とりおたです。
ここ最近、ものすごい内容の濃いブログにいくつも出会い、ひたすら読むうちに、
内容の薄いブログをだらだら書き続けてきたことになにか気後れといいますか、恥ずかしさを感じ、
暇はあったのですが、筆が止まってしまいました。
そして、使ってない機材を片付けて(処分して)狭いおうちを少しでも広くして、気分を一新しようと考えました。
それでさっき片付けを始めたのですが
ブログを始める少し前のことです。まだデジカメを使ったことがなく、やるならフィルムでというつもりでした。それで、その昔に使っていた機材がなつかしくなり、ハードオフなどのジャンクカゴから救出したキヤノンFT-bです。2台も集まってしまった。
そして、ズームレンズは使わない主義だったのですが、これからは使ってみようか。そういう気分にもなったので、2本仕入れてみました。
2000年頃でしょうか。中古カメラGETという雑誌を愛読していました。そこで、キヤノンの80〜200mmズームの変遷 というような記事がありました。そこで、驚いたのが、旧型FDレンズが一番クリアに写っているのです。(私にはそう見えた)
それはずーっと心に残っていたわけです。
ズーム使うならこれだな。そう思っていました。
ヤフオクで探したらなんと800円。
伝説になるくらいの名レンズらしいのですが、新しいカメラにもくっつけられるニコンのレンズと違い、キヤノンFDレンズは、フランジバックの関係でデジタル一眼レフでは使えず、価値なしと思われて、ほぼ、投げ売り状態となっています。
これで素晴らしい写真が撮れたらいいな。そう思ってGETしましたが、そのまま一度も使わず3年近く経ってしまいました。
もう、リサイクル屋さんに持って行こうと、思いつつ、FT-bにつけて、部屋の中をいろいろと覗いてみました。
ものすごくしっくりです。
このズーム、望遠のわりに最短撮影距離が短いので、寄って撮ることができて、かなり使いやすいのです。写りも、ネットで作例を探すと、ほんとにきれい。
あーこれは、捨てたらいけないな。
もう一本ズームがあります。
いわゆる標準ズームというものですが、こんなにズーム比が狭いものは、今はもう売られてないでしょう。
このレンズが出た頃というのは、ズームは写りが悪いから、プロは絶対使わないというのがもう基本だったようです。キヤノンでは、プロでも使えるズームを作ろうと、なんとこのレンズ一本に10年の歳月をかけて開発を行ったとのことでした。
1つの商品に10年かけるのは今の時代では、きっとないでしょう。
そんなことで、きっとこのレンズは、開発者たちの魂がこもってるのではないかな?とGETしました。
ところが、まだ一度も使っていません。
幸い、2台あるFT-bボディの、1台は普通に使えるので、このレンズたちで本気で撮影してみて、それから手放すか決めたいと思います。
なんだか、書いているうちにやる気が出てきてしまいました。
何を撮ろうかな。
手放す前に しばし考える
シューキーパー
とりおたです。
さっそくヒビを入れてしまった靴を日々手入れしています。
昔、友人が、革靴にシューキーパーを入れていたのを思い出し、このお古のザンバラン フジヤマにもシューキーパーを入れたらシワ伸ばしになるのかな?と。
ググってみたら、プラスチックのものより木のもののほうがいいらしい。
無印良品にあるよ!との情報をもらってさっそくゲットしてきました。
紳士靴用のものですし、形的にピタッ!とはいかないですが、まずまずのシワ伸ばし効果。
きっと、入れないよりはよさそうです。
シワなのかヒビなのか。
シワとしては深く、ヒビとしては浅い。
ひょっとしたらまだ割れてないかも。
運動不足の解消もかねて6キロを歩きました。ついに、折れシワが指の付け根に当たる痛みはまったくなくなりました!
しかし、4キロすぎてかかとにマメができました。
それまでは、こんなに歩きやすい靴はない!というくらい、快適になってきていました。
8キロ歩いてマメできなくなったら山に連れていこう。
広角レンズ苦手
とりおたです。
スマホで写真を撮るのが苦手です。そもそも広角レンズが苦手→スマホには広角がついている→スマホ苦手 みたいな三段論法で、苦手です。
なぜに苦手かというと、もともと富士山を撮りたくて写真を始めたので、広角を使うと富士山がちっこくなってしまいます。
いや、それだけじゃないかな。
距離感が強調されることに違和感があるのでしょう。
無理やり小さな画面に世界を矮小化して押し込めている。そんな感覚。
これは自分の撮った写真だけに感じるものでして、他の方が広角レンズで撮ったものはむしろ好きだったりします。
お!こんなすごいのが撮れるのね!
と言って同じレンズを買うのはたいてい無理なので、同じ画角の安いレンズを買ってみて
撮るとやはり
うーんなんか違うなと。それで使わなくなる。
インスタを始めて、最初インスタには馴染めなかったのですが (今もかな)
素晴らしい写真を見つけたら、質問するようにしてみました。
いつも遠景描写がすごく精密で、驚いています。どのようなカメラ、レンズをお使いなのですか?
みたいな。(あわよくば真似してやろう的な)
すると、iPhoneです。という答えが返ってくる率がけっこうあります。
おそるべしiPhone。
おそるべし広角レンズ。
それでも星を撮ろうとすると、標準レンズでは狭いな、と思うこともしばしばで、星の撮影用にと広角レンズが欲しいのです。
え?とりおたさんいっぱい持ってるでしょ。
持っているのですが、ちょっとめんどくさい話をしますと
Canon EOSのカメラには、昔のニコンのレンズをアダプターでくっつけることができます。非Aiというものです。この非Aiレンズは、今の最新のニコンのカメラには原則くっつかないので、比較的に安く買えます。
そしてニコンの古いフィルムカメラでも使えて、とってもお得ということで、非Aiレンズばかり集めてしまいました。
そこで最近突然ニコンのデジイチを買ってしまったため、この非Aiの山が全部使えないという。
うまくやりくりしていたつもりが失敗でした。
もうカメラ、レンズが増えすぎたので来年は買わないぞ計画を考えています。
売るならカメラ、買うならフィルム。
とりおたさん、ちょっとは賢くなったんだね。と思った方。
ちがいます。
来年は買わないぞ→あと一ヶ月しかない→今月のうちにいるものを買っておかねば!
というわけで12月が始まりました。なんにも写真がないのもさみしいので、iPhoneで撮った写真を最後に貼ります。
大好きな雪の季節がやってきます。いい写真をお届けしたいです。
ザンバラン フジヤマ 慣らし
とりおたです。
中古の登山靴 ザンバランフジヤマ、届いたときは乾燥してパリパリで、革というより厚紙のようなフィーリング。
十分に脂をしみこませてから履けばよかったのですが、まだ固いうちに履いたために、履きシワが単なるシワではなく、折れ曲がってヒビになりそうな感じです。これは残念。
こんな感じに金具のサビを取り続け
縫い目も汚かったので洗ってみたところです。なかなかいい感じに仕上がってきました。
靴の折れシワが当たって痛いという「靴が噛む」現象は、だんだんとおさまってきています。
これなら、いずれは全く痛まずに使える日が来るかもしれません。ひび割れが心配ではありますが、もう少し育ててみたいですね。
冬季閉鎖寸前の甘利山で星を撮る
とりおたです。
祝日でしたので、日中しっかり寝て、万全の態勢で星を撮りに。
明日の15:00に冬季閉鎖になるという甘利山公園線をミニカでとことこ行きました。
誰もいないかなと思ったら、車が2台駐車場にありまして、安心し、いつものあずまやの方へと向かいましたら、富士山がしっかりと雲隠れしてしまいました。
気を取り直して、星を撮ります。やはりこの高さまで上がってきますと、街明かりの影響も少なく、いい感じに星を撮れそうです。
月と二眼レフなので月を入れてみたところ、三日月が、露出オーバーで三日月らしく写りませんでした。でも、この絵がなんとなく気に入りまして。
感度は、3200と、2400だか2500ぐらいだかを織り交ぜてやってみました。旧型デジカメでずっと頑張ってきた自分にはこのへんの感度はもう未知の領域です。
ものの数秒で写真ができます。
いま50mmレンズしか持っていないため、狭い範囲しか撮れないですが、今日はこの画角でいい感じな気もしました。
夜の甘利山は何度も訪れていますが、街明かりは今日が一番美しかったと思います。感動しました。
なんだか明け方みたいな写真になってしまいましたが、夜の8時頃の写真です。街明かりのせいでこんなふうに。
帰り道にも車が一台登ってきました。車で上がれる最後の晩に星を見ようという方でしょうか。
今日は、いい星出てますよ!と心でエールを送り
ちんたらと帰ってきました。
いままでの、甘利山で苦労した過去記事のリンクを置いておきます。
甘利山の夜景
EOS-1D Mark II で甘利山の夜景を撮る
韮崎の花火を甘利山から ニコンF2で
甘利山の夜
こうして見ると、甘利山に来たのも久しぶりだったなと思います。今年はソフトレンズで花ばかり撮っていました。
大月 登喜和(ときわ)のうなぎ
とりおたです。
ずっと書きたかった、大月のすばらしいうなぎ屋さんの紹介記事です。
国道20号線沿いにあるので比較的わかりやすいのですが、道路よりちょっとだけ奥まったところにあります。
食べログみたら絶賛されているし、「大月に わざわざ降りても 登喜和のうなぎ」という言葉まであるそうなので、勇気出して行ってみたのが、もう夏ごろのこと。
うなぎは、濃厚なのでちょっと苦手という方もいらっしゃるかと思います。このうなぎのお味は、なんというか、純和風な味付け。とってもあっさり。
勝手なイメージですが、だしの美味しい京風うどんのようなイメージのうなぎです。
ちなみにこれご飯大盛りにしたので、普通盛りはもう少し少ないです。一番安い梅にしました。
松、竹ともうなぎ自体は変わらず、大きさが大きくなるだけだとのことです。
わざわざ降りても行く価値はありますよ!
わたしも、他に用事がまったくなくても、これだけのためにまた大月に行きます。かならず。
小学校一年生のころの写生会の思い出
とりおたです。
ものすごいブログを見つけてしまいました。
ミチコオノ日記
ミチコさん、勝手に紹介してますが、怒らないでください。
この素敵な絵を見ていて思い出した、小学校一年のときの写生会。
絵を描くというより、おやつを持って遠足気分なんですよね。近くの、牧場に行って、牛を描きました。
で、わたしは、なるべくていねいに、真面目に、なるべくそっくりに牛を描こうとしました。で、まあまあそれらしく描けたつもりでいました。
すると、むこうで、誰かが先生に怒られています。
気になって見に行った。
見てびっくり。こんなの写生じゃない。
牛さんに羽が生えていて、空を飛びまくっています。そして、牛さんの表情がとてもとても生き生きしているのです。
そして、あちこちに「まちがい」って、字で書いてある。
申し訳ないんだけどもゲラゲラ笑ってしまった。
笑ってしまったんだけども「こ、これにはかなわない」と恐怖を感じたのも事実。
彼は、きっと、楽しく絵を描いたんだね。
でも、真面目に描けってすごく怒られちゃった。
楽しく描いた絵を、「これ、素晴らしいね!生き生きしてるね!」って先生が言っていたら、どうなっていたでしょうか。どんどん楽しく描いて、すごい人になったかもしれない。
自分も教育に関わっているので、そんなことをずっと考えてしまいます。たぶんこの先生と似てること、いっぱいやっちゃっています。
でも、怒られたのをバネにして頑張っちゃう人もいますよね。だいぶ前に、パンツマンという絵本を見つけたのですが、その作者さんがそうでした。
パンツマンの落書きを授業中いつもしていたら、校長先生に怒られ、立たされたりしていたのを、
悔しいと思いながらその絵を描き続け、パンツマンが校長をやっつける絵本を描いて出版。全米2位の売り上げになったと、紹介に書いてあったような。
うろ覚えなので正確じゃないと思います。すみません。
ミチコさんの絵を見ていたら、その、小学生のときに見た、羽が生えて飛びまくっている牛さんを思い出しました。自由で、エネルギーがあって、生き生きしていた、あの牛さん。
あの時間あの場所に戻れるなら、彼に言ってあげたい。「この絵は、すばらしいよ!」って。
なにしろ未だに覚えてるくらいですから。