カメラ趣味を安くあげようと思って

とりおたです。


ブログを、始めるときは、フィルムの写真だけ貼っていこうと思っていたのですが、それでは続かない。


しかたなくデジカメも買ってみました。ハードオフの片隅に置いてあったEOS20Dでした。


それにジャンクカゴの中にあったタムロンのズームをつけて撮っていました。
jpegとrawの違いもわからなかったので デジカメの良さを引き出すことはできず、全然いいと思わなかったので、やはり自分はフィルムで行くのだと。


ところが 壊れたニコンF2を買ったところから展開が。


せっかく買ったこのレンズ 20Dにつけれないかな?とアダプターゲット。


そしたら驚きの柔らかい美しい画像が出て、ニッコールオートを集め始めました。


EOSにアダプターで使う分には、ai改造とかされてなくてもいいわけなので、そういうのを安く集めていました。500円のときもありました。

それで フィルムで撮るときはニコンF2で、デジカメならEOSでと レンズの使い回しができ これは安くあげるための王道だなと 我ながら感心していました。


そこへ突然ニコンD610を買ってしまったので、この計画が崩れてしまいました。


ai化されていないと 使うことができません。

では、集めたレンズ全部ai化するのか というと お金もかかってしまいます。ツワモノは自力でヤスリで削ってどうにかするのですが、真似した場合、仮に使えても 見た目きたなくなるのがかわいそうで ちょっと抵抗があります。

やむをえず 一本だけあったai改造済み50mmだけを使ってD610で撮っておりましたが、あまり良い色が出ない。

あーこれは失敗したな EOS6Dにしておけばよかった。結構後悔しました。

そんな中で出会ったai改造済みニッコールオート35mm。





モノコートなのに色もいいし 写りが気に入りました。やはりD610でがんばるぞ!

そう思って ai化されているレンズをこれから集めていこうと決心。

あまり使わなくなった旧型EOSと 非aiニッコールオートレンズ達をどうするのか?

安くあげようと思ってやっていたことが裏目に出て だいぶ無駄が出てしまいました。

しかし 思い出があったりもするので あわてて処分しないで 様子をみようかなと思っています。

捨て始めると なんか勢いで 要るものまで捨てちゃうってことがあります。それは避けたいかなと。

花なんかだいぶ終わってしまいましたが これから雪景色と星の季節が始まります。気がつくとすぐ春になってしまうので今年はがんばります。

夕暮れのコスモスを撮る

とりおたです。

日々ドタバタと駆けずり回って 気がつくと 長いことブログを書いていなかった。


わずかなすきにちょっと撮ったのが夕方の 近所のコスモス。














この日没寸前の時間はやはり 身近な風景もドラマチックになったりしますね。


そろそろ月も小さくなり星撮りにちょうどいい感じになってきています。またゆっくり撮ってアップしたいです。

ニッコールOオート35mmF2

とりおたです。


仕事で大きなミスをしたので 必死に取り返そうと頑張った一週間。エネルギーを出し切ってしまったため 日曜は近所で レンズのテストをしました。


かねてから 35mmの単焦点 Ai化されたものがあればなあと思っていたところ、いっぺい師匠が一本要らないと。


まずはお借りするという形にしていただき、ニコンD610に付けて持ってきました。





Ai化されたニッコールオートのレンズは 50mm F1.4と 300mm F5.6だったかな?F4だったかなの二本だけ手元にありました。300mmはそんなこともないのですが、50mmは ニコンD610につけると あまりいい色が出なくて悩んでおりました。


マルチコートになっていないからかな?とも思っていたので、今回もお借りしたのがモノコートタイプだったので 色があまり出ないのではないかと考えていましたら、こんな感じに白がとてもいい感じに来ています。(色はいじっておりません)


白がどんな風に出てくるかが 結構わたしは気にして見ています。これは想像以上に良かった。





35mmといえど開放にするとそれなりにボケます。周りの状況をほどよく説明しつつボケてくれるので これは使いやすいなと。

そして川の水面の 水玉模様のボケが気に入りました。狙って撮ったわけではないですが。





たくさん持っているニッコールオートの中でも この玉は一番好きかもしれません。たいへん気に入りました。





いつも ペトリレンズなんかを使ったときはコントラストを下げています。このレンズは コントラストの高いレンズのようなので、もともとの味を生かすべくそのままにしてあります。いつもゆるふわなので、たまにくっきりだといい感じに見えます。





北岳では、28-70のタムロンのズームを持って行ったのですが、35mmのところがしっくりくるなと思っていました。山ではできるだけ軽い方がいいので、重たいズームよりはこのレンズの方が サクサク登れて 元気にいい絵が撮れそうです。


もちろん山以外にも こんな感じでいろいろに使えそう。このレンズのおかげで初めて ニコンD610の良さもわかったような感じです。これで撮る星が楽しみです。

去年よりだいぶ楽な下山

とりおたです。


登山靴に インソール二枚入れて行ったところ、カカトにマメができなかった。足はいまのところ どこも痛まない。それだけでもありがたいのに アミノバイタルのおかげなのか あれだけきのう登ったにもかかわらず 筋肉痛がない。


これは なにかいつもとちがうぞ。
ただ、下りは 急なところで 大石ゴロゴロのところを歩きますから だんだん足の裏が痛くなるだろうことは想定していました。それでも、歩き始めから痛いのか、途中で痛くなるのかは ずいぶん違います。


山頂に再び立ってから帰れると思うくらい余力はありましたが、きっと後半足の裏が痛いだろうと考え できるだけ早く下りれるよう すぐ下山開始です。


小太郎尾根から富士山


おひさまが すこしだけ昇っていました。
ここからの富士山は山頂からより もっと様になっている気がします。


右俣から北岳


リュックをまだおろせる余力がありました。こんなすごいところを登ってきたのか。信じられないなと思いました。





もうすこし早く来たら 紅葉がもっと良かったのでしょう。





これはうまく写っててほしいなと 気持ちを込めての一枚でした。


けっこう あっという間に二俣まで下りてきました。さてそこから 

白根御池小屋→樹林帯

で帰るのか

大樺沢コースで帰るのか。


ここ最近樹林帯ばかり使いましたから若干飽きてきましたから 沢沿いの大樺沢コースで帰りましょう。


こちらのほうが 長い代わりに 斜度がかなり緩いです。登りもこちらにしておけばよかったかな?





沢沿いの景色もなかなかでした。しかし、ヘロヘロすぎて リュックを下ろしてカメラを出す というのがなかなかできませんでした。足の裏も予想通り 痛み始めました。


しかし 中敷き二枚の効果もあり 耐えられないほどではなかったので 一歩動いては休み みたいにはならなかったです。


登りよりもしんどい下り


去年の下りの苦労の記事です。
久しぶりに読んで 辛かったんだなと思い出しました。


北岳紅葉


秋ですね。


足の裏は痛みますが 歩みを止めるほどではなく サクサクと下りてきました。


沢が美しく いい絵になりそうなところがたくさんありました。三脚を出してスローで撮ればきっとよかったのですが、もうヘロヘロのボロボロで 前に進むのがやっと。これはもう やむを得ないですね。


でも 帰りの様子がわかるよう一枚だけ撮りました。





石がゴロゴロして急なところは特に足が痛いですが、この感じのところは 楽でした。

結局 肩の小屋から 4時間30分で広河原に到着です。去年の半分くらいの所要時間でした。お天気にも恵まれて 楽しい山旅となりました。

肩の小屋からご来光

とりおたです。


星を撮り終えて また毛布にくるまり あまり眠気を感じなかったのに いつのまにか眠っていました。そして 4:30ごろでしょうか。電気がついて スマホも使えるようになっていた。



ちょっとこれはやばいなと思う寒さ。
あわてて 持っている服を全部着ました。

ご来光を時間を気にせず撮るため 朝ごはんは 無しにしていたのでした。カロリーメイトを1本だけ食べて またカメラと三脚を持って外へ出ます。





しばらく待つと こんな感じに光芒が現れました。





この微妙な青の時間。寒さもしばし忘れる感動。


そして 日の出を待ちます。





来ました。





ご来光を見ると なにかエネルギーもらえますね。8時間歩いた苦労も報われた。


朝 山頂に行き 八本歯の方を回って帰るという人が何人かいましたが わたしは このまままっすぐ下山することにしました。


無事に下りられるかな。一番心配な下り。


北岳で満天の星空

とりおたです。


三連休は月曜で終わりなので その月曜に泊まる人は比較的少なく 山小屋もそれなりに空いていて 毛布もいっぱい使える状態でしたが それでもかなり寒く なかなか寝つけません。


しかも眠気も飛んでしまい困った。でも体を休めなくちゃと 目を閉じて考え事をしていたら いつのまにか眠っていて 目が覚めたら0時。夜明けまではかなり間があります。


さてどうしたものか。星 出てるかな。
撮りに行っちゃおうか。でもみなさんすやすや眠ってる。起こしてはまずいなと悩むこと1時間。


そおっと 音出さないように行ってこよう。

ちなみに、いつも山小屋って いびきの大合唱で 先に寝付けないと危険。今回は比較的静かで いびき あまり聞こえなかったです。

「初等ヤクザの犯罪学入門」というめちゃくちゃ面白い本がありまして その本によると、足を置くときに息を吸い 足を抜く時に息を吐く そうすると ミシッって音が出にくいということでした。細心の注意でみなさんを起こさぬよう 外へ出ます。

あ、これ 浅田次郎さんの本です。


外に出たら ほんと 月もない夜で 満天の星空。

さて撮影開始。





感度を いろいろに変えて 露光時間も3秒〜40秒くらいをいろいろに試しました。気づかないうちにピントが狂っていたりして、失敗写真を量産しました。





こちらは、ソフトフィルターをかけたものです。星がにじんで大きく強調されるとのことで、星の撮り方の本を見てやってみました。もうすこし広角があれば、この上に輝いていた オリオン座を入れることができたのですが、残念です。


いっぺい師匠から譲り受けた出目金14mmは あまりに重かったため家に置いてきたのです。次回は、14mmだけを持ってくるのも ありかなと思いました。


現代のデジタルカメラは、高感度性能が良いので、肉眼で見えない星も大量に写ってしまいます。しかし、できるだけ その場の雰囲気をそのまま伝えたくおもっています。そうすると 私の場合はあまり極端に感度を上げないほうがよいようで、D610でも十分すぎる性能でした。


1時間ほど撮って まずまず満足したので小屋に引き上げました。


初めて見たブロッケン現象

とりおたです。


肩の小屋に 要らない荷物を置かせてもらって 身軽になって山頂を目指します。

今回はいつもやらないことをいくつか試したのですが 一番効果があったかもしれないのが アミノバイタル。


運動前にとると良いらしいのですが、山の中腹で飲んでみました。これが効いたのか はたまたラーメンが効いたのか そして荷物も軽いので えらく楽チンに登れます。やはり荷物が重いことが 負荷をすごく増やしているとしみじみ思いました。


写真撮らないならもっと軽く、楽にたのしく登れそう。




肩の小屋の上はこんな感じです。岩だらけ。でも きつくない。ラーメンありがとう。





急なところは 登り始めてまもないところで 鎖場がひとつあるくらいで、比較的登りやすい。この写真は あとわずかで山頂、というところです。





なんとかここまで上がって来ました。時刻は 15:45ごろ。遅いですが、去年よりはずっとまし。

小屋の夕食に間に合うように早く下りよう。ご覧の通り眺望もきかないので。


下り始めたら、長野側は晴れて来て太陽が見え、富士山とか山梨側はまっしろけのガス。こ、これは、ブロッケン現象が見れるかも?とおもったとたん





おお 自分の周りに虹が!
あまりうまく撮れなかったですが これが噂のブロッケン現象。初めて見ました。





こんな荒涼とした道をゆきます。





ダイナミックに動く雲たち。日常目にすることのない風景。





レンズにつけたフィルターがきたなくて、ずいぶん写りを悪くしてしまったかも。


夕食の写真はないのですが お魚が出て だいぶ筋肉を酷使したので ありがたかった。あまりにもくたびれて 夕焼けの写真を撮りに行けませんでした。


そのかわり星はちゃんと撮ろうと思いつつ休憩です。


今回はウェットティッシュを持ってきていて それで汗を拭くことができました。お風呂がないので これで だいぶ違います。(星編へ続く)