神明の花火2018 ベリート編

とりおたです。

珍しく平日に休みをとれましたので ここは花火を撮っておきたい。


どのカメラで撮ろうか悩みます。


会場の近くで広角で撮りたい気持ちがありましたが 混雑する中三脚を使うと 誰かに怪我をさせてはたいへん。かなり悩んだ結果 遠くから気楽に望遠で撮ろうと。


今までの失敗をもとに カメラは3台持ってゆきました。


2年前に甘利山から撮ったときは 会場から遠すぎたため 大苦戦を強いられました。しかもブヨに何箇所も刺されて血だらけ。長袖長ズボンは基本だなと思いました。


で、も少し会場に近い 櫛形山であればいいかなと 来てみました。


数人 いてくれたおかげで 怖くなく最後まで撮ることができました。


おととし 韮崎の花火は フィルムで撮ったのですが 最後の方の一番いい花火が上がるときは フィルム使い切っていて がっかりだったので 今回はデジタルです。メモリーカードの要らない写真を消して 容量あげて準備しました。





ベリートは焦点距離240mmほどなので、APS-Cのカメラにつければかなりの望遠になります。それでもトリミングせざるを得ません。





ちょっとこれはトリミングしすぎて画質が残念。





街明かりが存在感を主張しすぎて花火が霞んでいます。ベリートは難しい。


あ、ベリートって何?という方がいらっしゃいますね。100年前のアメリカ製のソフトレンズで、普通の時も霧がかかったような写りをするレンズです。








虫があまりいなくて 虫除けスプレー使わずに 快適に撮影できました。

次は 神明の花火2018 ソリゴール編へと続きます。

だんだんきれいになるローライ

とりおたです。


いい感じに二連休になりましたが  

強烈な暑さに負けてくたばっています。

気がつくと半日 磨き続け





さびというかこびりついた汚れが強烈で、歴代最強のこびりつきでした。


レストアのプロは水を固く絞った布のみを用い、長い時間をかけて新品のように磨きあげると 物の本で読みました。


研磨剤のたぐいは 気をつけててもネジの隙間 貼り革の隙間 部品の間に入って行ってしまいます。カメラに一番負担をかけないのが やはり 布だけで磨く方法だそう。


なのでわたしも乾きかけのウェットティッシュ、アルコールを含まないもののみを使って やっております。


貼り革もカピカピに乾いていましたので、登山靴用のホホバオイルをぬりぬりしました。




ミンクオイルは 劣化した革には塗らないほうがいいと 物の本か 2ちゃんねるか 忘れましたが 読みました。





細かいパーツはまだまだ汚いのですが、全体的に 見違えるきれいさになりました。

頑張りすぎて 肘が腱鞘炎になる寸前まできてしまったので きょうはやらないことにしました。


シャッターはかろうじて動いているので そろそろフィルムを入れてなにか撮らなければ。

悔やまれる衝動買い その2

さびとりおたです。


サビサビのカメラが来たので普通ならガッカリするところ、お!どのくらいきれいにできるかな?と半分ワクワクするのが変態の証です。


家で待っているのが辛いので 郵便局なら局留め クロネコなら営業所留めにしてもらうことが多いです。今回はクロネコさん。


そして 受け取って帰ってきてしばらくしたら電話が。


あのー着払いだったんですけどー


あ!そうだった、ごめんなさい。
と、二回行く羽目になりました。


あわてて支払い済ませて 降って湧いたこの休日の火曜をどう使うか。


撮影にいくのか サビをとるのか。


で、サビ取りします。





いやこれ案外 このままのほうがアンティークでかっこいいのかも。


シャッターは、なんとか切れている感じです。スローはだめ。


クランクを回すときに 押し付けるように回すと大丈夫なのですが、その押し付けを弱くしちゃうと 巻き上げと同時にシャッターも開きます。過去多分10台ほどローライを買っていると思うのですが、この症状が出ているものがいくつかあった記憶があります。


あとは ピントを前に持ってくと巻き上げ可能だけど 無限遠だとダメというものもありました。中の詳しいことはわかりませんが。


一度フレックスをバラして パーにしたことがあるので 安易に開けることはしません。


修理やさんから聞いた話ですと、古いカメラはホイホイ一気にバラさないとのことです。ネジが錆びているかもしれないから 油を入れて時間をあけたりしながら 慎重に外してゆくとのことでした。


そんなわけで まず外側をきれいにしようかと。





こんな感じにレンズの周りのバヨネットがさびてます。レンズはめちゃ汚れていますが 拭いたらきれいになりました。


このきたないレンズのおかげで入札が低調だった模様です。


そしてこのバヨネットのサビが頑固なため、5時間近くかけてウェットティッシュ攻撃をかけましたが、7割くらいは取れたものの まだまだ綺麗とはいいがたいです。


型が無駄に新しく 絞り羽根は5枚で 円形絞りではありませんでしたが この世代のローライのデザインは なかなかバランスがよいように思います。





こんな感じに 金属部分はみんなさびてます。中も心配にはなりますが 開けてみたくなりますが そこは耐えて ゆっくり外だけ綺麗にしたいと思います。




何回も来てしまう明野のひまわり

とりおたです。


たいして土曜日動いていないのに こんなに眠いのは気圧が低いからでしょうか。ひたすら眠り続けて夕方が近づきます。


あーきょうも無駄に過ごした。


そしたら だいぶ晴れ間が見えたので あえて高速道路に入って 明野のひまわりを目指します。





雨が上がって 急に日が差して来たときのいい光で撮りたかったですが ほんのわずか到着が遅れて。


でも なかなかに いいかんじです。


カメラ3台首からぶら下げ あきらかにあやしいおっさんが人目も気にせず撮ります。





二眼レフの ローライフレックススタンダードと こないだ直ったペトリペンタ、それとニコンのデジカメ3台体制です。


さすがに二眼レフで撮ってる人は他にはいません。いたら絶対 ともだちになっちゃう。


インスタ映えを狙ってなのか シャボン玉を持って来てる方もいました。きっとステキなのが撮れたことでしょう。





楽しく撮ってたら またかなり強い雨が。


体が重くて走れません。歩いて車に戻り ローライくんとペンタくんは濡れました。デジカメはさすがにもっと水に弱そうなので カメラバックにしまって運びました。


そこで心が折れて 撤収。家に向かいます。


10キロほど走ったらまた晴れて来たので、ガソリンを無駄にしてしまいましたが、戻りました。


そしてまた撮り始めます。





夕焼けになるまで待つべきだったかもです。これ撮って満足したので また撤収。


かえりは下道でチンタラと行きましたら、途中で綺麗な虹が。


なんとかして一枚は撮りたい。


なんとか車を置けるところを見つけ あわててカメラを持って走ります。





一番ピークのきれいなのは撮れなかったですが まあ あきらめなかったことは良かったかなと。それにしてもでかい虹でした。


フィルムも 35mm一本 ブローニー一本撮り終えました。掲載はだいぶ後になってしまいますが ちゃんと写っていてほしいなと祈っています。

悔やまれる衝動買い

とりおたです。

二眼レフファンの私ですが 二眼レフのみでほぼ撮影していた以前とは違い どちらかというと二眼レフはあまり使わなくなりました。


それでも定期的にいろんな二眼レフが欲しくなります。


例えばリコーフレックスニューダイヤ。借りて使った リコナーレンズの写りが大変柔らかく クリーミーで また シーソーレバーなるものが使いやすく ブレにくくて最高だなこれはと。


しかしなかなか縁がなくまだ買っていません。


マミヤのCなんかも かなり異色な レンズ交換可能な マニア向け物件です。これも定期的に欲しくなりつつも、どうせ 買うと ぜんぶレンズ集めたくなり すごい出費になると自分を戒めたら なんとか物欲を抑えられております。


フレクサットはとてもお洒落なカメラで アレモさんのブログで驚きのすごい写りを確認し これもまた気になる存在ですがなんとか耐えます。


マイナー系では 自社で4枚玉を作っていたニッケンフレックスが気になります。

ローライは高いので基本欲しがらないようにしています。トリオターのローライコードと フレックスのスタンダードがあるので これでいい。


と思っていたのに ローライフレックスMX-EVSが なんと 1万円ちょっとで あと4分。あーここから3万くらいまで上がるんだろうなーと思って、どうせ落ちないと 気楽に 入札ポチッと行きました。


すぐ 高値更新されるものと完全に思っていました。こんな安いわけがない。

え?え?なぜに誰も入れない。


気になって 商品の写真を見ます。速度制限でなかなか開きません。で、見ると、レンズが なにやらガッツリ曇っている模様。あちゃー だから誰も入れないのか。


そしたらそのまま私の落札になってしまいました。とほほほ。

ただ この型のカメラ、以前とても気になっていたものではありました。新婚さんが奥様をこのカメラで とても雰囲気のある描写で撮られていて 同じもの使えば似たような写真が撮れるわけじゃないと わかっているのに なんかほしくなります。

インスタでも検索したらば 似たような描写の写真を発見。

ローライのテッサーは 年代で結構 描写傾向が違うのかもしれません。

衝動買いは後悔なのですが、曇ったレンズは もしかして 私好みのソフト描写になるかもしれない。もしかしたら運命の出会いなのかもしれない。


と、前向きに考えて、届いたらまずは楽しんで撮って見たいと思います。


動作未確認ジャンクなので 動かないこともあるかもです。ペトリは 6台目でやっと動くのを買えましたから。動かなかったら まずは磨いて遊びます。

ベリートで北杜市の田んぼを撮る

とりおたです。


今年は梅雨時にあまり雨が降らず気温も高かったため、ひまわりの開花が遅いらしいのです。今日も明野のひまわりは、満開にはなってませんでした。


しかし かえりみちみち 田んぼの輝きがすごいな。これは何としても撮らねば。


しかししかし ここ空き地だな?と思って停めても ときどき怒られることがあるもので、車を停める際にはとっても気を使います。今回はちょうど 撮りたかったところに 自販機があり、ジュースを買うフリをしてそこに停めて ちゃちゃっと撮りました。


まあそのくらいは許してもらえるでしょう。





ベリートをデジカメにつけると大変画角が狭いので、なかなか思うように撮れませんが、その画角の狭さが逆に助かる場合もあります。





田舎ののどかな風景。





こんなふうに撮りたいとずっと思っていたのがようやく実現です。


ひまわりは あんまりいいの撮れなかったのですが、田んぼで収穫があったのでよかったです。田んぼだけに。


完全オーバーホールされたペトリも持ってきていましたが、今回は非番のまま終わりました。あとは日曜ですね。


山にどのカメラを連れて行くのか非常に悩みます。極限まで疲れると、重たいのを持ってきたことをすごく後悔します。


出かける前は楽しいことしか頭にないからです。いつになったら大人になるのでしょうか。

また懲りもせず新規ブログ作りました

とりおたです。



ペトリで行こう


ペトリに特化したブログを作りたかったので、放置ぎみだった フィルムカメラ事始め のアカウントを利用して これからいろいろ書いて行きたいと思っています。


このブログでペトリの素晴らしさが世に広まり 中古相場も高くなる ということは…ないと思いますが  ペトリのよさをわかる人が増えることを願っています。