二眼レフの長所

とりおたです。


またしてもトラブルで スマホからでは写真がここに貼れなくなり、止むを得ず 文章だけの記事になります。


二眼レフの良いところは、という質問をいただいたので、こちらでゆっくり考えてみたいと思います。
  1. 見た目がかわいい
レトロ感があって、撮らないときでも 部屋に置いておくだけで なんかいい感じです。これ、もしかして最大の長所。

     2.  レンズが いい

一眼レフだと、可動式ミラーが動くために、その部分にレンズの後ろ玉を置くことができません。そのため レンズの位置に制約がでて レンズ設計に無理が出やすいのだそうです。二眼レフは 可動式ミラーがないため、レンズ設計に自由度が増し そのため 良い描写のレンズが多いということです。

   3.  割とこわれにくい

これ、日沖宗弘さんが本に書かれていましたが、電気ポットは壊れるが、ヤカンは壊れないのと同様、二眼レフは壊れにくいとのこと。たしかに 機構が単純なので、壊れにくく長持ちします。

しかし、長年押入れに入っていたようなものは、だいたい調子悪いです。きちんと整備してもらったものは 壊れにくいということは言えそうです。


    4.  ローアングルがしやすい


上からのぞいて前が見える ウエストレベルファインダーなので、足元のタンポポなどを撮るとき、地べたに寝そべる必要がなく、しゃがむだけで楽チンにローアングルができます。


  5.  人を撮るとき いい

お辞儀をしながら撮るせいなのか 二眼レフがかわいいからなのか こんなカメラで写るのかなと バカにしてくれるせいなのか あまり 人に威圧感を与えず、自然な表情、良い表情がもらいやすいように思います。


 さてこれだけいいところもありますが、どちらかというと欠点の方が多く


   1. レンズ交換ができない。


マミヤCシリーズがあるじゃないか!と怒られそうですが、Cシリーズはその分でかくて重くなるという。一般的な二眼レフはレンズ交換ができないので、ストイックに標準レンズだけで撮るしかありません。しかし、それは考えようによっては長所ともなります。


   2.  接写がしにくい


接写用のアタッチメントレンズ、ローライならローライナーという部品を使えば、一応接写もできますが、それがない場合、だいたい最短が1mくらいのものが多いです。寄れないから花のアップとかできない。でも、これも、考えようによっては長所ともなります。


  3.  動くものが撮りにくい


 ウエストレベルファインダーは、ローアングルしやすいという利点はありますが、左右逆像になりますので、散歩中のワンちゃんを撮るときなど、熟練の技が必要になります。めっちゃ練習すると、自然に動くものが追えるようになるらしいですが…

他にも欠点あげればきりがないかと。
しかし、二眼レフは なんか楽しい。

高価なものでなくても メンテナンスされていれば 驚きの写りです。カッコから入るのも とてもよいことなので 二眼レフで遊ぶ人が増えてくれたらいいなとおもっています。

そらのたび

とりおたです。


二年ぶりの北海道の旅。バニラエアに乗って成田から行って
きました。


今回は写真は フィルムカメラのレチナ一台と スマホだけです。
重くないので楽でした。





日常見ることのない空からの眺め。





レチナに初めてフィルムを入れました。空の写真はどんな写りになるのでしょう。


カウンターの調子が悪く 何枚撮ったかわからないのですが、巻きどめはちゃんと
働くので、撮影に支障はないです。


つぎは旭山動物園編に続きます。

スランプ

とりおたです。


撮りたい気持ちはあるのですが なかなか出動できないままです。


気がかりなのは、部屋が散らかっていることかもです。


生活が美しくないのに 外に美しいものを求めに行くのはどうなのだろう。と思ってしまいます。

でも、増えすぎたカメラ類をどう片付けてよいものか とほうにくれてしまいます。

そうやって無駄に時間だけが過ぎてゆく。

しかし、春が近づいてきて、ストーブをつけなくてもあたたかい。掃除をするのであれば、今が一番のチャンス。


仕事も暇になっていますし。やるしかない。


というわけで、部屋をきれいにしてから、新作を撮りに出かけようというところまで考えがまとまりました。


撮影で疲れて帰ってきたときに 部屋がグチャグチャだと疲れが倍増しますが、すっきり片付いていると 気のせいかもですが 疲れが取れる感がありました。


きれいにしていた昔の話ですが。


睡眠時間を削って 早朝や深夜の撮影をすることもなかなか叶わなくなってきています。今は、無理なく撮れるものを丁寧に撮ってゆきたいです。


というわけで もうすこししたら復活する予定です。

カップヌードルしょうゆの思い出

とりおたです。

激しく具合が悪く仕事を休んで寝ておりました。料理もしんどいので こういうときは カップヌードル。





石垣島の 島七味をかけました。おいしさ倍増。


カップヌードルというと思い出があります。


仙台に住んでいた頃 東京の友人宅へ 自転車で行こうとしました。118km走って限界。そこで 自転車を袋に入れて電車で東京へ。


そしてそこから 山梨の友達のところへ行って遊びました。


そこから また東京へ戻り 仙台へ戻ろうというとき あまりに無計画だったため 電車が福島までしかありませんでした。


夜中の12:00に、福島駅で どうしようもない事態に。しかも、雨が降ってます。


所持金800円。どうする。


漕ぐしかない。


で、頑張って仙台へ向け88kmの道のりを走り出します。


安いカッパは 汗で蒸れて 着ている意味もすぐなくなりました。それでもはじめは あたたかいのですが だんだん漕ぐことに体が 順応し また汗も冷えて 寒くなってきます。五月の連休のことでした。


メガネにびっしりついた水滴。対向車のライトで 前が真っ白に見えなくなります。


困難につぐ困難。


800円は のどがかわくので 飲み物代に消えてゆきます。


カッパも破けて 意味をなさなくなり 気力も尽き果てたころ なんとかたどりついた仙台。まだ190円程残っていました。


それでローソンで カップヌードルのBIGを買いました。


とても とても うまかったです。


そのあと ふろを沸かしながら入ってしまい そしてそのまま寝てしまい あやうくゆでダコになるところでした。


具合わるくなってカップヌードルを食べると いつもこれを思い出します。もう体力も落ちているし あんまり無茶するとあぶないですね。


二月のビーナスライン

とりおたです。


たくさん寝て元気を回復して ちょっと遠くの風景を撮りに ビーナスラインへ行って来ました。





これは 途中で 八ヶ岳が綺麗な場所があったので 撮ったもの。遠くから見る八ヶ岳は なんとなく あまり高く見えませんが、ここからの八ヶ岳は 高度感と迫力がありました。





そして ビーナスライン到着。今年も雪が少ないなーと思いつつ 走ってゆくと 今日は富士山がバッチリ見えました。


レンズは55mmを使いました。遠近感が自然というか 肉眼で見たものの記憶に近いと思います。





ここが真っ白けになるくらいに積もりますと、また違った美しさになるのですが、ここ数年それは見れていません。


またいつかは しっかり降るでしょう。





今回一番気に入った写真です。夕焼けになるまで待てばもっと良いのでしょうが…


時間と体力があるときに是非ここの星空を撮ってみたいです。かなりすごそうです。

二眼レフの威力

とりおたです。

年末に インスタで 2018年ベストナインてのが流行ってたので わたしも便乗してやってみたわけですが





二眼レフで撮った写真が上位2位を占めました。


なんとなくですが フィルムで撮ったもののほうが 見てもらえる感があります。

自分でも気にいる絵が多いかもです。


スタイル的にも二眼レフ いい感じですし 撮ってて楽しいので もうすこし出番を作りたいところですが  

将来的にはスキャンを自分でやりたいところ これはいいと思う中判のスキャナーが高価すぎて ちょっと購入が現実的でない感じなのです。


35mm判であれば そこまでではないので 今後しばらくは35mm判で頑張ろうかなということも考えています。


それ以前にデジカメですら撮れていないのですが。


そんなわけで 畳めてちいさくなり 機動力に優れたレチナにとても期待をしています。







チャンスを待つこと

とりおたです。

なかなか更新できず申し訳なく思っています。


若いときは 逆に 残り時間が少なくなった今よりもっと焦っていた気がします。


すぐ結果を出したい。


天気が悪くても出かけていきます。そしてフィルムも無駄に使ってしまう。ガソリンも。


そして 肝心な チャンスが訪れたとき 例えば 流星群が来てるとか 紅葉がピークだとか みたいなときに お金がなく 撮影に行けない。みたいなことを繰り返してきまきた。


今はちょっと疲れが出て わずかなすきに撮影に行く というフットワークの軽さもなくなってしまいましたが、焦って動いて かえって成果が上がらず メンタルも落ちていくということを懸念している面もあります。

撮影には思いのほか集中力も必要です。
無理やり行って 無理に撮っても なかなか思うようないい写真は撮れないということが分かってきました。

今はしかたがない。少し休んで英気を養って チャンスを待たなくては。

待ってる間にレチナも直ってくるでしょう。それとともに復活できるように いろいろ準備していきたいです。


撮影には 機材のこととか、技術面のことがよく語られるわけで 自分もそうしてきたわけですが、どのような心の状態で撮るかが 写真の出来を大きく左右すると感じています。今後はそうしたことも綴っていきたいです。

月と二眼レフも そうやって内容を濃くしていけたらいいな。まだまだがんばります。