初期型ローライコードで厳冬期の志賀高原を撮る

 とりおたです。


ローライコードの初期にはトリオターという名前のレンズがついています。そのなかに開放F値が3.5 3.8 4.5の三種類ありまして、4.5と3.5は使ったことがありましたが、3.8は比較的タマ数が少ないこともあって、いままで縁がなかったのでした。それが手に入ったため、どうせならいい写真を最初からとりたいなという気持ちがありました。


本当なら1月に行きたかったのですが、腰を痛めたりしてなかなか出かけられず、2月の末になってようやく行くことができました。ながいこと撮れなかった、自分で納得いくものができましたので、ご覧ください。


志賀高原 霧氷

志賀高原 霧氷

志賀高原 霧氷

志賀高原 霧氷

志賀高原 霧氷

rolleicord


一枚、赤窓から光が漏れて赤くなってしまいました。これはそのあとで対策しました。

90年前のカメラとは思えないすごい写りでおどろきました。

これはまた撮らないとなりませんね。

rolleiflex standard tessar 7.5cm f4.5

とりおたです。


また要らないものを買ってしまった。



開放値4.5のスタンダードは約5000台しか作られなかったレアモノです。したがってなかなか市場に現れず、出てきても高いので基本的にそういうものはあきらめています。


ところが長年やってるとジャンク品から見つかってしまう。


出品してる人がレアモノと知らずに普通に出していて、レンズにフィルターつけたまんまで写真も撮ったから、f4.5だと皆さん気づかなかった。


それで誰も入札しないで 競合なしでうちに来たのです。


柔らかな写りが好きな私はこの4.5ではなく、3.8のほうが好みなのかもしれないのですが、めったにこの4.5は出てこないので 必要ないのに入手してしまいました。Flickerで見てみたら素晴らしいモノクロの写真が上がっており、それもまた背中押してくれました。


圧倒的不審者の極み というYouTubeチャンネルがあり、さびた包丁を18時間かけて磨くという動画がものすごい再生数になっています。わたしもこれのカメラ版をやりたくてきたないカメラをいつも探しているのです。


この子もきたないからそれできるかなとも思うのですが、この時代のものはあまりゴシゴシ磨くと塗装がはがれてしまうし、かといってそおっと拭くとたいしてきれいにならず、動画としてはインパクトにかけるものになっちゃいます。


でもローライコードを磨く動画はダメ元であげてみました。


この4.5くんも研磨剤つかってピカピカにはしないで、むりしないで汚れとるくらいでいいかなとおもってます。





ちょっと拭いた後です。シャッターも切れていますし、そんなに悪くないのではないかな。


これがどんなふうに写るのか必ずフィルム入れて
撮ってまた報告します。