サビサビのカメラが来たので普通ならガッカリするところ、お!どのくらいきれいにできるかな?と半分ワクワクするのが変態の証です。
家で待っているのが辛いので 郵便局なら局留め クロネコなら営業所留めにしてもらうことが多いです。今回はクロネコさん。
そして 受け取って帰ってきてしばらくしたら電話が。
あのー着払いだったんですけどー
あ!そうだった、ごめんなさい。
と、二回行く羽目になりました。
あわてて支払い済ませて 降って湧いたこの休日の火曜をどう使うか。
撮影にいくのか サビをとるのか。
で、サビ取りします。
いやこれ案外 このままのほうがアンティークでかっこいいのかも。
シャッターは、なんとか切れている感じです。スローはだめ。
クランクを回すときに 押し付けるように回すと大丈夫なのですが、その押し付けを弱くしちゃうと 巻き上げと同時にシャッターも開きます。過去多分10台ほどローライを買っていると思うのですが、この症状が出ているものがいくつかあった記憶があります。
あとは ピントを前に持ってくと巻き上げ可能だけど 無限遠だとダメというものもありました。中の詳しいことはわかりませんが。
一度フレックスをバラして パーにしたことがあるので 安易に開けることはしません。
修理やさんから聞いた話ですと、古いカメラはホイホイ一気にバラさないとのことです。ネジが錆びているかもしれないから 油を入れて時間をあけたりしながら 慎重に外してゆくとのことでした。
そんなわけで まず外側をきれいにしようかと。
こんな感じにレンズの周りのバヨネットがさびてます。レンズはめちゃ汚れていますが 拭いたらきれいになりました。
このきたないレンズのおかげで入札が低調だった模様です。
そしてこのバヨネットのサビが頑固なため、5時間近くかけてウェットティッシュ攻撃をかけましたが、7割くらいは取れたものの まだまだ綺麗とはいいがたいです。
型が無駄に新しく 絞り羽根は5枚で 円形絞りではありませんでしたが この世代のローライのデザインは なかなかバランスがよいように思います。
こんな感じに 金属部分はみんなさびてます。中も心配にはなりますが 開けてみたくなりますが そこは耐えて ゆっくり外だけ綺麗にしたいと思います。