やっと ブログが、普通にまた書けるようになったようです。とても ありがたいです。ユメミーさんアドバイスありがとうございました。
で、ほんとうは 山を降りてきて 興奮冷めやらぬ状態で 書きたかったのですが ずいぶん 日が経ってしまいました。でも落ち着いて冷静に振り返ることができるでしょうか。
ここ2年 こういうときいつも 寒い とか だるい とか言って 惰眠をむさぼり、そういう絶景を写すことはできなかったので その後悔を繰り返してはならないと 出撃を決めました。
すると ニコンF2のほうに クイックシューつけたままなのに気づき だいぶ行ってから家に戻るという羽目になりました。毎回なにかしら忘れ物をします。
傘なんか 帰りに晴れてたら まず 忘れます。ほぼそれは確定。
で、今回は 楽しく山に登ろうと 前夜 まほうびんを購入し あったかいココアを作って リュックに詰めました。そして 友達に借りたアイゼンも持っていきました。
ああ今日は 暗いなか 一人で心細く登ると思ってたら こころ強いなと。少し安心して登ることができました。
いつもの二倍以上 時間がかかりました。樹林帯は風がなく とても 暑かったです。
山頂が近くなる前に 夜がしらじらと明けてきました。
積もった雪の中に どこに大きな石があるのかわかりません。ときどき アイゼンの刃に 石が引っかかって 何度か転倒 そして あまりフィットしていないアイゼンは その度に外れました。
再装着しようとすると びしょ濡れになったベルトが凍って とてもとてもやりにくい。
山に出かける前は 楽しいことばかり考えて 出かけますが 実際に来ると こういうことで苦労するんだよなーと思ったのを 覚えています。
正直 アイゼンなくても登れたような感じがしました。実際 他のお二人は つけてなかった。一人は 登山靴ですらなかった。
わたしは登山靴マニアなので そうはいかないのですが。
あまりに寒いと とても作業が雑になります。
きちんと整備に出すか または マイナス30度まで耐えると言われる F-1を買うのか。
今年はできればカメラは買いたくないのですが。
日々 F-1への物欲が 上がってしまいます。
いつもなら 日の出に間に合わなかったことを くよくよするところなのですが 今できるベストを尽くして登ったので 今回はそういう気持ちがありませんでした。
また来ればいいんですよね。こういう日に。
まほうびんの威力は絶大で だいぶ体と心を温めることができました。重くなっても持って行く価値はあると思います。
そして はやくも筋肉痛になった脚を無理やり動かして 下山して さあ帰ろうと車に乗ろうとすると ロックが凍って 開きません。あちゃー
そして ワックスを塗って十分に防水したつもりの登山靴も やはり5時間も雪を漕いで歩けば それは浸水してきますね。こればかりは仕方がない。
オーバーシューズをつけて使える ベルト式のアイゼンは やはり必要かな。
雪山はおっかないと ずっと敬遠していましたが 景色の素晴らしさに感動し もっと頑張って体力をつけ 技術も伸ばしてゆきたいという気持ちが 増してきました。フィルムで撮ったほうも 到着しだいまた掲載したいと思います。