クモリ35-70で 彼岸花

とりおたです。


初めてのニコン純正オートフォーカスレンズは、中玉クモリ35-70です。霧がかかったような写りが私好みではありますが、もし霧がなかったとしてもこれはかなり素敵描写な気がします。旧世代の大三元の一角をなすレンズとのこと。


欠点はちょっと重いことかな?山に持ってくにはつらそう。


で これで秋の田んぼと彼岸花をムーディーに写そうという気持ちで出かけました。





霧がかかったような描写はこの前と同じ。





日陰気味であったため色があまり鮮やかに出ませんでした。いじって派手にしたとしてもそれはなんか違う感じになりますので、自然な感じに見えるように調整しております。





逆光。撮ったままだとまっしろけな感じで、いじってなんとか見られるようにしました。しかし、絶妙にフレアが入って とりおた好みな絵になりました。





こんなのも撮ってみました。割と好きな被写体です。


35-70mmというのは、現代の感覚では、とても狭いズーム比で、あまり便利とは言い難いのですが、ずっと単焦点レンズで頑張ってきたわたしには 十分便利に感じます。広角苦手なので、35mmでも十分広く感じますし。


逆に望遠側はもう少しあってもよかったけれども。

彼岸花はすぐ枯れてしまうので、あと一回チャンスがあるかというところですね。今日 行って来れてよかったです。

ジナーS 2台目

とりおたです。

せっかくの連休に 一年で一度ひくかひかないかの風邪をひき なにもできずに寝ておりました。

そのため この大物をいじることもできなかったのですが 今朝 まあまあ治っていたため すこしウェットティッシュできれいにしました。




この 三脚とパイプをつなぐ部品 レールクランプが 以前買ったものは 届いた当日にぶっこわれました。で、このクランプだけ探していましたが 見つかっても高価で、ずっと待っていたら これが見つかったのですが、部品取りにどうぞ ということだったのに、全体的に状態がよく、これから部品取るなんて。

なのでこっちが主力になりそうです。




ジナーS その2



さすがにこれを山の上へかつぎあげることは厳しそうです。そこらへんの花なんか撮る時専用になりそう。


楽器で言うとバイオリンみたいなカメラという気がします。人間がやらなければならない部分が多いかわり 表現の自由度があるところが似ているような。

楽器は よいものは古くとも というか古いほうが価値があったりします。このカメラも もうとても作れないようなすごいつくりで とっても値打ちがあるとおもうのですが 二束三文になりつつあります。

デジタル時代においては過去の遺物と思われているせいだと思いますが デジタル時代ならではの活用法がありますので 

手間がかかってもいいから個性的な写真を撮りたい

重たくても気にしない


という方にはほんとにおすすめしたいところです。もちろん たまにフィルムで撮るのも楽しいですし。

二台ともいたんでる比較的ボロいのを入手したから思うのかもなんですが 各部ネジを 必要以上に締め上げて使ってこられたものが 結構多いのではないかなと。

いたんだネジの代替品が見つかったらまたこちらで紹介したいです。

せっかくちゃんとしたのが手に入ったので もうすこし使ってあげなくては。





アルミの削り出しとか 鶯色の塗装とか ほんとに 手作り工芸品。もうこんな凝ったものが市販されることはないかもしれないですね。