ローライコードIIIの写り

とりおたです。先日撮ったものが返ってきました。


いつも 二眼レフで撮るとき 接写レンズをつけて 寄って撮ります。撮ってるときは楽しいのですが アップの絵ばかりだと見ていて飽きたりします。


なので今回は 寄ることをちょっとこらえて 封印し 引いて全体を写しつつ バランスのいい絵になるよう考えて撮りました。


そしたら、やはり難しく、いいかなと思ったのが二枚だけでした。





コーティングのあるトリオターの写りを初めて確認しました。これはソフトフィルター0番をつけて 絞り開放3.5で撮っています。いや5.6くらいに絞ったでしょうか。記憶が定かではないです。





みずみずしい感じがきちんと再現されました。やはり、二眼レフで撮るのは とても楽しいです。


二眼レフだけ持って旅に出たいですね。

ペトリがどんどん増殖

とりおたです。
休日に無理をすると 月曜からの生活に影響するようになってしまいました。とほほ。

で、あれば、機材を増強するほうを頑張ろうではないか。と、日々ペトリのレンズを物色しています。


先日はついに、ebayに手を出しました。paypalの登録がどうしてもうまくできず、自力でebayの取引は難しいと思われたので、多少高くなるのを覚悟でセカイモンを使おうと、セカイモンのサイトでペトリレンズを物色していましたら、欲しかった28mmや35mmが複数あります。しかし、かなり高い。


海外ではペトリの評価が高いという話も伝わってきて、それでなのかなと。


その中では比較的安いものを即決落札したのですが、なんと、キャンセルされたとセカイモンから連絡が。


まあお金戻ってくるし いいかと また見ていたら、出品者がどうも欲が出たらしく、さらに値上げをして出品していたようなのです。ヤフオクでもたまにそういう人がいます。


月と二眼レフでは 人の悪口を書かない。をモットーにやっていますので、とりあえず論評は置いておいて。


Rikkie師匠のサイトにも ペトリ広角レンズはあわてずに探すのがよいという趣旨のことが書かれていましたから、弟子としてはあわてず騒がず、心を落ち着けてゆっくり探そうと。


ヤフオクで 検索の仕方を変えて petri で検索したところ、なんと今まで出てこなかった 35mmf2.8が即決であるのを発見。


これは絶対必要と考え 撃破しました。
あとは広角は 28mmですね。自動露出になるまえの cc autoのタイプが欲しいのですが、eeのタイプがいま安く出ています。
悩みます。


そして フィルムでもペトリを使いたく、ついに ペンタVをオーバーホールに出しました。





インスタにも貼ったこれは sketch guruで絵画風にいじったものです。ペトリの部品を持っているというUCSさんへと旅立ちました。幕交換もされて戻ってくる予定です。


これが戻ってくるまでに レンズをいろいろ揃えて 体調を整えて 夏の山を 表現力豊かなペトリでたくさん写したいです。

ローライコードIIIの使い方

とりおたです。
ローライコードIIIは、以前写真をやっていたときに おそらく一番たくさん使ったカメラです。やはり手放したあとも 思い出が蘇ってくるので 安かったときに買いました。以前持っていたものはクセナーつき。今回はややレアなトリオターです。トリオターは、とりおたの名をもらった重要なものでした。

で、買って見たら シャッターが切れず修理屋さんに送り、直ったら安心して しまい込み、持ってることすら忘れていました。そして新たな二眼レフをヤフオクで物色していたら、「一度も使わないまましまってあるのがあるのに まだ買うのかおまえは」という声がしたので このローライくんを磨いて 妙法寺へと持ち出したのでした。

どなたかのお役に立てるよう 使い方を書いておきたいとおもいます。





まずは蓋をあけてフィルムを入れましょう。空スプールは上のほうにセット。フィルムは下の方にセットし、おそるおそる引き上げていきます。この作業は日陰でやりましょう。けっこうそれ重要です。





下からフィルムの裏紙を引き上げて、空スプールのすきまに 写真のように突っ込みます。そしたら、巻き上げノブを巻き上げて





赤点の位置にスタートマークが来たら 蓋をしてください。





そしたらこの状態になってるはずです。ここから、カウンターの数字が1になるまで巻き上げてください。そうすると撮影準備がほぼ整います。





次に 撮りたいものの 露出を決めます。今回は 二眼レフに合わせ クラシカルなゴッセンの露出計をもってきました。

明るめのとこは 下のグレーのボタン、暗いところは 上の黒いボタンを押しながら 被写体に露出計を向けると 針が動いて数字を示します。

針が19を示しましたから、下のダイヤルも19に回して合わせてやると、絞りとシャッターの関係がずらっと並びます。そこから好きなのを選べばよいのですが、二眼レフにたとえば 4000分の1秒などというハイスペックなものはないので 当然制約がでてきます。

今回は感度100のフィルムを入れたので ダイヤルも感度100のところに合わせると 19という明るさでは、

シャッター速度 500分の1秒

絞り f5.6


というのが使えるので なるべく絞りを開きたい私はこれを選択します。





緑色のところは、シャッター速度を決めるところです。ここをいじって500分の1秒のところに合わせます。

青のところは、絞りを決めるところ。ここもいじって5.6にしましょう。

これで撮影準備 9割終わりました。

ここまで終わったら、下のレバーをオレンジ色方向に動かすと シャッターがチャージされます。これで いつでも撮影できる状態。被写体に向かってファインダーをのぞき、ピントを合わせて シャッターを切りましょう。(シャッターを切るには、黄色の矢印方向にレバーを動かします。)

ボタンを押すタイプのシャッターではなく、レバーを左に動かすタイプのシャッターですので けっこうブレやすいのです。フィルムを入れる前に、空シャッターで練習して、ブラさない持ち方や 切り方を会得しておくとよいとおもいます。

あまりにそれがやりにくい場合、ローライコード用に ショートレリーズなるものが出ています。こんな昔のものなのに需要があり、純正ではないですが 新品が買えます。それを使うのもいい方法です。

で、一枚撮ったら すぐ巻きあげておくことをおすすめします。巻き上げとシャッターチャージは連動していませんから、巻き上げを忘れると 同じコマに二回写すことになり 不思議な絵がでてきます。

これを逆利用して 多重露光も簡単にできるということです。

フィルムの面精度の観点からは 撮る直前の巻き上げが良いとも言われています。わたしは せっかくうまく撮れたかもしれないコマをだめにしないよう 撮ったらすぐ巻き上げ という方法にしています。

あれ?さっき巻いたっけ?と、わかんなくなったときは、もう一枚巻き上げれば、一枚無駄にしますが、撮ったものをダメにするのは防げます。

ちなみに、巻き上げは 一回一回 ロックされるので





新たに巻き上げるときは、赤矢印で示された ボタンを押してから 巻き上げます。古いものなので ここの動きが渋いこともよくあります。一回押しただけでは動かないときもあるので 焦らずいきましょう。

注意点としては、シャッターチャージしてしまってから シャッター速度を変えるのはやめたほうがよいということです。仮に壊れなくても内部メカに負担をかけます。絞りリングは動かしても大丈夫です。いざ撮ろうとしたときに明るさが変わった場合は 絞りを変更することで なんとかしましょう。状況によっては なんとかならないかもなのですが。


12枚取り終えましたら、ガンガン巻き上げて、




カウンターにこのマークが出たら 蓋を開けて大丈夫です。コダックなら 水で濡らしてノリづけ、フジだと シールになってるので それで 留めて おしまいです。

早めに現像に出しましょう。
撮影結果は後日アップいたします。


ローライコード 使い方 2年前に書いた記事です。めちゃめちゃ気合い入れて書いたものですが、今読むと力み過ぎな感じもしますね。くしくも おなじ 妙法寺で撮っています。狙ったわけではないのですが。

久しぶりに妙法寺のあじさい

とりおたです。


先週 妙法寺へ行きましたら まだ全然咲いてなかったあじさい。今週は雨も多かったので 少し咲き出したかなと 様子を見てきました。




いい感じに咲き始めてます。
重たい大判カメラに EOS10Dを連結して 頑張って撮ります。


10Dは  今でも使っている人はきっと少ないと思います。初期のデジタル一眼レフで 画素数600万。でも スマホで楽しむ分には 画素数少なくても 平気です。データが重くならないところも魅力ですね。


塗装ハゲハゲのリンホフにこのオンボロ10Dで撮っていると逆に目立ち、プロの方ですか?と聞かれることもあります。


ただのガラクタカメラおたくなのですが。でも、これからでも、頑張って腕を磨きます。





お寺らしい雰囲気に撮れたかな?





そして今日は、久しぶりに二眼レフも持って行きました。買ってから一度も使っていないローライコードIII型。





ローライコードIIIの使い方 という記事をまとめるため、それ用の写真も撮って準備中です。


二眼レフ、ずっと使っていませんでしたが、久しぶりに使うと 昔を思い出し やる気がさらに上がってきました。いいものが撮れてるとよいのですが。



妙法寺のあじさい

タスマンというレアなレンズ

とりおたです。

大量に頂いたカメラやレンズ、大量なだけに なかなか紹介しきれませんが 中には稀少なものがまぎれています。


タスマンというレンズは聞いたことがありませんでした。そして 調べても情報が あんまりない。海外のサイトであっても ebayで売ってますくらいな。


それだったら撮ってみるのが早いです。
速い かな?





ボケがすごいという話を聞いていました。後ろに何を置くかですよね。





その昔 ローライフレックス2.8Fプラナーを分不相応に所有しておりました。これ見たとき あ 似てるなと。で、こいつは135mmですので プラナーの80よりボケます。

立体感があって くっきりだけど 輪郭はほのかに柔らかい。色乗りもめちゃくちゃ良くて クモリペトリ200mmと並べると 雲泥の差。いや、あれはあれで 水彩画のようで いいのですが。


M42マウントで、見つかれば あんまり高価ではない?模様です。


ペンタのSLが 完動の状態で待っています。これは ネガで撮ると とろけるような柔らかさになるのではないかと楽しみにしています。

ペトリ 超絶クモリ200mm

とりおたです。


ペトリは 格安を売りにして 頑張っていたメーカーなので、出回ってる中古は、標準レンズが多く、交換レンズは見つけにくい感じです。あったとしてもあまりコンディションがよくなかったりします。


ヤフオクで探すと、ちゃんとした状態の単品レンズを買うのは多少値が張るところ、ジャンクボディにくっついてるジャンクレンズですと格安で買えます。


で、安物買いの銭失いを 失敗に学ばず繰り返すわけですが、なるべく傷んでるものを買って 救出してあげたいというのが根本にあるので これはもう仕方がないです。(状態のよいものは どこかで大切にしてもらえる率が高いので、ダメそうなのを優先で買います。)


それで タダのような金額でゲットしたペトリの200mmですが、ここまでひどいのはないというくらい 中がくもっていて、なおかつ 素人分解された跡があり、割れたネジが 外すこともできなくなってくっついており、マウント部分がグラグラです。


そんなんでも ペトリ→M42アダプターに
M42→ニコンアダプターを二枚組み合わせ、グラグラさせながら撮って見ました。





だいぶ調整で見れるようにしてるのですが、くもったレンズも面白いなと思いました。ちゃんと修理に出して使うのがいいのか、このくもったまま この味を生かすのがよいのか、またしても迷うところです。





ちょっとだけ彩度を高くしています。クリーミーな感じは コダックのポートラで撮ったかのような。


きたなくて状態の悪いレンズでも 面白い絵が撮れることがあるわけなので 手放す前に なんとかして試してみることは大事だなと。このグラグラレンズも大切に使いたいです。

ペトリ55mmf2で撮る紫陽花

とりおたです。

だんだんと新しい仕事にも慣れてきて 通勤時に 写真を撮ってしまうという心の余裕ができてきたようです。きょうは6キロほどの道のりを 自転車で行き ニコンD610に ペトリ55mmf2をつけて 紫陽花を撮って見ました。





車が行き交う道の脇に咲いてるあじさいです。なんか久しぶりに青空。あじさいは曇りや雨でも雰囲気あって似合いますが、やはり晴れの日にもきれいですね。





近接専用状態なので 引きが取れなくて、なかなか思う絵にならないもどかしさがあります。しかし、レンズの味はとてもあって 撮った写真を見るのが楽しみです。ちなみにフィルム派のわたしは、デジカメでも あまり液晶で写真を確認することはしません。帰ってからのお楽しみ。





終わりつつある矢車草。今年は随分 枯れずに粘る印象です。長いこと目を楽しませてくれました。





なんか こんなのも咲いてました。





お寺のあじさいを撮りに行きたいですね。やはり周りの雰囲気も写し込みたいです。