とりおたです。
ものすごいブログを見つけてしまいました。
ミチコオノ日記
ミチコさん、勝手に紹介してますが、怒らないでください。
この素敵な絵を見ていて思い出した、小学校一年のときの写生会。
絵を描くというより、おやつを持って遠足気分なんですよね。近くの、牧場に行って、牛を描きました。
で、わたしは、なるべくていねいに、真面目に、なるべくそっくりに牛を描こうとしました。で、まあまあそれらしく描けたつもりでいました。
すると、むこうで、誰かが先生に怒られています。
気になって見に行った。
見てびっくり。こんなの写生じゃない。
牛さんに羽が生えていて、空を飛びまくっています。そして、牛さんの表情がとてもとても生き生きしているのです。
そして、あちこちに「まちがい」って、字で書いてある。
申し訳ないんだけどもゲラゲラ笑ってしまった。
笑ってしまったんだけども「こ、これにはかなわない」と恐怖を感じたのも事実。
彼は、きっと、楽しく絵を描いたんだね。
でも、真面目に描けってすごく怒られちゃった。
楽しく描いた絵を、「これ、素晴らしいね!生き生きしてるね!」って先生が言っていたら、どうなっていたでしょうか。どんどん楽しく描いて、すごい人になったかもしれない。
自分も教育に関わっているので、そんなことをずっと考えてしまいます。たぶんこの先生と似てること、いっぱいやっちゃっています。
でも、怒られたのをバネにして頑張っちゃう人もいますよね。だいぶ前に、パンツマンという絵本を見つけたのですが、その作者さんがそうでした。
パンツマンの落書きを授業中いつもしていたら、校長先生に怒られ、立たされたりしていたのを、
悔しいと思いながらその絵を描き続け、パンツマンが校長をやっつける絵本を描いて出版。全米2位の売り上げになったと、紹介に書いてあったような。
うろ覚えなので正確じゃないと思います。すみません。
ミチコさんの絵を見ていたら、その、小学生のときに見た、羽が生えて飛びまくっている牛さんを思い出しました。自由で、エネルギーがあって、生き生きしていた、あの牛さん。
あの時間あの場所に戻れるなら、彼に言ってあげたい。「この絵は、すばらしいよ!」って。
なにしろ未だに覚えてるくらいですから。
小学校一年生のころの写生会の思い出
身近な風景を撮る
とりおたです。
車や電車で移動中、「あーここの風景はいいなぁ。写真に撮っておきたいなぁ」という場所はありませんか?
でも、近くに車が停められないから、いつもそのまま。電車も止まってくれないし。
電車に関しては、もう、ダメ元で、走行中に無理やりシャッターを切ってしまう。
以前やってみたことがありました。
橋の上からの風景 北海道編
高速で走る電車内から撮ったものとしては奇跡的にうまく写りました。ダメ元で写してみるというのは、ありだと思います。
車で移動の場合はもう少し難しく、変なところに車を停めてしまうと迷惑なだけではなく、事故の危険もあります。ですので、安全なところに停めて、気合いで歩くという戦法があります。
国道300号
ところが、フィルムが熱でダメになったのか、なんなのか原因はわからないものの、失敗でした。
1日数名しか人の訪れないこの月と二眼レフで、なぜかこの記事はけっこう読んでもらっています。340ある記事の中でベスト5に入る勢い。
これ、一番さきに埋もれると確信していたので、驚いています。
で、身近な風景の話でした。
近所の釜無川の川沿いにある土手の風景がとても好きで、何年も何年もここを撮りたいと思っていました。
思うだけで実行しないのはいけないなと、すいてるショッピングセンターの駐車場に車を置かせてもらい、登山靴を慣らすのを兼ねて土手を歩いてみました。
(帰りに、晩御飯のおかずを買っていきました。)
だれもわざわざ撮影することのない風景。
でも、ここが好きな人はきっとたくさんいそう。
やはりパソコンでちょうどいい明るさに調整しますと、iPhoneではアンダーになってしまうようです。
raw現像もiPadでやればきっと明るさや色味が、iPhoneで見たときと一致して、いいのかなと思っています。
いいアングルを探してヤブの中をうろうろするともれなくこうなります。
まだまだ登山靴、靴のシワの谷の部分が足の指の付け根に当たって痛い。しかし、初日より痛くなくなってきています。粘り強く頑張って慣らそう。
夕日がいい位置に来るまで待って、これを撮りました。古いレンズですので、ゴーストが出ます。おかげで、気になっている木が主役でなくなってしまった。
撮影というとどうしても、遠くのすごいところへ行かないとならない、と思い込む癖が私にはあるのですが、ちゃんと身近な風景をよく見て撮るようにしないといけないな、ということを考えた日でした。
(例えば、諏訪の高ボッチ高原から夜景と富士山を撮るぞーみたいな。遠くて寒いのでなかなか実現していません)
ここ、交通量の減る深夜ですと、星も撮れそうな感じがしました。近くですぐ行けますし、楽しみです。