤマ 初代




いいアングルを探してヤブの中をうろうろするともれなくこうなります。


まだまだ登山靴、靴のシワの谷の部分が足の指の付け根に当たって痛い。しかし、初日より痛くなくなってきています。粘り強く頑張って慣らそう。





ニコンD610 身近な風景 櫛形山 夕日




夕日がいい位置に来るまで待って、これを撮りました。古いレンズですので、ゴーストが出ます。おかげで、気になっている木が主役でなくなってしまった。


撮影というとどうしても、遠くのすごいところへ行かないとならない、と思い込む癖が私にはあるのですが、ちゃんと身近な風景をよく見て撮るようにしないといけないな、ということを考えた日でした。


(例えば、諏訪の高ボッチ高原から夜景と富士山を撮るぞーみたいな。遠くて寒いのでなかなか実現していません)


ここ、交通量の減る深夜ですと、星も撮れそうな感じがしました。近くですぐ行けますし、楽しみです。

夜の八ヶ岳高原大橋

とりおたです。
せっかく星を撮ろうと思って、ニコンD610を買いましたが、買っただけで安心して、毎日惰眠をむさぼる日々。


これではいけないと、睡魔と戦いつつ、星を撮りに出かけました。


はじめは、国道356号線の途中から、八ヶ岳をバックに甲府盆地を一望する超すごい夜景を撮ろうとしました。


安全に車を置けるところから少し歩かないとならないことと、歩道がないのがネックで、撮影がそもそも可能なのかという場所です。


リサーチしてあった場所に車を置いて、おそるおそる歩いて行きました。


すると、思ったより車通りがあり、しかも真っ暗闇の中、歩いてるおっさんがいるとは誰も思っていません。


なので、びっくりしてよけられないという可能性もかなり感じました。これは危険すぎると早々に諦めて、こんどは八ヶ岳方面に向かいました。


先日、昼間に行った八ヶ岳高原大橋です。


駐車場には誰もいません。そして橋には煌々と灯りがついています。


これで富士山を狙うとどうなるかな?





八ヶ岳高原大橋 夜




残念ながら、橋の灯りがどうしてもこんな風に入りますね。かといって、この灯りがなければ、真の真っ暗闇。橋から落ちる危険もありますね。


ここは夜景には向いているようで向いてないとわかりました。そのためだけに行ったような感じです。





八ヶ岳高原大橋 星




星を撮っても、明るい街灯が木々を不気味に照らします。甘利山に行けば良かったなと思いました。


でも甘利山は、熊出没注意の看板があまりに多いので、おそろしいのです。ちょっとガサッと音がするだけで車に逃げ込む、臆病者のとりおたです。





八ヶ岳高原大橋 星 nikon d610


意外に地球の自転速度は速く、シャッターを4秒開けただけで星が流れているのが分かります。星撮りの難しさをまざまざと感じました。




八ヶ岳高原大橋 星




感度6400。今まで使っていた中古の10年落ちデジカメでは出来なかった未知の領域です。


肉眼で見えない星がいっぱい写ってしまいます。


なので、感度をほどよく下げることにより、星の数を減らして、自然な感じにもできるということなんだなと。


以前、EOS 20Dで苦労して撮った星は





櫛形山 星 ニッコールオート50mm


こんな風に撮りたいのですが、このときもデタラメにシャッターを切りまくって、良かったのがこれというだけで、設定を覚えていなく、なかなか同じように撮れなかったです。


これからはデタラメにやりつつも、ある程度、どうしたのか覚えていかないとなりませんね。


もう少しいろんな場所でいろんな撮り方を試したいと思います。