ジナーS 2台目

とりおたです。

せっかくの連休に 一年で一度ひくかひかないかの風邪をひき なにもできずに寝ておりました。

そのため この大物をいじることもできなかったのですが 今朝 まあまあ治っていたため すこしウェットティッシュできれいにしました。




この 三脚とパイプをつなぐ部品 レールクランプが 以前買ったものは 届いた当日にぶっこわれました。で、このクランプだけ探していましたが 見つかっても高価で、ずっと待っていたら これが見つかったのですが、部品取りにどうぞ ということだったのに、全体的に状態がよく、これから部品取るなんて。

なのでこっちが主力になりそうです。




ジナーS その2



さすがにこれを山の上へかつぎあげることは厳しそうです。そこらへんの花なんか撮る時専用になりそう。


楽器で言うとバイオリンみたいなカメラという気がします。人間がやらなければならない部分が多いかわり 表現の自由度があるところが似ているような。

楽器は よいものは古くとも というか古いほうが価値があったりします。このカメラも もうとても作れないようなすごいつくりで とっても値打ちがあるとおもうのですが 二束三文になりつつあります。

デジタル時代においては過去の遺物と思われているせいだと思いますが デジタル時代ならではの活用法がありますので 

手間がかかってもいいから個性的な写真を撮りたい

重たくても気にしない


という方にはほんとにおすすめしたいところです。もちろん たまにフィルムで撮るのも楽しいですし。

二台ともいたんでる比較的ボロいのを入手したから思うのかもなんですが 各部ネジを 必要以上に締め上げて使ってこられたものが 結構多いのではないかなと。

いたんだネジの代替品が見つかったらまたこちらで紹介したいです。

せっかくちゃんとしたのが手に入ったので もうすこし使ってあげなくては。





アルミの削り出しとか 鶯色の塗装とか ほんとに 手作り工芸品。もうこんな凝ったものが市販されることはないかもしれないですね。

ニコン純正レンズの作動の良さにびっくり

とりおたです。


いっぺいさんが要らなくなったレンズ?とりあえず貸してくださるとのことで、前玉のせり出た 出目金レンズ シグマ14mmと あとニコン純正35-70というズームが今日届きました。


まずは35-70を試そう。


カビとくもりがありますが、どんな写りになるのか。





いきなり気に入りました。


で、この絵をいっぺい師匠がレタッチを加えてくださり





水彩画のような仕上がりに。





霧がかかってないのに霧の雰囲気。フォギーフィルターが要らない。





純正のレンズって 仮に古くとも カメラの作動もいいんですね。シャッター音まで良くなりました。ズーム比 欲張ってないせいか 歪みもほとんどなくて とてもいいレンズですね。


出目金は、山に遠征して星を撮って報告します。

初めて具を炒めてから作ったカレー

とりおたです。


カメラネタがないので 粗末な料理編。

長年 カレーは 具を炒めずに そのまま生から煮て 作っていました。それでもまあまあの味でできていたはずなのですが、最近自分の作るカレーがまずい。


作ると言っても本格的なのではなく、市販のハウスやSBのルーで簡単に作るわけですが、それでもあまりうまくないので、食べるのが難行苦行となっていました。


普通の作り方は 煮る前に具を炒めると。
知ってはいたけど めんどくさくてやったことがなかった。これを試してみようと 生まれてはじめての 具を炒めるカレーに挑戦。





挑戦と言っても めちゃくちゃ適当。
ごま油が好きなのでごま油で炒めてみました。というか家にそれしかない。





炒めたら 別鍋に移して煮ます。


一度火を通してるだけあり 煮えるのも速い気がします。




沸騰したら ブイヨンペーストを入れて 五分くらい煮たらルーを入れ、かきまぜてとろとろになったら 火を止めます。

初心者のころ ルーを入れたまま そのまま火をかけて 下がバリバリに焦げたことがありました。




きのう炊きすぎて余った冷やご飯が一気に片付きました。自分のカレーをお代わりしたのは ほんと記憶にないくらいひさしぶりでした。

料理と言えば 魚を焼くようになったのがごく最近なのです。案外と簡単で時間もかからないことに気づき 魚の出番が増えました。

登山のときはカロリーメイトばっかりなのですが、この調子で 山でも自炊ができるくらいになりたいものです。

そろそろコスモス咲いたかな河口湖

とりおたです。

ペトリブログ放置気味だったので ペトリと交換レンズ3本もって 河口湖へ。平日昼間 写真撮れる最後の日かな?


一度車を出してガソリンを入れているときに、フィルム忘れたことに気づいて、取りに帰りました。

でも結局 フィルムは使わず デジカメのみ使いました。


いく道すがら面白いものがあれば撮るのですが、いくぶん心の目が曇っているのか、とくにピンとくるものもなく 河口湖の大石公園に着きました。





ちょっとずつ咲いております。元気に咲き出したらフィルムも使おうと思いました。





モーターボートがすっとんでゆく。夏も終わりかと思ったらとても暑くてバテました。





富士山が世界遺産になったためか、平日でも多くの人で河口湖は賑わっています。

デジカメが普及する前は 夜景を撮る人も少なく、夜中に本栖湖なんか行くといつも一人でした。ところがいまは誰かしら三脚を立てていることが多いですね。

これからは 日常いつもカメラを持ち歩いて、身近な被写体に目を向けていこうかなと思っております。

ピカピカになったローライくんの初仕事

とりおたです。

衝動買いした サビサビローライくん。
シャッターの動きも怪しかったのですが、何回も動かすうちに だんだん快調?ともいかないですが まあ動きがまともになってきたので またかよと思われてしまうかもですが 明野村のひまわりを撮りました。


途中田んぼも何枚か撮りました。


フィルムを忘れてしまい、韮崎のキタムラに行ったら ブローニーフィルムが売っていて感動したのでした。感度50のポジです。


とてもとても暑い日でした。





この間 部屋を片付けた際 買ったことも忘れていたソフトフィルターを発見。やはりこういうものは使わないと。と思いまして、今回 まるまるフィルム一本 ソフトフィルターつけっぱなしです。

ソフトフィルターがあんまり好きでない方もいらっしゃると思いますが、ローライ二眼レフ用の純正ソフトフィルターは、かなり良いフィルターだと感じています。あまり人気のあるアイテムでないのか、安く出ていることも多いので、ローライをお使いの方には一度ためしてほしいと思っています。





ほんとにひまわりづくしな今年の夏でした。花火も二回撮れて まずまず頑張ったかな。山にはあまり登れませんでしたが。




レンズのカビもソフトさ加減に良いアシストをしてくれているのかもです。


今回思ったのは やはり自分は二眼レフがしっくりくるということ。なにか不思議な力が働いているような気もします。

ピカピカにしてくれてありがとう!と思って頑張ってくれたのかもしれません。
シャッターが油切れ気味なのであまり無理をさせられませんが、冷え込む前までは コスモスや彼岸花の撮影で活躍してほしいなと思います。

北岳登山 無念の撤退

とりおたです。


八ヶ岳の権現岳に行った時 体力がなさすぎるのを痛感。毎日 わずか2キロのジョギングを20日間ほど続け 少しだけ体力をつけて北岳へ行ってみました。


ジョギングといっても歩いている人に抜かれちゃう速さです。しかもごく距離もわずかなので こんなので効果があるのかなと思いつつ。


ところが案外と効果はありました。
去年は もう 一歩目からしんどく 真ん中らへんへ行く前にボロボロ。北岳山荘へ10時間以上かかって到着するという状態でした。今回は、中腹付近の 白根御池小屋まで 標準コースタイムの3時間より30分速く到達するという成果をあげました。


とてもゆっくり歩いて 後ろからくる人全員に抜かれましたが。あまり大休憩取らず 一歩一歩じわじわと進んだのが良かったようです。


カカトがいつも靴にあたって擦れるので、ダイソーにあった 靴擦れ防止ジェルインソールなるものをカカトに貼りました。ところが このジェルが熱を持って 結局カカトにマメができました。





白根御池小屋を少し過ぎたところ。心肺はまだ余裕を感じましたが、残念ながらカカトの擦れが痛み出し ここからしんどくなります。


そのジェルを 足に直接 ではなく 靴の中に貼ったら ずいぶん痛みが軽減しました。


次からそうやって使おう。


ジョギングの効果はまだあって 足は痛むものの登りはずいぶん余裕があり、順調に あとすこしで小太郎尾根というところまできました。これは案外と早く肩の小屋まで行けそうだ。そこでゆっくり休んでもいいし 山頂を越えて 北岳山荘へも余裕を持って行けそうだ。


去年と違って山を楽しめそうだなと喜んでいたそのとき、靴底がはがれてきてるのに気づきました。


しかも両足。





以前知恵袋かなにかで こうなると どんどんはがれてきちゃう というのを読んだ記憶が。


このまま山頂を目指すのは危険と判断しました。というか下山するにも危険を伴います。

予備の靴紐があるので縛って固定することはできそう。ただ岩の多い場所でそれをやると紐が切れると判断し 白根御池小屋まではこのまま行こう。そこで縛って 麓を目指そうと。


せっかく重たいのを耐えて持ってきた三脚も何も役立たず。いい写真が撮れそうな天候でしたが 無念の撤退です。


山は逃げないから とにかく無事に戻ることに集中しよう。


腰椎椎間板ヘルニアの後遺症で 長時間立ってると足がしびれるのですが 重い荷物を背負っているため その症状が重く 下りで硬い石の上にドスンドスンし続けるため、痛みがきつくなってきました。

去年と一緒で下りのほうがずっときつい。


ときどき 小石や木の根につまづいて 靴底をさらにはがしながら やっとのことで白根御池小屋にふたたび到着。





もう全てはがれる寸前。両足ともこうなりました。


予備の靴紐がここで活躍です。





足裏の痛みはきつく 気力を振り絞っての下山となりましたが この縛りのおかげで靴は麓まで持ちました。9時間半歩き続けて 初の北岳日帰り登山となりました。


山頂に立てなかったのは残念でしたが、無事に戻れてほっとしました。1日ちょっとの運動でも続けると効果があるということもわかり これからもなるべく続けたいて思いました。

韮崎の花火

とりおたです。

前日の 南部の火祭り 諏訪湖の花火。諏訪湖は混むから辛いかな?やはり南部でしょうと思っていたのですが 朝ちょっとだけジョギングをしただけで ボロボロのヘロヘロになってしまい 南部まで運転してゆくのは無理そうだなと。

それでのんびり本読んで過ごし、最後の休みの16日 元気になったので韮崎の花火を撮ろうと。

2年前 甘利山から フィルムカメラで撮ったらボロボロに失敗しました。

今回は素直にデジタルでいこうか。

特にD610と合体できた大判カメラが活躍してくれると嬉しいのですが。

で、雨の降る中 甘利山へ向かいます。
こんなに降って天気悪いのに 行くのか?
途中で何度も帰りそうになりましたが、行けば行ったでブログに何か書けるだろうと。

山頂付近の駐車場にはすでに三台の車が。あ、やはりいるんだ。




いい場所に陣取りましたが このような状態。まだ三時間ありますから、奇跡の天候回復を待とうと。

すると、どんどんここから悪化して 周りの木もろくに見えないくらいに霧がかかって来ました。

しかたない、お弁当食べよう。
微妙にお腹痛かったのに 途中でアイスを食べてきたので そこへとんかつ弁当を食べたらまた微妙な痛みを感じました。

でも空腹に勝てず。

しばらくじっとしてたら楽になりましたが、残念ながら天気はダメかな。

開始が近づいてきて、車が数台増えました。

三脚を出している方と 今日はダメかもですねーなどと会話をしながら 私も準備します。

すると あと20分 というところで 奇跡的にクリアに晴れ 会場の灯りがキラキラ見えます!

おお!待った甲斐があったわ!
と思ったら なんと また霧と雲に全て消えました。

今日は何が起こるかわからない。あきらめず待とう。

そしたら 開始には間に合わなかったものの 途中からまた晴れて 無事花火を撮れました。





ただ遠くからなので とっても小さくなっちゃいます。ここからはトリミングで。





ベリートレンズは 絞り込むとだんだんふつうの写りになってしまいます。ソフトな描写にするためには絞りを開けないとなりませんが 開けると露出オーバーになり まっしろけになります。というかなりました。絞るとこのような絵になります。NDフィルターがあればよいのですが、前玉がでかいのと、100年前のものなので 前にネジは切ってあるものの ピッチが違うらしい。

花火で使うのは難しいかなあと思いながらダメ元で数枚撮ります。





ピントなんてどうでもいいや!と開き直って撮ったもの。





絞りを開け気味に 露出オーバーを気にして短めの時間でシャッターを切ったもの。それでもハイライトが飛びました。





あきらめてニッコールオート300mmに交換しました。





すると、こんどは最大級の雲と霧が攻めてきて、何も見えない状態になりました。フィナーレまであと10分というところ。

あまりに何も見えないため、15台くらい車が来ていましたが ほとんどの方が撤収。

私と 東京から来られたご夫婦の 計3人 あきらめずに残ります。

というかあきらめつつ残ったというべきか。

まさかあそこからまた晴れるとは思いませんでした。一度片付けたカメラをまたあわてて車から出して撮ります。





綺麗に撮れなかった。花火は難しい。





それでも フィナーレまで見れたことに満足。

そして誰もいなくなってから ベリートで夜景を撮って帰ろうと。








これって夜景なんでしょうか?何を撮ったのかもわからない。

暗い山道なのでゆっくりゆっくり気をつけて運転し、家へと向かいました。

お盆すぎると秋の気配がしますね。史上最高に暑かった夏も終わりに近づいています。