ソリゴール?ってなんだろう。
その昔 レンズだけを作ってたメーカーのもので かなりのカメラ好きでなければ普通は知らない製品です。私も詳しいことはわからないのですが、たまたまニコンマウントのがあり インスタで仲良くなった巨匠いっぺいさんから頂いたものです。ちょっとだけカビはえてます。
75-260mmという けっこう広域なズーム。そして 繊細な柔らかい写りに驚き 大切な主力になったのですが フィルムでしか撮ったことがなかったです。Ai改造なるものは当然していないので ニコンマウントなのにニコンD610にはつけられません。
なので アダプターを介してEOS1D Mark2につけました。デジタルで撮るの初めてですが どんな写りをするでしょうか。
ソリゴールレンズで フィルムで撮った写真の過去記事です。
EOS1D Mark2に入ってるSDカードが、安物で、書き込み速度が遅いので 連写が続く花火の撮影では少し心配です。
繊細な柔らかさはデジタルでも同じでした。このレンズしまってないで もっと外に出して使わないと。今回100枚以上とった中で これが最高傑作だったように思います。これ一枚で報われた。
いつも長秒時ノイズ低減をオンにしていましたが、連写がきかなくなるためオフにしています。現像で露出をマイナスに向けていくと目立たなくなるので まあそれでいいかなと。プラスにするとひどいノイズになります。10年以上前のデジカメなので そのへんは今のものとは比較になりません。
このレンズは 派手な現代の花火より 伝統的な和火が似合うような気がしました。最近あまり上がりませんが。
へたくそなので大きな玉があがるとフレーミングできませんでした。かなり修行が必要と思いました。
場数踏めるほど花火撮影に行くチャンスってないのが残念。
新しいタイプの花火がたくさんあがりました。きっと近くでみたらもっと楽しめたと思います。しかし30周年の 気合い入ったアナウンスにより 例年より混むとの予想でしたので びびって山から見物です。
ソリゴールのこのレンズですが けっこうレアで探すとない。ないけど もしハードオフのジャンクカゴなんかにあれば500円くらいなのでは。そんな感じの有名でもなんでもないレンズではありますが、かっちりクッキリな写りの望遠が多いなか 解像線は細かいのに柔らかい雰囲気で写せるこのレンズはたいへん貴重なものです。アダプターさえ用意すれば EOSで簡単に使えます。
次は 神明の花火2018 ニコンD610編へと続きます。