とりおたです。
スキャナがあるので、いろんな古い写真を取り込んで遊んでいます。
フィルムが入ってる封筒に、2001年と書かれています。時の経つのは早いものです。
このときは クセナーレンズがついたローライコード3型を持って登ったのでした。
登りは、あまり天気が良くなかったのですが、霧の森なんかいい感じに撮れたはず。しかしその写真が見つからない。
写真やめたときに 断捨離だーって言ってかなりの写真を捨てましたから。もうないかもしれません。で、また見たかったらまた登って撮ればいいんだよみたいに思ってましたよ。
コロナがあったりして また登ればいいってわけにもいかなくなったりしますね。
そんなわけで 撮った写真は 大事にしたほうがよいのかもです。
それでは 写真に行きましょうか。
これは 山小屋で 高山病で眠れぬ夜をこえたあと、八本歯のコル方面に下りる途中で撮ったものです。重たいペンタックスのスポットメーターも、このころは欠かさず持ち歩いていました。いまは 体力もないので、なるべく軽くしたいため、もっと軽いゴッセンのルナシックスを持って登ることが多いのですが、やはり露出の失敗がないのはペンタックスのスポットメーターでした。
このとき 天気が良すぎて、シャッター速度を最高速度の500分の1秒にして、絞りも一番絞ってf22にしても、まだ一段ほどオーバーになる状況でした。感度100のポジを入れていたので、ちゃんと仕上げるため、仕方なくこの露出で撮り、現像に出すときに一段減感というのを頼んだ記憶があります。そのため、彩度が若干落ちてしまっています。
この ローライコード3型のクセナーレンズですが、日沖宗弘さんの本で絶賛されていたので手に入れたのでした。はじめ、あんまり色がきれいに出なくて、そんなにきに入らなかったのですが、夜景を撮るとなぜか一番きれいな色が出ました。内部も傷んでいて 修理に出しても しばらくするとまた使えなくなる。そんなこんなで苦労しましたが、おそらく私が使ったなかでは、一番たくさんフィルムを通したカメラです。
もういまは手元にありませんが。
代わりに トリオターのついたローライコードがあるのでよしとしよう。
また二眼レフと山に登りたいです。