とりおたです。
古いカメラを楽しんでいろいろ集めていますと、三脚の穴がでかすぎて使えないものに出会うことがあるかと思います。
私も、そういう時があります。
以前持っていた大ネジ穴をもつローライコードは、運良く、大ネジ→小ネジアダプターがはじめから付属していて、助かりました。
ところが、今年の春頃衝動買いしたローライコードは、大ネジ、かつアダプターなしの状態でした。
せっかく修理に出して使えるようになったのに、この大穴のせいで、ここまで出番ゼロ。
この穴が小さければ、このローライを北岳に連れて行ったのに。
そこで、ググッて探して、ビックカメラで三脚ネジ穴アダプターを、ゲット。
ネジの長さが合っていない!
これでは使えないので、ネジをヤスリで削り落として、合わせようと考えていました。
ところが、ヤスリは、ほんのわずかな微調整には向いていますが、こんなにたくさん削るとなると、手首や肘が腱鞘炎になるかもしれません。
ならないとしてもかなり疲れそうなので、そのまま放置していました。
そんなある日、ネットサーフィンしていたら、もう少し短いネジを見つけたので買ってみました。
1円玉をドライバー代わりにして、締めてみました。
この、セミイコンタくんも、今後のメインカメラとなり大活躍する予定です。ブローニーフィルムが使えて、ローライ35と同じくらい軽い。もちろん小さく畳めます。山で最強。
このイコンタくんにも装着してみました。
これで、山に登って、星々を三脚で撮れます。
着々と準備が進んでいます。あとは、体を鍛えないとなりませんね。
三脚大ネジ→小ネジアダプター
手放す前に しばし考える
とりおたです。
ここ最近、ものすごい内容の濃いブログにいくつも出会い、ひたすら読むうちに、
内容の薄いブログをだらだら書き続けてきたことになにか気後れといいますか、恥ずかしさを感じ、
暇はあったのですが、筆が止まってしまいました。
そして、使ってない機材を片付けて(処分して)狭いおうちを少しでも広くして、気分を一新しようと考えました。
それでさっき片付けを始めたのですが
ブログを始める少し前のことです。まだデジカメを使ったことがなく、やるならフィルムでというつもりでした。それで、その昔に使っていた機材がなつかしくなり、ハードオフなどのジャンクカゴから救出したキヤノンFT-bです。2台も集まってしまった。
そして、ズームレンズは使わない主義だったのですが、これからは使ってみようか。そういう気分にもなったので、2本仕入れてみました。
2000年頃でしょうか。中古カメラGETという雑誌を愛読していました。そこで、キヤノンの80〜200mmズームの変遷 というような記事がありました。そこで、驚いたのが、旧型FDレンズが一番クリアに写っているのです。(私にはそう見えた)
それはずーっと心に残っていたわけです。
ズーム使うならこれだな。そう思っていました。
ヤフオクで探したらなんと800円。
伝説になるくらいの名レンズらしいのですが、新しいカメラにもくっつけられるニコンのレンズと違い、キヤノンFDレンズは、フランジバックの関係でデジタル一眼レフでは使えず、価値なしと思われて、ほぼ、投げ売り状態となっています。
これで素晴らしい写真が撮れたらいいな。そう思ってGETしましたが、そのまま一度も使わず3年近く経ってしまいました。
もう、リサイクル屋さんに持って行こうと、思いつつ、FT-bにつけて、部屋の中をいろいろと覗いてみました。
ものすごくしっくりです。
このズーム、望遠のわりに最短撮影距離が短いので、寄って撮ることができて、かなり使いやすいのです。写りも、ネットで作例を探すと、ほんとにきれい。
あーこれは、捨てたらいけないな。
もう一本ズームがあります。
いわゆる標準ズームというものですが、こんなにズーム比が狭いものは、今はもう売られてないでしょう。
このレンズが出た頃というのは、ズームは写りが悪いから、プロは絶対使わないというのがもう基本だったようです。キヤノンでは、プロでも使えるズームを作ろうと、なんとこのレンズ一本に10年の歳月をかけて開発を行ったとのことでした。
1つの商品に10年かけるのは今の時代では、きっとないでしょう。
そんなことで、きっとこのレンズは、開発者たちの魂がこもってるのではないかな?とGETしました。
ところが、まだ一度も使っていません。
幸い、2台あるFT-bボディの、1台は普通に使えるので、このレンズたちで本気で撮影してみて、それから手放すか決めたいと思います。
なんだか、書いているうちにやる気が出てきてしまいました。
何を撮ろうかな。