とりおたです。
今年は、自分には無理だろうと思っていたブログを始めることが出来ました。当初の予定では、フィルムカメラの写真のみでやっていこうということだったのですが、フィルム代も大変であり、またすぐにアップできないということからデジタルも使い始めました。デジタルは初心者でわからないことだらけ。しかしすこしずつ研究しながら、すこしずつ良くなって来たように思います。
こんな感じに初めはズームレンズを使っていました。なかなか思うように写らなくて、苦労しました。すると、近所のカメラ屋さんで運命の出会い。
このころは、経済的にも苦しく、デジタル中心に移行していこうと思っていた時の、愚かな衝動買いでした。ところが、このニコンのレンズをEOSデジタルにくっつけようと思ったところから、驚きの展開が待っていました。
この写真を見た時の衝撃は今でも記憶に残っています。あーもうこのレンズだけあればいい。そこまで思ったわりに、その後もいろんなもの買ってますね。
今はEOSを使う時に、ニコンの古い単焦点レンズしか使っていません。自動絞りは働きませんが、私の使い方では問題ないです。
そして、EOSのもう少しいいカメラを使うとどうなるのかな?と気になり、格安で見つけたのがこれでした。
電池がへたっていて、30枚ほどしか撮れない状態でしたが、それでも色乗りのよさにびっくり。
このあたりで、二眼レフを全然使ってない。これではいけないなと、たまに思い出したように使いました。
山の写真はほとんど撮れず
でも気になるものは色々がむしゃらに撮り
トイラボさんに出すようになってフィルム熱が復活。とても綺麗な色が出るようになりました。
駆け足で振り返って見ましたが、できなかったことの後悔はたくさんあるものの、自分なりに頑張ってきたなと思いました。まだまだ、やり残したこと、やりたいことがたくさんあります。すこしずつまた撮ってゆきますので、月と二眼レフを来年もどうぞよろしくお願いします。いつも見てくださっている方々に感謝します。
2016年を振り返って
勝沼の夜景
とりおたです。
山梨では、フルーツ公園の夜景というのが有名です。そのほど近くの勝沼も、小高いところにあるので、まずまずの夜景が見られます。昼間来てみて、お、ここはいけそうだ。と思いまして、さっそく夜にも来てみました。
あわてて出たので水平器を忘れてきました。すこし傾いてしまったかもです。
真っ暗で見えなかった電線と鉄塔が浮かび上がりました。モニターで見たときは、あーこれは失敗。そう思いましたが、現像してみると、これはこれでいいかなとも思えてきました。
なんとなく星空も撮り
ここに来るたびきれいだなーと思う駅も撮りました。
早くスーパーイコンタのテスト撮影をしたいのですが、まずはピカピカにしてからと、日々磨いています。はじめかなりすすけていましたが、丁寧に作業した結果、だんだんきれいになってきています。
ニコンF2 復活後の最初の一本
とりおたです。
完全オーバーホールしてもらったニコンF2で初めて撮ったフィルムが現像から戻りました。
ミラーBOX内に、植毛紙を貼ってもらい、内面反射を少なくしたのですが、こんなにコントラストが上がるのですね。こういう写り方は初めて見ました。
フィルムはISO400のカラーネガです。
夕方に登山を始めたので、山頂での夕焼けに間に合わず、途中で撮ったものです。
やや露出オーバーになってしまいました。もう少し日暮れの暗い雰囲気を出したかったのですが。
三つ峠山頂付近はものすごい冷え込みでしたが、整備されたニコンF2はたいへんなめらかに作動していました。さすが植村直己さんの冒険に使われたカメラだなと思いました。
カラーネガは露出オーバー側に強いと言われているので、不安な時はオーバー目に撮るのですが、夜景では露出がドンピシャに合わないと、綺麗には写らないのだなということが今回よくわかりました。最後の写真だけでしょうか、ドンピシャにきたと思われるのは。
同じフィルムを使い込んで特性を覚えて、といった地道な研究もこれから必要と感じています。まだまだこれから勉強です。
満月の夜の本栖湖
とりおたです。
寒さと疲労と眠気に打ち勝てれば、夜の素敵な写真が撮れる(かもしれない)わけですが、年齢とともに意志が弱くなり、いやもともと意志が弱く、また今度でいいやと寝てしまう日々が続いています。ですので、たまには、えいやっと気合で夜中に出かけてきました。あ、でも考えたら、こないだ行ったばかりですね。
いつも撮りたい撮りたいと思いつつスルーしていた、八ヶ岳を遠望する夜景です。ここは望遠レンズで狙ったほうが良さそうです。次は持って行こうと思います。安全に三脚を立てられるのはここくらいで、もっとずっと展望のいいところは、無理に撮影すると人に迷惑をかけ、かつ危ないので、よい方法がないか考えているところです。
月がめちゃくちゃに明るくて、夜中でも富士山がハッキリクッキリでした。ファインダーは暗くて、電線が入ってしまったのは現像していて気付きました。まあやむをえません。
フィルムでも撮ろうかと用意はしていったのですが、フィルムを装填する気力もないくらいの疲労で、デジカメで撮るのでやっとでした。
なぜヘロヘロの中撮影に行きたかったかというと、富士の雪が積もったばかりで美しく、月明かりに映えてとてもいいだろうと考えたからです。思った通りの状態でした。フィルムでも撮れればよかったなと思います。もったいないことをしました。
うっかり落札してしまったスーパーイコンタ6×9です。このままでも撮影はできそうなのですが、念のため整備に出そうかと考えています。どんなふうに写るのか今から楽しみです。
河口湖のイルミネーション
とりおたです。
三つ峠から無事下山して、まだ体力が残っており、ついでにフィルムも撮りきれずに残っていたので、河口湖に行きました。いつも車を置く場所が満車状態だったので、広い無料駐車場のほうへ向かいましたところ、ホテルの前にキラキラの電飾がありました。これはいい被写体になるぞ、とひらめき、無料駐車場からテクテク歩いて撮りに行きました。
久しぶりに、よいものが撮れました。カビカビの、ニッコールオート35mmです。カビのおかげでソフトで幻想的な光景になりました。ちゃんと修理に出したいという気持ちと、このソフト描写が捨てがたいという気持ちで揺れています。
ニッコールオート35mmf2.8
振り返ると、いつも同じことを書いていて恥ずかしいなと思いました。
近所のコスモス その2
月明かりで富士山もいい感じでした。
ちゃんとしたレンズでも撮ったのですが、このふんわりが今回はいい感じでしたので、すべてカビレンズの写真になってしまいました。遊び気分で、わざとピンボケにしてみたのが下の写真です。
フィルムは感度400のネガを使いました。そちらもどんな風に写ったのか楽しみです。
三つ峠の夕暮れ
とりおたです。
日曜しか休めないと、ついつい一日中寝てしまうわけですが、せっかくの天気にもったいない。カメラも直してもらったし、使わないともったいない。そう思って、三つ峠に登って普段は撮れない夕焼けを撮ろうと考え、出発しました。
国道が渋滞して、登山口には3時半ころになってしまいました。あわてて登り始めたところ、登山を終えて帰ろうとしている方とすれ違い、挨拶をしました。え?今から登るの?という顔をされてしまいました。そうですよね。非常識な登り方だなと自分でも思いつつ、一歩一歩進みます。
このところありえない運動不足で、登山でこんなにきつかったことはないなと思ったほどでした。1時間の登山だから重くてもいいかなと、EOS-1D、ニコンF2の両方と、ハスキーの三脚を手に持っての登山で、重さも厳しかったのだと思います。
なんとか可能な限り急いで登り、三つ峠山荘に到着すると、すでに太陽は没していました。さて、気を落とさずに撮ろうかな。
この時点で、帰りの道の暗さを考え、早く撤収しなくちゃと、そればかり考えていました。登山を楽しんでいたとは言えないですね。汗も冷えてきて、こごえてきました。ヒートテックは登山向きではないというのは承知していたのですが、まあ、ちょっとだからいいかなと思って油断していました。汗がすっと乾く化繊のものを着ないとこの時期は危ないですね。霜柱バリバリでした。
そんなだから、こんなふうに失敗もしてしまいます。ただ、今回は、忘れ物をしないようにというところは気をつけることができました。あとで気づいても、もう一度登って取りに来るのは無理そうですから。
今日は、ピンボケにしたことには気づき、撮り直すことはできました。よく寝たせいか頭は比較的回っていました。
そして、風が強くなり、いよいよこごえてきたので、下山しました。真っ暗になったのでヘッドランプが頼りです。いつもながら心細い道のりでした。車に戻ってくると心底ほっとします。
国道と天下茶屋を結ぶ山道で、鹿さんに出会いました。そして、いい感じの富士山を見つけたので、あわてて一枚撮りました。
次は、雪が降った朝に、一面の銀世界の中、朝日に輝く富士山を撮りに、またここに来ようと思っています。次はもう少し装備を考えないといけないですね。12月の寒さはあなどれないです。
EOS-1D Mark IIの電池
とりおたです。
EOS-1D MarkI IIは、カメラ自体の調子は良いのですが、中古で購入して、バッテリーがへたっており、満充電にしても100枚も撮れないという状態で半年耐えました。さすがにこれから寒くなるから厳しいなと思っていました。メーカー純正の電池もまだ購入できるようなのですがいかんせん高価でありためらっておりました。
また、この旧EOS-1Dの電池は、ニッケル水素電池であり、使用途中での充電はメモリー効果があるため、推奨されておりません。そして、充電して、使わないでいても、だんだん放電して行ってしまいます。わかりやすくまとめると、使い切ってから充電しないと、電池の持ちが悪くなる。そして、充電してから日をおくと、電池が勝手に切れていくから、充電したらすぐ使わないとならない。使い勝手の非常によくないものです。
それでもこれにしたのは、ニッケル水素電池のほうが耐寒性があるという情報があったからです。(もちろん旧型だから安いという理由が一番おおきかったのですが) それにしても使い勝手が悪く困ってはいました。
いろいろ調べていたら、エネループという優れた電池があり、メモリー効果も気にせず途中からの充電もでき、しかも自然放電しにくいという話です。電池パックをバラしてこのエネループに交換するという方法があるとのこと。見てみると、相当技術的に難しいようです。あーこれは間違いなく、私なら壊してしまう。それで自力での交換はあきらめておりましたが、ヤフオクで、なんとこれをやってくださる方を発見し、電池を送って交換を依頼しました。
でかくて重いですが頼りになるやつです。画素数も少ないですが、スペックには出ない良さがあると感じています。
こんなふうに仕上がって返ってきました。これで、何百枚も撮ることができ、いろいろと使い勝手が向上しました。主力としてますます活躍してくれると思います。本当に感謝です。
EOS-1D Mark II で甘利山の夜景を撮る
このときは、全然ノイズが出なかったのですが、先日の夜景撮影ではノイズが出まくりです。
夜の河口湖
とりおたです。
精進湖から国道300号、本栖湖を撮影し、そのまま三つ峠に登って朝日を撮るまで徹夜で頑張ろうと思っていたのです。ところが、月が沈んでしまい、真っ暗闇になってしまい、この中を登山は少しきびしいかなーと悩みました。
暗闇怖い
臆病な自分をさらけ出した過去の記事です。
熊って明け方に活動するんだよなー怖いなーと思っているうちに、眠気も出てきて、結局河口湖でお茶を濁してしまいました。
左側に飛行機なのかヘリコプターなのか、何か飛んでいたようですね。
ノイズが出てしまいました。EOS-1Dでは、いままでほとんどノイズが出なかったので安心していたのですが、なにか設定などで解決できないものか、研究が必要なようです。
同時にニコンF2にて、フィルムでも撮っていますが、まだフィルムを使い切れておりません。一枚一枚丁寧に撮っています。
Stars
こちらは、5月に同じ場所を撮ったものです。こちらのほうが星も綺麗に写りました。
星の精進湖
とりおたです。
十分に昼寝ができたので星の撮影に出ることができました。氷点下になっていて、霜も降りていましたが、あまり寒く感じませんでした。
ひさしぶりの夜の精進湖でした。星明かりに浮かび上がる富士が、神々しく見えました。この一枚は、車のライトの明かりが入ってしまい、湖面が明るくなって、失敗したかな?と思いきや、なんと、これが一番よかったという。怪我の功名でしょうか。
そして本栖湖へ移動したら、厚い雲があっというまにたちこめてきました。
EOS20Dだとノイズが出るけども、EOS-1Dではノイズが出にくい、と思っていたらそれは勘違いでした。1Dでもノイズはこんなふうに出ますね。ノイズがなぜか少ない場合もあり、まだ条件が読み切れておりません。やはり暗いところの性能では新型のものに大きく劣るのでしょう。
そして国道300号の夜です。本栖湖のトンネルを下部方面に抜けて、ほんの少し走ったところに展望台があります。なにやら誰かの歩く音が聞こえて、ビビってあわてて撤収して車に戻りました。我ながら臆病者です。
ニコンF2 完全復活
とりおたです。
さあ誕生日だ、自分用プレゼントにカメラを買おう!と思って、部屋を見渡すと、棚に入りきらずあふれたジャンクカメラの数々。ジャンクと言ってはかわいそうなのですが、どこかしら不具合を抱えて安く出ていたものたちです。おいおいこんなにしまいきれないくらいあるのに、お前はまだ買おうとしてるのか?
という声がどこからか聞こえてきました。そこで、不具合のあるカメラを復活させるというのが今回のプレゼントとして良いのでは、とひらめきました。そこで、フィルムカメラ部門の主力である、ニコンF2に入院してもらいました。今回は、福島県にある、猪苗代カメラ工房さんに、オーバーホールと、ミラーBOX内に内面反射防止のため、植毛紙を貼ってもらうカスタマイズをお願いしました。
ありえないくらいに好調になって帰ってきました。猪苗代カメラ工房さま、ほんとうにありがとうございました。
はやく使って見たいです。内面反射防止の効果はどのくらいあるのでしょうか。きっと、寒い中でもしっかり動いて、いい写真を生んでくれるのではないかと期待しています。
ニコンF2 使い方
ニコンF2 落下
ニコンF2 その2
韮崎の花火を甘利山から ニコンF2で
フィルムでコスモス
フジカラープロ400H
ニコンF2で撮影した記事です。購入後からの苦労の足跡ですね。
猪苗代カメラ工房
猪苗代カメラ工房さんのホームページのリンクです。